活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

瓦礫の岸辺のアルバム。

2011-03-25 23:56:30 | Weblog
がれきの中のアルバムや記念品…保管か廃棄か
津波で発生した大量のがれきの撤去で、家庭のアルバムも処分してしまっていいものか、ということを自治体が悩んでいるとのことです。
法律では経済的価値のないものとして廃棄できるようなのですが、個人にとってはお金には換えようのない大切なもの。
思い出が戻ってきた―津波で散乱したアルバム、持ち主に
津波で街中に散乱していたアルバムを住民が拾い、持ち主が見つけれるように役場に展示しているそうです。その数、200冊。
結局、政府の方針として、
東日本大震災:「アルバム、保存を」 がれき撤去で政府、市町村に要請
アルバム、位牌はしばらく保管、損壊家屋撤去の指針
となったようです。
災害時に持ち出すべきものといえば、現金やカード、証書類は優先としても、次に大事なものはやはりアルバムだと思います。アルバムは家族の歴史そのもの。
持ち出せず、流されてしまったのは無念だったことでしょう。
少しでも多くの持ち主に戻ることを祈らずにはいられません。

富士フイルムのWebサイトで、写真プリントが水などをかぶった時の対処法を紹介しています。
しかし今や写真はデータのままで保管していて、プリントしてあるものは少ないかも。
ハードディスクに入っていたものは水没でパー。DVDやSDカードに入っていれば、水濡れからは助かったでしょう。
そうこう考えると、オンラインアルバムでデータを分散保管しているというのが一番安全なことになりますね。
今回を機にそんなクラウドなサービスも出てくるかも知れません。

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