山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

席を譲られる?

2013-04-17 01:01:58 | 日記
今日は、電車に乗った。そんなに混んではいなかったが、数人が立っているくらいだった。
夫が1つだけ空いている席に座った。今日は休日だが疲れが取れていないそうだ。実は、夫の場合、それはもう30代くらいからのことで、ひんぱんに夜勤があるから仕方がないのだが、本当に若いころから、必ず夫が座席に座り私は立っているというのが習慣である。それは確かに、夫が40代では私が30代、夫が50代では私が40代、夫が60代では私が50代ということで、常に夫が年寄りだからでもある。
しかし、ちょっと注意して見ていると、一般に電車の中では、夫が妻に席を譲っている場合が多い。だいたい空席の前に夫が立つと、妻を座らせるというパターンである。それがうちでは逆であるが、まあ、私は疲れていないことが多いので、自分が立っているのはなんとも思っていない。

ところで、今日もそういう具合だったのだが、横並びの席に夫が座り、その前に私が立っていると、夫の隣の隣に座っていた若い男性が、ふっと席を立って出入り口のほうに歩いていった。その人は別に降りるわけではなく、そのあたりにずっと立ってスマホの画面を見ているようだった。そのしぐさは、何気なく気をきかせて私に席を譲ってくれたように見えた。

あれっ、いったい何歳に見えたんだろ?まさか、60代に見えたりなんかしてしまうんだろうか?数か月前に若い女の子からも席を譲られそうになったことがあるので、若者から見るとこれは私もかなりの年齢に見えているのかもしれない。顔がよほどくたびれているんだろうか? ちょっと複雑な気分である。

私は、まだまだ、席になんか座る必要はない年齢なんですよ、だいたい、まだ40代ですから。・・・なんて、・・うそぴょ~ん。
でも、これから自分は40代だってことにしておこうかな。
などと色々空想を広げていた。若者のそのさりげない気配りは嬉しいので、せっかく立ってくれたのだから座りたいのは山々だけど、やっぱり私は席に座る年齢ではないのだよ。う~ん、でも好意を無にはしたくないけど、やっぱりなあ。

これが、夫のすぐ隣の人が立ったのなら迷わず座るわけですが、1つ抜かしで他人を挟んで座るというのも・・・。本来なら、その夫の隣の人が気を利かして、空いた席にずれてくれるのがいいのだけどね。でも、いちいちずれる義務があるわけじゃなし、その人に非はありません。

で、ちょっと迷いながらも、空席はそのままにして、やっぱり立っていました。もしかしたらお年寄りが乗って来る可能性もあるわけだし・・・。

今思うと、あの席を譲ってくれた人は、私が年寄りに見えたからではなく、夫婦連れでありながら1人だけが立っていることに気を使ってくれたのではないかと思う。

きっと優しい人なんだろうね。