Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

お宝さん ボストン156PEII 購入記 3(No.2726)

2023-09-02 14:10:01 | グランドピアノの買い方・選び方

方針 : 妻佐伯周子のために購入した ヤマハC7LA-XP, スタインウェイB, ベーゼンドルファーインペリアル, 久保田彰2段鍵盤チェンバロ と同じ密度でアドバイスする


  4回の購入を振り返った。

  1. ヤマハC7LA-XP → 特注品


    該当せず
  2. スタインウェイB → 3台から選定


    可能ならば選定したい
  3. ベーゼンドルファーインペリアル → 中古


    該当せず
  4. 久保田彰2段鍵盤チェンバロ → メーカーを選んだ


    似た事象と感じた

ボストンピアノ は販売店に拠り、品質ムラが激しく大きい


「設計は同じ」「製造は同じ」なのに、ムラが激しく大きいのが、ボストンピアノの最大の特徴、と言って良い。「アメリカンなピアノ」と公表しているHPもある。今はヨーロピアンピアノなのにwww

スタインウェイ、ヤマハ、カワイ に比べて、ムラが大きいのである。
なぜ、ボストンピアノはムラが大きいのか?

量産型なので技術力が高い技術者だけでなく、技術力が低い技術者も製造しているから



  1. スタインウェイS は、年末まで「日本販売分全台数予約済」(1台? 2台?)
  2. ボストン156PEII は、8月だけで「日本全国で33台」

量産である。2桁製造数が違う!
全台スタインウェイ並みにはならない、と感じる。では、どうすれば「当たり」を選べるか?

過去最高のボストンピアノ = スタインウェイジャパン表参道店の 156PEII(2022年末試弾)


  自店に置く。ごく自然な行為である。チェンバロ選びの時は、「過去聴いたチェンバロで最も良かった = 初台の 近江楽堂チェンバロ = 久保田彰製作」だったので、久保田彰に製作を依頼した。

 尚、「松尾楽器商会 閉店」google検索でトップに来るのが、スタインウェイの老舗、松尾楽器さんが閉店 «  「ピアノでココロ豊かな人生を」ピアノ愛好家のための 浜松ピアノ店 である。日付が最重要。2022.12.20 。閉店してから2年弱経過した後である。「スタインウェイ & ボストン の良いピアノが(納得価格で)入手出来なくなった」のが原因、と私高本は類推している。浜松ピアノ店記事が正しいならば、スタインウェイジャパン設立後も「日本のスタインウェイの半数以上売上=松尾楽器商会」であった。浜松ピアノ店は「スタインウェイジャパン特約店ではない」ので、松尾楽器商会から仕入れていた。半分以上売上の松尾楽器商会からすれば、兵庫県西宮市より西では、多分最高売上店=浜松ピアノ店 であろうから、「良いピアノ」を適正価格で販売していた、だろう。この時代は、浜松ピアノ店は積極的に スタインウェイ&ボストン を販売していた。
 その後は、浜松ピアノ店は「良いスタインウェイ&ボストン」入手困難になった。顧客リストは全て スタインウェイジャパン に報告される。経由販売店情報を含む。2年弱で、松尾楽器商会から仕入れ時代よりも悪くなった。「ファツィオリ礼賛」もこの時期からである。

◎浜松ピアノ店からボストン購入は、2023年4月には「良いピアノ」がかなり難しい

出来ムラ多いボストンピアノは「当たり」を掴んで欲しいからなあ。
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