ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

没後四百年 長谷川等伯@京都国立博物館

2010-05-06 14:17:57 | 展覧会とかアートチックなもの
朝、9時半開館の国立博物館に、9時20分に着いて、

で、40分待ちってのぁ、いったいどーゆー了見だい?

まぁ、そんなこと聞かれても応えようがない訳ですが、、、

そんなこんなで、長谷川等伯の絵を見てまいりましたですよ。

長谷川等伯の絵というと、ポスターなんかでも前面に出されている松林図屏風、それから枯木猿猴図くらいしか知らなくて、今回の展覧会で見た金碧障壁画の華やかさは初めてのもの。

実は時期を同じくして公開している智積院の壁画jを先に見てきたのだけど、ふぁー、これも等伯なんだー、というような迫力にびっくり。

儂的に気になるのは植物の精緻なディテイルと表現の仕方。
特に水墨画での表現が好きだな。
木の表現にしろ草花の表現にしろ、とても繊細な感じがあるかと思えば、一方では線画のみでその質感を表現するものがあったり。
相国寺の萩芒図屏風の表現とか、むちゃむちゃいいです。

逆に動物の描き方はどうなのでしょう?
いや、展示室で言うと、涅槃図以降はそういう感じもなかったんだけど。馬とかね。

で、そんな中でも一番好きな感じは圓徳院の山水図襖。
構図がたまらなく好き。
あと、国宝の松林図屏風よりも竹鶴図屏風派ですな。

見終わって出てきたらお昼。入館待ちは2時間に。 
待っている皆さん、今日も熱いから気をつけて。

没後四百年 長谷川等伯@京都国立博物館の画像

没後四百年 長谷川等伯@京都国立博物館の画像

没後四百年 長谷川等伯@京都国立博物館の画像