光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

朝靄

2008-09-06 06:49:46 | 散策
  朝のお天気、曇り。西の方は、地平まで灰色の雲に隠れている。靄が出ている。霞や、霧ではないようだ。風が今はない。きのうも風のない暑い一日だった。アメダスの6時の気温23.9℃。気圧は1016.3hPa。室温26℃、ムッと来る。

  水蒸気の温室ガス効果はかなりなもので、これで地上の温度も下がり過ぎないようになっている。もっとも今頃だと、気温が下がらなくてムッと来る。湿気というのは、ありがたいようでそうでもないときが多い。しかし水のないところ、生き物はいない。きのうの夜に、明るいものがあってそれが雲にだいぶ隠れていて点に見えていた。それは少し膨らんだ月。ずいぶんと南にある。

  いよいよ蚊取り線香に頼らないといけない時期である。蚊はどこからともなくやって来る。それだから、いようがいなかろうが、一回は線香をたく。この線香は、まずはある長さに切る。この線香、ぐるぐる巻きだが、面白い曲線である。どうしてこんな曲線を作ることが出来るのか、まずは不思議だ、この長さを求める問題がすぐい思い浮かぶ。むつかしそうだな。
  それで、この線香、金属の台みたいなものに挟んでいる。反対側は燃え残る。それが落ちて、溜まる。しかし、ある条件だとこの折れた短い線香を燃え盛っている方にちょこんと乗せておくと、勢いで折れたものも燃えるときがある。暑いとよく燃える。乾いていると、さらによく燃えてかなり煙たい。これをやると、完全に近く線香を燃やすことが出来る。しかし、なぜか数多く、短いものは灰の中にまだまだあってそれが減らない。これからは気温が下がる。さらに今だと湿気てもいるから、これを乗せると燃えているものも消えてしまう。

  外に出てみる。暗い朝、どんより体も重い。それでも少しずつ空が明るくなってくる。走る人は走り、歩く人は歩いている。モズはかなりうるさく鳴いて、カラスとヤマバトが、空を舞う。まったくいつもと同じ朝がある。

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