活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

むっつり右兵衛撮物帖 妖玉筒丸変化。

2008-08-01 01:15:53 | Weblog
タムロンAF18-270mm F3.5-6.3 DiⅡ VC(Model B003)を開発
18-250mmの望遠側が微妙に伸びて,世界初・世界最大ズーム倍率「15倍」を達成だそうです。
何たって,かの大ヒット作 AF28-200mm F3.8-5.6(Model 71D)(1992年)やAF 28-300mm F/3.8-6.3(Model 185D)(1999年)のタムロンですから。とにかく伸ばすことに意義がある。
ズーム初体験がシグマミニズーム39-80mm F3.5とタムロン80-210mm F3.8-4(Model 03A)だったおじさんにとっては,まさに隔世の感ありです。

さて,ミスター高倍率がタムロンなら,元祖高倍率はトキナーとか。
1983年には,数多くのズーム比4倍以上のズームレンズが登場していることにも気がつく。このことからも,トキナー「35mm-200mm F3.5-F4.5」はまさに高倍率ズームレンズ時代の幕開けを飾ったことが言えるだろう。
そして,1983年に登場したズームレンズで注目すべきものは,28mm-135mmというほぼズーム比5倍のズームレンズである。


この25年で,5倍,7倍,10倍,15倍とズーム比は順調にアップしてきました。
はて,この先,20倍,30倍になってゆく可能性はあるのか。
うーん,これはいかに田村の右兵衛殿でも困難の義にて候。
15倍もAPS-Cサイズ用だから可能なのであって,フルサイズ対応であれば,とても手持ちする気になれない大きさになっていたでしょう。
ハンディなレンズとしてはこのあたりで限界のような気もします。

一方,その点,可能性が大きいのはフォーサーズ。
あのちっこいイメージサークルなら,もっと高倍率までイケそうな気がする。
が,今はシグマが従来品を流用しているだけで(><)。
タムロンもフォーサーズに参加して欲しいなー。