光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

なぜか、少し走った。

2008-01-30 19:09:50 | 散策
  夕刻から風が強くなって、ちょっとした嵐の前触れの感じがある。雨も落ちてきている。

  「お前なんか、はしのしたから拾ってきた子供や」、こうゆう言葉を子供のときに何度となく聞かされた。住んでいる少し先に大きな橋があって、かなり説得力があった。
  人は演技をしながら生きていると思う。何かがあると急に声が小さくなったりする。役者の方も、これも演技のプロだが、現実の生活での演技を表に出すことはなかなか出来ないのではないか、そう思う。
  花粉症は、まだまだっと思って、しかし鼻ムズの、クシャミの連発はあった。今日は、少し気温も上がって、日中午後3時ころまでか、穏やかで、日が出ていた。朝からだが、少し鼻がムズ、それから顔がやけに腫れぼったかった。のどが、イガイガして、口が渇く感じもある。声も枯れるようで、大きな声も出ない。頭痛、これはいつものことで、あとは、ムカ付いてもいた。どれが花粉症の症状であるか、はっきりしない。しかし、やはり花粉症で、それもあまり嬉しくない症状のよう。

  それ以外に、あとはかなり気楽な感じで書けるものだが、なかなか応答の鈍い感じのものがあって、こちらから出かけて行くのが相応かも知れないと思う。一応、当事者に聞くが、もうやりたくはないらしく、「お前の言ってることは何のことだかわからない」、を連発するので、ついに自分が出ていった。
  よく考えると、こちらのミスもあるようで、すいませんが、外に出て待っててくれませんか、という。何しろ、大きなうちで、どこから入っていいのかわからない経験があった。私は、小走りになった。まだ、風はなく、日も出ていたが、スリッパで違ったサンダルで、パタパタ言わしながら、かけた。すぐ裏なのだが、ものすごく遠回りになる。50mはある。これは、オーバか。すると、角を曲がると、そこに人の姿が見えて、さらに走った。疲れるな。寒いし、それで、ぺこぺこして、でもなかなか話しも通じないと言っていいもので、その方と一体何年顔を合わしてないか、考えてみたが、わからなかった。
  それから、いつもの用事だが、外に出て、少し遅れている。あれ、もしかしたら、これでは、金額が足りないかも、なにを買ったか見てないし、それで、また小走りになって戻った。もう少し、持つものを持って、それから、もしかしたら、あのスイッチを入れ忘れている、必要なスイッチは切って、しかしあるものは付けておかないといけない。この勘が見事に当たった。お金は、そのままでは足りなかったし、またスイッチも必要なスイッチは入ってなかった。まったく、こんなことになるなんて、結局何が悪いのだろう。自分が悪いところもある。しかし、そこに気が付いたことにホッとして、またもと来た道を歩く。早歩き。
  不思議と、ミニカメラは持っていた。しかし、これが活躍することはないと言ってよく、この高いが記録の遅い道具に少しムッとする。
  いつもより遅れて、まずは用事を済ませて、それから、小さい声で、なにを買って、これは買ってないです、などということを、お店の人に聞いた。まったく、なんちゅう家の子やと思われるだろう。

  それからも、小走りである。再び、四角く、くるりと回るコースを歩いて、ワンちゃんの顔を見て、今日は少しのんびりしていると思った。犬の花粉症というのはないのだろうか。何だか、少し目が痒い。そういえば、朝も、様々な症状に加えて、目が痒いとも思ったことを、今思い出した。
  帰りついて、結構心拍が上がっていることに気が付く。小走りなどしなくてもいいのだが、やってしまった。しかし、この小走りも役に立つことがあるだろう。聞こえないくらいの感じに思えるラジオから、朝から鼻水たらたら、と嬉しいような便りが読まれる。このときは、花粉症の大家のアナウンサは、ちゃんとそのような、鼻が詰まったような声を出す。しかし悪性のウイルスによる、風邪というのも、しばし沈黙していたが、それが復活の気配を見せ始めたという。これがあっという間に広がるから、インフルエンザなのだけど、花粉症とインフルエンザを同じレベルでは見ることは無論出来ない。花粉症は、大体、人にはうつらない。
  ウイルスの不思議は、依然そのままのように思える。

  苦しいとか、言い訳をしつつ、それでも。




  今朝の、南天に見えている月。今日の午後に、ちょうど下弦となった。手持ちで、露光時間は、0.5秒。




  地上に戻って、少し前の、もう実もすべて落ちた、ナンテン。




  西の方角。よく見ると、雪の消えた田んぼに緑があるではありませんか。田んぼに、こんなところに早春の景色があるなんて、小走りでも、ゆっくり歩いていても、気が付かなかったなー。

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