Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

シューベルトはなぜ「ヴァイオリン+ピアノ」楽曲を作曲し続けたのだろうか?(No.2345)

2013-10-11 23:51:34 | 作曲家・シューベルト(1797-1828
 本日号は「2,3,4,5」のゾロ目号である。この手の記念号は「摩訶不思議な特集」を組むのが過去習慣(爆

 本日号も摩訶不思議な記事で進むよ(爆

シューベルトはなぜ「ヴァイオリン+ピアノ」楽曲を作曲し続けたのだろうか?


 シューベルト自身は「1813年作曲までの家族弦楽四重奏曲演奏」ではヴィオラを弾いていた。勿論、ヴァイオリンも弾けた。だが、「ヴィオラのための曲」は全く作曲しなかった。しかし、「ヴァイオリン + ピアノ」の曲は生涯で6曲作曲し、最終楽章(または最終部分)の最後まで、全て丁寧に書き入れた。
ピアノソロ曲とは雲泥の差だ(泣


シューベルト「ヴァイオリン + ピアノ」楽曲は、最低で1曲、おそらく全6曲が「シューベルティアーデ」の要請に基いて作曲された!


  小森谷巧 + 佐伯周子 は今回は演奏しないが、「ソナタ ト短調 D408」は、確実に「シューベルティアーデで演奏されるために作曲された曲」である。なぜなら

ピアノ音域が「モーツァルト時代の61鍵盤ピアノの音域のみ」で作曲されている!


 会場がはっきりあたかじめ判っていたのだ! 「古い音域の狭いピアノ」しか無い会場! しかし、シューベルトは、前2曲を上廻る作品を提供している。経験を積んだことが反映されたのだ!
コメント
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