Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

新国立劇場は「ナマ」は全く考慮しないオペラハウス(No.1988)

2012-01-28 12:01:44 | 演奏会案内
 まずはご覧頂きたい。リンクを貼っておく。

新国立劇場2012年1月26日発表 : オペラ「沈黙」のオーケストラにつきまして


 いくつか「事実」を記載する。

  1. 本日1月28日(土)到着郵便物までに「シーズン通し券」購入者=私高本へは郵便でも電話でもFAXでも連絡告知無し


  2. 作曲家=松村 禎三(まつむら ていぞう、1929年1月15日 - 2007年8月6日)は、5年前に没しているので「改訂版」でオーケストラ規模が大きくなった可能性皆無


  3. 平気で「マイク&スピーカ三昧」公演を重ねているので、「既購入者に対して悪い」とは思っていない



 新国立劇場制作スタッフは元々が「客を舐めている」のだ。中劇場公演初回は以下の顛末。

新国立劇場は2000年11月のバルトーク「青ひげ公の城」中劇場公演の時から「バルトークがパイプオルガン指定」を「電子オルガン+PAスピーカ垂れ流し」が実績


 飯守泰次郎 の新国立劇場初指揮で期待した人もいた公演だったが、電子オルガン三昧のスカ音響に拍手も少なかったことが印象深い。
 非常に評判が悪かったので、その後2009年6月の清水脩「修善寺物語」まで、自催公演オペラでは使用しなかったほどである!(ちなみに「修善寺物語」も全く評判を呼ばなかった。)


『新国立劇場2012年1月26日発表 : オペラ「沈黙」のオーケストラにつきまして』は、重大な「ウソ」がある。


オペラ「沈黙」の上演に際し、オーケストラの一部の楽器につきまして、別室にて同時演奏し、中継してお送り致します。これは作品に指定されたオーケストラの楽器数が多く、【中劇場のオーケストラピットでは収容できない】ためです。


 これは赤字にした部分が「真っ赤な嘘」である(怒

 私高本の座席は1階6列で「最前列」である。つまり、前5列を外した構造。これだとオケが入らない。だが

前9列までを外す(つまりさらに4列外す)と新国立劇場「沈黙」前回公演規模の大きさならば確実に入る!


ことを、ここに私高本が明言する。東京オペラプロデュースは「ブリーカー街の聖女」「修道院の結婚」で『張り出し舞台』を用いたので、弦楽器が8型になったが、張り出し舞台を使用しなければ新国立劇場「沈黙」前回公演規模のオケならば確実に入る。この手の「数数え」は私高本以上に神経質に数えているヒョーロンカはいないと思うぞ。

新国立劇場は今からでも、1階6列~9列の客に払い戻しして「オーケストラピットを拡大」しさえすれば、「マイク&スピーカ三昧公演」を聴衆は「聴かされ無いで済む」が実態


 尚、新国立劇場中劇場で上演された 東京オペラプロデュース プロコフィエフ「修道院の結婚」公演2日目を尾高忠明新国立劇場オペラ部門芸術監督は「中劇場で9列まで客席を外した公演」を自分の目と耳で確かめて、東京オペラプロデュース竹中史子プロデューサーと終演後に固い握手をしていたことをここに記す。

尾高忠明芸術監督に尋ねてほしい。「マイク&スピーカ三昧」で行きますか? 払い戻ししてでも作曲家=松村禎三の意図通り「ナマ」で行きますか? と


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