お菓子な時間

お菓子教室『 Rosen Bär 』のblog・・・

フランスで生きる・2

2011-01-11 16:57:58 | 旅行
パリ到着初日。
きっちりしている松谷が、少し時間より遅れて来た理由。
それは、地下鉄のストライキだった。
かなり余裕を持って出てくれたみたいでしたが、一駅乗った所で降ろされたそうで・・・。
日本なんてストライキするなんて事前にニュースで言っていても、結局実行されないし、
そんな事あろうものなら、市民の批判は半端無い。
しっかりニュースでも取り上げられますよね?

でも、パリではストライキは当たり前。
オマケに電車が時刻通りにいかないのも当たり前。
降ろされて文句を言ってる暇があるなら、みんな別のルートや手段で移動しようとする。
言っても変わらないから言わないし、とにかくその状況を受け止める事・・・なのである。

かく言う私も、列車や飛行機の、発射時刻の大幅変更の洗礼にあった。
ドイツのオッフェンブルグのパン屋さんに嫁いでいかれた、辻の時の先輩のお店を訪ねる日。
日本の新幹線にあたるTGVが2時間遅れ。
それも乗り込んだ後で、椅子の番号が変わる始末。私達の席が無くなってしまったのだ。
外に出て、列車番号を探すのは時間的に怖い。
外で探している間に出発しかねないから。
それなら、列車の中を通ったら?なんて安易に考えたりしませんでした?
それが出来たならしていたけれど、列車同士が途中で離れているのです。
要するに、違う列車が途中でつながっているって事。
端から端まで、通れない。

だけど、同じ状態の御夫婦がいらっしゃって、一か八か、付いていく事に。
後から松谷にその時の判断を聞いたら、何かあったらその御夫婦がクレーム言ってくれそうだったから、
それに便乗したんだよとの事で。

とにかく4人で走る走る走る!!!
息が切れたけど、走った走った走った!!!
遠い先に車掌さん発見。
聞いてみれば、TGVは7号車は17号車という事なんだと。
知るかよ!!!フランス人だって知らない人がいる。
車掌さんに乗車券貸してって言われて、7の横に1を書かれた!もう笑うしかないね。

オマケにそれから1時間以上。
結局、走る必要も無かったって事。
それでもフランス人は、文句をいうワケでも無く。
ただその状況を受け入れて、気長に待っているのです。
本を読んだり、パソコンをしたり、雑談をしたり、ゲームをしたり。
あげく、出発予定時間が車内放送された時、ありえない時間の提示が!!!
要するに、10時半に、10時に出発しますって言われたという事。
もちろん訂正がありましたけどね。
でも、近くに座っていた家族連れのお母さんが「あら、明日の朝かしら?」って平気で言っている。
なんて大らかなんでしょう(笑)

その遅れた理由も、天候が理由では無くて、従業員の人数が足りなかったから。
何百人の旅行者が、国鉄職員の数人によって足止めされた!!!
日本じゃあり得ない!そんなん車内放送するなんて、もっとあり得ない!!!
どんだけ非難される事か。
保障問題に発展するから、そんな事あり得ないけど、あったとしたらひた隠しに隠すだろう。

パリからウィーンに飛行機で飛んだ時だってやっぱり30分以上遅れた。
天候快晴!理由は・・・???

日本人諸君。
相当な事が無い限り、日本じゃ1分だって列車が定時じゃない事なんて無い。
日本は本当に凄いのです。
だからそれを当たり前に思わないでね。
JRの職員さん、ありがとうございます♪

まだまだ文化の違いの話題は続きます!
あっ!お土産の写真も後日載せるので、お楽しみに♪


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フランスで生きる

2011-01-11 16:27:12 | 旅行
私のパリに住む友人、松谷の借りているアパルトマンにて、約1週間を過ごしました。
パリに何度か旅行した事はあるから、ホテルには泊まった事があるけれど、アパルトマン生活はもちろん初めて。

まず、最初に彼女からうけた注意事項は・・・。
①夜中12時を過ぎたら、トイレは流してはいけない(大も小も、吐き気を催しても、例外は無し)
②とにかくなるべく物を落としたりの、音などを立ててはいけない
③冬は熱いお湯が出にくいので、なるべく温かいシャワーを浴びるコツやお湯の出し方・・・等々。

とにかく、トイレを流してはいけない事にビックリしましたが、「郷に入れば郷に従え」
日本の常識はパリでは通用しないし、通そうと思っても通らない。
日本の我が家より、もちろん冷えるので、夜中に目が覚める事もしばしばあって、
トイレに行きましたが、言われたようにもちろん流さない。

以前、パリの郊外に住む、友人宅に泊めていただいた時、バスルームの寒さにビックリしたので、
シャワーの件は、想定内。
お風呂の入り方を伝授して貰っている時、「お水とお湯の蛇口をひねる割合は?」と聞いたら、
「えっと~、水を出したら死にます」と言われてしまった(笑)
お風呂から出ても、日本の家ほど、暖かくは出来ないので、もこもこの冬用あったかパジャマと、もこもこの部屋用靴下を持参。
靴下の裏には、小さめのカイロを張って、足が冷えないように布団に入りました。(これ大正解!)
寒がりの人にはお勧めです。

たった数日間のアパルトマン生活で、感じた事。
日本は凄い。そして贅沢。そして、不景気なんてとんでもないという事。
オーストリアのウィーン、ドイツのミュンヘンも旅しましたが、便利さで言うならば日本は断トツ。
日本は色んな情報もテレビをつければ溢れているし、何でも何どきでも、簡単に手に入ってしまうのです。
コンビニなんてヨーロッパには無いし、デパートは日曜、祝日はもちろん、お休み。
だから、急にお醤油が無いなんてアクシデントに応えてくれるお店なんてない。

友人を見ていて感じた事。
パリでの生活が彼女には、もう当たり前になっている。
私なんかより、もっと都会で便利は大阪に住んでいた彼女。
それが、パリでの常識を受け止めていて、当たり前の様に普通に生活している。
私は、どれだけ甘えているか、どれだけ、恵まれた生活が当たり前になっているか、反省。

それと同時に日本の便利さにも、感心してしまった。

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あけましておめでとうございます

2011-01-11 15:22:58 | 雑記
年末にブログを更新したまま、今日まで結局なにもアップ出来ず・・・。
旅行記の記事を一度も書かないまま、今日を迎えてしましました。
ごめんなさい。
オマケに極度の時差ぼけで、夜中眠れず、今日は寝坊してしまいました・・・。
歳だな~・・・。

時間が経過してから、記事をアップするのは、写真を見ながらでも、これどこ行ったっけ?!ってな調子に陥ります。
それで、今更旅行記も無いので、私の経験した事、久しぶりの外国に対して感じた事、外から感じた日本の事を
少々書けたらなんて思っています。

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