Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

ピアニスト佐伯周子の魅力を探る (No.1389)

2006-10-04 22:37:17 | ピアニスト・佐伯周子
 ブログを書こうと思って「Piano Music Japan」を開いたら、何と

洗足学園音楽大学

から、トラックバックを頂いていた! ありがたいことである。「シューマン : 交響的練習曲周辺」を書くつもりだったが、佐伯周子 が現在研鑽を積んでいる洗足学園音楽大学から、トラックバック頂いたお礼に私高本から見た「ピアニスト佐伯周子の魅力」を記載したい。
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ピアニスト佐伯周子の魅力を探る


 佐伯周子のピアノを聴いたのは、もう5年半前になる。 初めて聴いた時は「泥の中に、ダイヤの原石が無価値のように転がっているピアニスト」に聞こえた。 考えてみれば、大学入学当初なので、そんなモノかも知れないのだが、岡原慎也 や 川上敦子 の音楽を聴いていた私高本にとっては、
  • 惹きつける魅力は強い
  • 作品(← もしかすると 作曲家?)別の段差が激しい

と感じた。 現在「シューベルト完全全曲演奏会」を実行しているが、

  1. 最も初めに魅力を感じた → スクリャービン
  2. その次に魅力を感じた → モーツァルト

が当初である。 う~ん、「シューベルト」は「当時の佐伯周子のレパートリーに無かったのか?」 よくワカラン。

 最少に言って、スクリャービン + モーツァルト に シューベルト を足した作曲家の主要作品は素晴らしい! 日に日に伸びていくピアニズムは、洗足音楽大学 の教育の成果であると思われる。
  • 矢野裕子
  • 小林仁

に師事しているとのことだが、どんな秘法があるのか、教えて頂きたいモノである。

・・・で、全てが良いかと言えば、「作曲家の相性」が少々あるかも知れない。スクリャービン と 1才違いであり、同級生のラフマニノフ! これは私高本が聴く限り、どうも「佐伯周子では よくワカラン」状態が本日まで続いている。 単純に私高本の「ラフマニノフ理解」が不足しているだけかも知れないのだが。(あっ、「作曲家論 : ラフマニノフ」が進んでいないじゃないか!!!)
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 『若者の可能性は無限だ!』

と言ったのは、誰だった? 思い出せない。 しかし、佐伯周子 のピアノを聴く限り

  1. 才能がある
  2. 引き出せる指導者がいる
  3. 相性が良い

と、青年時代には、私高本には信じられないほどの「力」が産まれるようだ。 次回 『佐伯周子 ベーレンライター新シューベルト全集に拠る全曲演奏会 Vol.3』は 2007年8月8日。 「冬の旅」作曲家の作品演奏が 毎年夏になるのが、何となく寂しいかも。 主催者 = 私高本 の「季節感不足」が原因かも知れないが。
 明日は「シューマン」を掲載の予定。本日期待していた読者の皆様、ごめんなさい。「シューマンのトラックバック」があったら、必ず書いておりました!
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