ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

13/01/26 八代目勘三郎の若き日の写真展に行き図録を買ってきた

2013-02-03 23:59:57 | 美術・本

私の高校時代のスクラップブックから八代目勘三郎の若き日の舞台のグラビア写真が見つかったこととあわせて林義勝氏の作品展「中村勘三郎―1975~1982―」情報のことも1/12の記事に書いた。
1/7から本日2/3までJCIIフォトサロンで開催されていて、当初は1/14の新橋演舞場昼の部観劇後に都営バス「都03」に乗って半蔵門まで回って観てくる予定だった。しかしながら大雪のために断念し、玲小姐さんとご一緒した1/26の国立劇場観劇後にリベンジで行ってきた。
英国大使館の素敵な建物のお隣の敷地にあるJCIIフォトサロンの一角の展示コーナーに観にきている人はけっこういてご盛会。ひとつひとつ丹念に見ていったら、まさに私たちの高校時代に見たテレビドラマなどに出ていた若々しい姿の写真もたくさんあった。
残念ながらその頃の歌舞伎でのお姿は現実には観ていなかったので、立役の姿が当代の勘九郎に女方の姿が七之助にそっくりなものも少なくなくてびっくり!DNAを痛感。

最初から1500円の目録を買うつもりで来たが、林義勝氏ご自身もいらしていて見学しているお客様に説明をされている。1部買ってサインをお願いしたところ、表紙裏に万年筆で素敵に書いてくださった。冒頭の写真が、その目録をフォトサロンの封筒の上に置いて撮影したもの。
その表紙になっている大河ドラマの「元禄忠臣蔵」の大石主税役での楽屋での写真(1975年)が一番好きだということと、写真の説明に林氏ご本人が会心の一枚とあった「鏡獅子」での毛が逆立っているところを捉えた一枚も本当に素晴らしいとお話しさせていただいたら、「鏡獅子は30回は撮っていて、この一枚が撮れた」というようなことを本当に嬉しそうにおっしゃっていた。
写真展でその写真家さんのお話を聞くことができるのは、本当に有難いものだ。

勘三郎の写真集といえば、襲名披露興行直前の2005年3月に出た写真集『新しい勘三郎~楽屋の顔』を買ったものだ。そのことに言及した記事はこちら
今回の図録、林義勝作品集『中村勘三郎1975-1982』は通信販売でも買えるとのことで、ご紹介。


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