Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

読売日本交響楽団「第9」2023.12.15批評(No.2786)

2023-12-15 23:50:58 | 批評

オリジナル奏法で「軽快な第9」を表出した デ・フリート指揮


  新国立劇場大ホール = 新国立劇場オペラバレス は、年末になるとバレエ「くるみ割り人形」にホールを占拠される。日本最高のプロ合唱団として、新国立劇場合唱団は、読響・N響・東フィル・都響の「第9」「千人」に登場する2023年末。その初日(w)の本日、読売日本交響楽団「第9」初日を聴いた。


  オリジナル楽器奏法をモダン楽器オーケストラに適用して、人気を取っている指揮者 = デ・フリート が指揮する読響「第9」初日、聴いた。
  12型の弦、ピッコロとコントラファゴットとトロンボーンと合唱団とソリストは冒頭から座らせる。ピッコロ奏者とコントラファゴット奏者には第1楽章からトラを吹かせる。(フルートとファゴット)


  テンポは速い。第3楽章はアダージオで開始されるが、1回目のアンダンテを経て、アダージオに戻っても「アンダンテのママ」である。

12型、S17 : A16 : T13 : B14 トラはフルートとファゴットだけ。

終演後は「ブラヴォー」が掛けられたが、「音圧不足」もあり、早々退去の人も多数、好き嫌いが大きく分かれた公演


となった。

合唱指揮者 = 三澤洋史 だった
新国立劇場合唱団首席指揮者である。

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