Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

中級価格ピアノ 600~180万円ピアノ(No.2620)

2022-11-25 20:53:13 | グランドピアノの買い方・選び方
中級価格ピアノを定義する。

600万円=ヤマハS6X&カワイSK-6 ~ 180万円=ディアパソン166 の範囲のグランドピアノ


まともな1層スプルース響板ヨーロピアンピアノ(が中心)の範囲である。廉価ピアノの長寸法もこの価格帯に存在するが、183cm以上奥行きでもヤマハC3Xアクション並みは皆無なので除外する。(カワイGL50など)
大体高い方から

  1. ヤマハSX
  2. カワイSK
  3. ベヒシュタイン アカデミー 160
  4. シンメル・クラシック169
  5. ペトロフ 173cm以下
  6. レーニッシュ175
  7. ホフマン・プロフェッショナル188cm以下
  8. ヘスラー 
  9. ホフマン トラディション
  10. ヴィルヘルム・シンメル
  11. スタインベルグシグネイチャーシリーズ
  12. ヤマハC3Xエスプレシーヴォ
  13. ボストン
  14. スタインベルグパフォーマンスシリーズ
  15. ヤマハC3X以上
  16. カワイGXどこから上???
  17. フォイリッヒ198cm以上
  18. ディアパソン

激戦である。この価格帯で売りたい、が参戦のピアノメーカー全ての思い。セカンド・ライン&サード・ラインはこの価格帯の為に作られた。ヨーロッパは人件費が高いからね。ファースト・ラインは、ヤマハ・カワイ・シンメル・ペトロフ・レーニッシュ・ヘスラー・ディアパソン7ブランド。シンメルは旧西ドイツ最安値で一時代を席巻したブランド。シンメル・クラシック はドイツファースト・ライン。ヴィルヘルム・シンメル はEUポーランド製造サード・ライン。ヤマハの台頭で、売り上げ激減して、遂に中国香港パーソンズピアノに買収された><
島村楽器ピアノショールーム八千代店に伺い、カタログを手渡されるまで理解できなかったことが「ヴィルヘルム・スタインベルグはどこからがドイツスプルース響板で、どこからがアメリカスプルース響板か?」なのだが、「スタインベルグ187がドイツ ケルプル社響板、165&152がアメリカ シトカスプルース響板」である。

1層スプルース響板ヨーロピアンピアノ : ベヒシュタイン アカデミー 、ペトロフ、レーニッシュ、ヘスラー、ボストン、フォイリッヒ198cm以上


積層響板ヨーロピアンピアノ : ホフマン・プロフェッショナル、ホフマン トラディション


1層スプルース響板アメリカピアノ : ヤマハSX、カワイSK、スタインベルグシグネイチャーシリーズ、ヤマハC3Xエスプレシーヴォ、スタインベルグパフォーマンスシリーズ、ヤマハCX、カワイGX(何cm以上かは不明)、ディアパソン


シンメルについてはよく判らない。多分1層スプルース響板アメリカピアノと推定するが、興味ある方はご自分で確認して欲しい。
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