光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

ほぼ快晴の朝の日曜日

2009-02-22 06:52:56 | 散策
  朝のお天気、日付の変わるころは快晴、の星空。先ほどまで、眠っていてよくわからず、しかし起きると、薄い雲がある。全体を通して、南からの風がすでにあって、これはかなり冷たい。痩身の、太陽に接近しつつある月がぼんやり見えていた。アメダスの6時の気温、2.2℃、気圧は1018.5hPa、湿度56%。室温、4℃。ぐっと来る寒さ。ちなみに、夜中の1時のアメダスの気温はマイナス0.2℃。

  きょうは晴れることはわかっていて、大体きのうの夕時からきれいな青空もあった。しばらく見ないものである。また、その後に高い位置にある金星が、窓からも明るく輝いたし、向こうから今日は晴れですよといってくれるようである。しかし、寒いなというか、実際寒いので、なかなか窓を開ける気にもならず、少しだけ、ルーリン彗星(C/2007 N3)の位置のおさらいをしたが、大体この星は移動が早すぎる。なんと、目で見ていても、動くのがわかる、というのは大袈裟だが、それに近いものがあって、これだと1時間違っても、その場所を特定するのが困難な気もする。

  それで、きのうからきょうになる時間、目も開いた。しかし目的は別である。別であるが、晴れなので、少しだけ暖かい格好をして、東の窓を開けた。南風がすでに吹いている。これで、あまり気温は下がらないのかも。すぐに、うしかい座のα星、さらにおとめ座のスピカは目に入って来た。この先にある、しし座はもう窓からは判別できず、適当にこれまでの記憶と、あとは勘でこの辺だろうと、7倍、口径が、3.5cmの(7×35とか表記する)双眼鏡で辺りを探してみる。星は色々見えるが、彗星らしいものは、ない。あーやっぱり見えないかー、寒くなり始めて、窓を閉めた。しかし実際は、実際の彗星の予報位置は、全然違うところにあった。

  これは先ほど、手元にある天文関係の雑誌でたしかめた。これでは見えないのは当たり前。一日単位だと、今頃が一番激しい移動をする。これではわからないというか、見えないというか、探せないというのもしょうがないか。寝ぼけまなこの自分は思う。

  朝になる。もう薄っすら明るく、その先に白い月が見えるが、雲が出て来ている。この雲がもう薄っすら赤く染まって、それでもうじき北アルプスの稜線から、太陽が出そうで、太陽の出る時間はどんどん早くなる。地球は間違いなく、公転している。
  それにしても星を探すのは大変で、もっとも日頃「地面」しか見ていないから、これも当然の結果だろう。神様は、なかなか微笑まないものである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿