活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

Qlixのもう一歩。

2011-10-15 18:58:36 | Weblog
ペンタもびっくり。7の3乗=343通りのカーコーディネートカメラQlixです。
ボディ、シャッターボタン及びレンズプロテクターを7色の組み合わせで自在にカスタマイズ。しかもシャッターボタンとレンズプロテクターは各525円とお手軽価格です。厚さ21.4mmとスリムで操作系も実にシンプル。
これはいわゆるひとつのファッションアイテムですねえ。今様エクシリムS1と言ったらホメ過ぎだけど、欲しい。
スペックとしては、1/2.5型CMOSの610万画素といい線で、レンズが38ミリ相当で今どき少しアレだけど、単三電池使用可が泣かせる。
これで写りが・・・と思ったら、普通によい写り
うーん。いわゆるひとつのトイカメラを目指したものではないんだよ、という主張なんでしょうけど、やっぱりちょい惜しいような。

涼宮アス比の考察。

2011-10-13 22:02:32 | Weblog
アスペクト比を考察する
This is 田中さんの主意は、フジX100がアスペクト比3:2なのにX10が4:3なのは気に入らねえ、ということなんですが、何気に末尾に“これは余談ですけど”、
というわけで来年発売予定のフジのミラーレス一眼のセンサーが「4:3」か「3:2」か、ぼくは興味津々だし、近々発表されるだろうキヤノンのミラーレス一眼のセンサー・アスペクト比も同様に気になる。
との一文。
つまり、ギョーカイの知る人ぞ知る情報では「近々発表される」状況にあるわけなんですね。
また、深読みすると、フジのミラーレスとキヤノンのミラーレスには関係あるようにも読める。
ひょっとして、S-Proシリーズでニコンと組んでいたフジは、今度はキヤノンと同盟か?
そういえばちょっと前にキヤノンEFマウントのフジノンレンズが発売されるという噂もあったな。
うーん、どうなんでしょう。
巷のウワサでは、キヤノンは10月18日にEOS-1D系、10月26日にプリンター、11月3日にビデオカメラの新製品発表を予定ということですが。

鏡なしのフジ(2)。

2011-10-09 10:20:58 | Weblog
フジの一眼にNEXマウント採用、と言うことは、ソニーにうま味はなさそうですので、ありえないでしょう。
じゃあどうすりゃいいのさ。
で、案。
1)ライカMマウント、APS-Cあるいはフルサイズ
もちろんレンズはMF。MマウントやLマウントはもちろん、アダプタを介して古今東西の35ミリ一眼レフ用のレンズが使える。これ、一番需要がありそう。
2)新マウントだがリコー・ペンタックスと共同開発、APS-Cサイズ
リコペンはQとは別に次世代メインシステムに据えるミラーレス機を開発中のハズ。ここに乗っかる。オリ・パナ連合に対抗して、リコペン・フジの同盟軍を結成。

いかがでしょうか?ダメ?

X100が意外な(?)ヒットだったというのがあるかも知れませんが、フジ伝統のネオ一眼タイプのX-S1までもが「Xシリーズ」なのは違和感ありあり。
ミラーレスにまで色気をだすより、フジはレンズ固定の高画質機―6×9や6×7のGシリーズのような機種、例えばX100のフルサイズバージョンとかを出した方が受け入れられるような気がします。

多角経営へ方向転換中の富士フィルム。今やあの大コダックが火の車であり、もはや鏡となる企業ビジョンがない状態でしょう。
コニカみたいにならないで、「写真」の分野で生き残って欲しいものです。

鏡なしのフジ。

2011-10-06 22:23:26 | Weblog
フルサイズセンサを搭載した一眼レフの品質、画質レベルを凌ぐ解像力、低ノイズを実現する
―とアドバルーンを打ち上げた富士フイルムのミラーレス機宣言ですが、結局センサーサイズとマウントはどうなるのか。

センサーサイズについては、「フルサイズセンサを凌ぐ」と言っているので、1/2.3型や1インチでは物理的にも無理。
少なくともマイクロフォーサーズ以上でしょうね。
となると、マウントとしては、現状はマイクロフォーサーズとNEXしかないわけですが、ここに来て前者ではないとの情報が流れてきています。
つまりフジのミラーレス機は、APS-C(またはAPS-H)相当のセンサーを採用し、NEXかあるいは独自マウント、ということになります。
しかし、今更、フジが新マウントでシェアが期待できるかはかなり疑問。今後のキヤノンの参入も考慮したら、新マウント採用は自殺行為とも言えそう。
そこで、





カメラの敵。

2011-10-05 19:57:01 | Weblog
iPhone 4Sが発表されました。
auのiPhone参入で風雲急を告げるスマホ市場ですが、4Sの注目点はそれだけじゃあありません。
4Sでは4から比べてカメラ機能が大幅グレードアップ
画像エンジンは「デジタル一眼レフカメラと変わらないほどレベルの高い画像信号処理機能」、レンズはF2.4と明るくなり、800万画素裏面照射イメージセンサー、カメラ起動時間の短縮、動画手ぶれ補正、ノイズリダクションなどなど。
あと、円形絞りはいいけど、絞るとけられるのはどういうわけだ(笑)。
もひとつ、4もレンズはF2.4ぢゃないかという話がありますが、やはり実はF2.8だったとか(笑)。

今やFlickrへの投稿はiPhoneがトップだそうです(2位はニコンD90)。
ますますコンデジ、いや純カメラ(?)の立場が危い。

Qの新世界。

2011-10-04 21:03:06 | Weblog
ペンタQのレンズ同化は35mm一眼レフ用に留まらず。その真骨頂はCマウントですね。
組み合わせれば、大きさもデザインもぴったりな感じ。
Qのフランジバックは9.2mm。Cマウントは17.526mmですし、CSマウント12.5mmも余裕でOKです。
また、ペンタックスの現役Cマウントレンズはいっぱいありますので、純正セットで楽しめるのがミソ。
ところで、知らなかったのですが、Dマウントというのがあるんですね。
主にダブル8のムービカメラで使用されたレンズで、フランジバック12.29mm。おおこれもイケる。
で、この組み合わせがまたイイ。
Qこそ、まさにボーグ級のレンズ征服度ですね。
ちなみにニコン1のフランジバックはセンサーが小さい割りに大きくて17mm。マイクロ4/3やNEXと同等。
もうちょっとがんばって欲しかった。

コダック危うし。

2011-10-01 22:48:28 | Weblog
米コダック:破産申請含む選択肢を検討、特許売却が難航
保有する特許資産の売却交渉で、買い手候補に難色を示されていることが理由だということですが、特許の切り売りで会社をやってるのか、コダック。
世界最大のフィルムメーカーにして、規格を決めることができる唯一の会社。日本のメーカーもいつかそのポジションに達したいものだと言われていた(20年以上前ですが)、あの大コダックが。
フジは現在路線転換中で、コニカはとっくに写真フィルムから撤退。まさに栄華盛衰。
でもコダックは、米国ではデジカメでもトップシェアだったはず。が、コンデジの収益ではダメなんでしょうね、今や。
なんとかがんばって欲しい。最終的に中国に身売りして生き残るとかになりませんように。