光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

空想的なドライブ

2008-06-13 18:54:49 | 散策
  実際には、地上のあるところを走っているのだが、なかなかどこをどう行くかわからない、となると、ある場合はドキドキ感がある。でも、そのドキドキ感にもいろいろで、一応知り合いというか近しき人の場合のものだと、どこをどうゆう風に行ってくれるのか、自分の勘の問題もあるし、また私は私で地図を引っぱり出すのも自由である。しかし、そのものはずいぶんと古いもの。地図でしかもかなり古い、そうゆうものも見ていると、なかなか新しいものはわからない。ここは右のはずだがいや間違った、左のはずだが、その先に行くようである。普通だと、ここで曲がりますよねという感じで、私はしかしかなりというか、絶対的な信頼を置いているので、特に心配はしない。

  なるほど、もう一つ先か、それも時間との相談ものだが、こうゆうものが出来ているし、しかし知らない人は知らないだろう。また、旧の感覚のある人だと、例えば、ここは、旧の何号線ですよね、といった方がわかりやすいというか、今時の何とか線ですよねとは言わないだろう。逆にいうと、今はルートなのだが、バイパスなどいわれて、この道はちょとかわいそうだ。それでも、この辺りはかなり広い平地が続く。その右側は海で、さらに左側は、かなり行かないといけないが、大きな山地にぶつかる。そこまで行くのではないのである。本の少し小高い、そうゆう山を途中で切り崩している、そこの辺りを通る道のそばに行くのが目的。

  今度は、南に曲がった。これは正解で、ほぼ直線である。少し小高い、そうゆ陸橋があるが、これが旧の国道か、それとも鉄道の線路の上か、その両方の上かそんなこともわからないが、もう目的の建物は見えてきた。こちらから見るとこうゆう風なものなのか、まー、そんなことはどうでもいいが、それにしても、少し高めにシートがあって、その見晴らしはかなりいい。真っ直ぐの道というと、当然ながらその目的の位置にはどんどん接近する。この横には、左側だが動物園がある。そんなものかね。動物園というと、天王寺、それと上野、あとは東山、これがあったよね、そこには行ったことがあるはずだが、ここの動物園は知らない。この辺りだとイノシシやらキツネなどはいそうである。

  道を進む。どんどん進みすぎる感じがするので、ここは左ですね、さすがに通り過ぎるといけないので、言葉を挟む。きのうは、この辺りを一回だけであるが走ったので、それがわかる。やっぱりこっちだった、そうゆう返事が返ってきてまずは、落着。イザ、さてどこに止まればいいのかそれがまたむつかしい。しかし、やはり経験が違うのであって、どうもここはおかしいと思いながら、まずは降りた。
  でも、やはり何年ぶりかと、きのうは一回は来た、というものの記憶の精度は違うようだ。この中というのが、かなりにややこしい。どこかの似たような病院というのは少しは知っているが、ここはなかなかにややこしい。
  どこへ行くのと聞かれて、こっちですよ、と少しドキマギしてゆうところが、まことにおかしいが、やはりきのうの一回の記憶は正しくてこちらでよかった。

  あらゆるところを素通りしてゆく。そして、まさに迷路と化している建物の中を歩いて、最短のエレベータに乗る。で、その先はナースステーションであるが、これから先はどうでもいいことのようだ。
  今日もどっちかというと、楽に帰って来られたほうで、喜んでいいのか、どうかそれもわからない。きのうに、ぽつんとある場所で待っていると、入院されている、ある方がTVのスイッチを押してどっかと座った。しかし、TVには興味がなくて居眠りをしているようでもある。その方を帰りのかなりに賑やかで、デパートの地下街かと思われるところで、またその方の姿を見かけた。これまた、なんだか楽しい。

  きのうは、どこにこんな青空があった、そうゆう天気になって、まだ大丈夫だこの地球は、など少し大仰に思った。




  若干、にごりのあるように写る青空だが、これくらいに青い空も珍しく思わずボタンを押した。




  ほぼ真西の空に太陽はある。明るすぎるようだ。目で見ていると、これだけ太陽の高度が下がるともう青空はこの辺りにはない。




  日没に近い。この辺りが、太陽が一番西側でかつ一番北にあるという位置のはずで、夏至の日も同じような位置にある。これからは、もうまた南に移動する。半年がたった。

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