活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

そのままの君じゃダメ。

2010-04-22 20:46:59 | Weblog
またまた中国ネタです。
日経リサーチ 各国のデジタルカメラ事情
中国(譚 林心さん:以下中国): 「中国の最近の携帯もほとんどカメラ付きになってきましたが、あまり利用していません。というのも、画素数が少なく、上手く写真が撮れないし、撮影した写真をメールで送ることができないからです。」
山谷剛史の「アジアン・アイティー」:中国人が「携帯電話で撮影しない」理由
日本人観光客の多くは携帯電話のカメラで気楽に写真を撮るが、中国ではそのように撮影する人はほとんどいない。中国人は“記念”写真というものをとても大事に扱うため、画質の低い写真は残したくないのだ。
コンパクトな携帯電話よりも高機能高価格のスマートフォンを所有することが偉いのであり、そして、コンパクトデジタルカメラよりも見ばえのする大きなデジタル一眼レフカメラを所有することが偉いのだ。

essay 日本人と中国人のカメラ事情
中国人はというと、巨大な一眼レフカメラを首から3つも4つもぶら下げている。ヨーロッパにおける 「カメラ=日本人」 という構図は、ここ数年で変化しているのだ。今はもはや 「カメラ=中国人」 というのが正しい見方らしい。つまりこれが今にちの中国人の 「カメラ = 富の象徴 = ステータス」 なのだ。そのカメラを一台でも多く肩から掛けて歩くこと、それは今の中国人にとってこの上なく誇らしいことなのだ。
「カメラ=日本人」 という構図が崩れたのには大きな意義がある。つまり我々日本人は、ようやく 「高価なものを持ち歩きたい」 という一つの見栄から脱却することに成功したのだ。

確かに明治150余年をしてようやく「脱亜入欧」が成ったのかも知れない。
しかし,あの頃の日本が輝かしくも懐かしいのは何故なのか。そして今,中国がその時にあることが羨ましくもあるのは。

中国: 「中国でも、”山寨 (さんさい)”と呼ばれるノンブランドのデジタルカメラは多く出回っています。有名ブランドの商品をコピーして、ほぼ同じ性能のカメラを正規商品の5分の1、10分の1くらいの値段で販売(200元-300元)しています。」

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