光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

凍った雪が溶け始める景色

2011-02-19 18:49:58 | 散策
  随分と空き地とか、田んぼとか畑とか、それ以外のいろいろなところに雪が残っていて、
それが消えてなくなる気配はなかった。何しろ凍り付いている。その雪の上に乗っても、ガ
サッと下に落ちないところもある。で、その雪が溶けるのは当分先のことと思っていたが、
そうでもなさそうで、その下の土の色が見え始めるのはある種感動的でもある。
  雪が好きかといわれると、「いいえ」ということに。でもここに住む限り、雪は降
る。でもどっちだというと、花とか、それからチョウとかが好きなので、チョウは翅をフ
ワフワさせて飛ぶあのチョウだが。




  晴れ渡った。気温は低そうだが、寒くはない。何しろ快晴。ほとんど風が
  ない。あってもいいかと思うような、雪。




  雪の残る図だが、手前に大きな黒いところ。ここは土。




  どのくらい、この雪に覆われた時間が過ぎたか。自然のままの状態だと、
  どうだろうか。1月のある時間からずっとということになるのだろうか。




  青い空、日当たりのいいところ、から黒い土は見えてくる。




  この2、3日での変化が大きいようだ。雪解けの水が田んぼに溜まる。


  

  歩いていてもこの黒い土が見えるとホッとする。そうゆう時間がこれま
  でなかった。




  もったいないような時間。このまま晴れが続けば。




  思うにスイセンはまだ雪の下だった。




  田んぼだと、土の上は緑色がある。なんの草かというのはわからないが、
  雪の下で緑はあった。




  いい景色というしかないが、例えば冬の今頃で、オオイヌノフグリはあ
  の青い小さい花をときに咲かせている。そのオオイヌノフグリさえもど
  こにあるのか、さっぱりわからない状態。で、少しだけ地面に青という
  色があったような気もしたが、青いというぼんやりとしたものは、ある
  ところだともうわからない。


  それからネコも晴れると、ウキウキとして、



  そのネコ家族の中の、茶トラの仔ネコが一度さっと逃げてまた出て来た。
  ネコの目に映るのは明るさが主。それであまり気にならないのだろう。
  ピンボケ。




  暖かいからか、黒と白と、ちょっと茶色という方も、母さんネコがそば
  にいるからか、脇を通って日の当たるところで、座った。



  梅の花も見ることが出来て、少しはしゃぎすぎた感じがある。仔ネコはこれは意外で、
ネコのほうからいわせるとこれから日向ぼっこというところだったらしい。ネコちゃんのお
出ましの方がずっと早い時間。晴れているから、あちこちいったり来たりして、また遊ん
でいた。元気そうでなにより。道は車が通るから、そうゆうところに出てゆくのを見ると
冷や冷やするが、これはしかし自然界の掟でもあるから、ノラのネコの場合はどうしよう
もない感じはする。

  先ほど少しだけ西の空を見ると、薄っすら夕焼けがある。きょうも夜は晴れそうで、星
もきれいだろう。あまり冷えないといいが。

  お天気がいいので、少しだけ上滑りしている感じもして気を引き締めないとと思う。ちょ
っとだけ暖かいだけで、他のことは変わってはいない。気が緩むのは仕方ないが、それを充
分わかって、さてこれでいいという行動がうまくとれるか。なかなかうまくはいかない。能
天気で、でもそれではいけないとか。
  緩むものと引き締めるもの。後者がうまくゆかない。
  上滑りで、浮き足立つ、ではないようだ。


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