光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

お寺の梅の木

2009-04-27 18:48:00 | 散策
  お寺というと、昔は学校の修学旅行で、違った遠足で行くところという感じがあって、何となく観光地というイメージが今もある。お寺にもいろいろあって、ということがわかるのは、容易ではない。近くのお寺には人が棲んでいて、というものもあって、どっちだというと、お寺には人が棲んでいる、で、神社というと誰もいないようで、よくはわからない。

  そのお寺が、これはかなり昔からあるようで、ここのご先祖様を見送るということもあったようだが、これはかなり昔の話しで、今には記憶も薄れている。そのお寺は散歩道に近くて、しかし違うというか、そこにゆかない。買い物にゆく道にあってときにただ花というか、咲いているもの、木々のもの、植物、それからときに「コケ」とかいうものもあって、もう少し昔だと、フサフサした毛並みの犬がいた。このワンちゃんは、まったく吼えもせず、静かに髪を風になびかせていて、超越した感じもあったが、いつの間にか消えてしまった。よって、きょうなどは、竹の子の出具合とかおも見たい気があって、その中に入った。

  これは買い物の帰りだったか。いきは、カラスがお寺の木の自分の巣に帰るときであって、眺めた。このケヤキの若葉は、スキッパなのである。だから風がまともにカラスの巣に当たる。外から丸見えなので、きょねんとは大違いだ。ここの巣にカラスは、まずは他の枝に止まって辺りを見回し、それからゆっくりとその巣の中に入っていったが、その中に卵があるのか、それはわからない。きのう一昨日の雨風で、巣もかなり濡れた。そうゆう感じがあって、七つの子を育てるのも大変だと思う。
  帰りは、梅の木の様子を少し見た。梅も、花は散って久しい。そろそろ緑濃い梅の木もあっていい。で、そこにいってみると、小さな竹の子、当たり前か、も出て来て、これはすぐに大きくなる。だから、大きい竹の子もある。でも、これ食べられそうにない。で、親の竹はというと、最近は枯れているよな感じがあって、色も退色、青竹が枯れ竹みたいになっている。竹の子というと、きょうはスーパにたくさん出ていた。

  それで梅の木の前に行くと、木の緑は前と比べてずっと濃く、花が咲いていたのと同じように、その木は緑一色になった。空間的な広がりを平面でとらえると、そう見える。これはいいことで、半分は折れていて、幹の太いところには穴があく、そうゆう梅で緑も満開になると見ていて気持ちもいいものである。
  これではまだまだ梅干しのもとは大きくはならない。で、水分の補給は終わって、今日もたくさんの太陽光を浴びて緑も濃くなっている。梅の実も、多くなるとき、そうでないときがある。断定的な感じだが、たぶん花がたくさん咲かないと、実の量も少ないと思う。今年は、花は多かった。その割りに実の数は少なさそうだが、これは受粉がうまくゆかなかったということと関係がありそうで、でどうだろうか。
  ある年に、この木の梅の実を眺めて、ちょうど刈り取りにいい時間だと思った。しかし、ある時間を経て、もう一度そこにいくとまだ梅の実は木になったまま。これって、誰も取らないのか、なんという蛾か、わからないがその蛾の幼虫を見つけて、これは針に毒を持つかもと思ったものがその梅の木にいて、これで、実もそのままかと思ったが、現実はそうではなく、あっさりとある日に実の方は完全になくなっていた。ことしはというと、これで2回目の梅の実の観察だが、実の数も少なめ、大きさも小ぶり。これは少し、生長は遅いと感じた。

  お寺に木はほどほどにあって、ここに、まずはカラスのいる、ケヤキがある。それから、木でいうとカエデもあってその色はなかなか美しい。それに大きめのイチョウもあるが、これは実はならない。この辺りで実のなるイチョウを見ていない。このイチョウの緑はきょうはずいぶんと濃く、また多くなって、これを見ると初夏だと思う。そんな感じがイチョウの大木にはあった。
  
  梅の木が庭にあるご家庭は多いようで、いくつかはまじまじ見ることも出来るけど、いちいち実のなり方も見ているわけにゆかず、それに比べてお寺の梅の木は、眺めていて特に問題もないだろう。この実を採るわけでもない。それこそ、毒蛾に刺されそうで、あまり接近しない方がいい。
  実のなる木というと、この梅が一番で、それに柿の木がある。それと冬だと、柚子がある。柚子も出来るとき、出来ないときがある。知っているのはこれくらいで、これ以上は出てこなかった。そういえばお寺には、柿の木はなかった。これはなぜか、ちと不思議。




  大木が一つ。この木はよく見える。それで、鳥なども止まっている。
  どんな鳥もこの木に止まる感じはある。




  上から見るカエデ。このカエデもよく見えてここにある。右と左があって、これは右。




  左側のカエデ。このときは日に照らされて、カエデの表面が光った。




  さらに光ったときがすでにあった。回りに少し高い木があるから、太陽の高度が上がらないとこの光景はない。



  
  初夏を思い出させる、光の強さがあって、どうしても並べたくなった。




  再び、大木に出てもらう。ちょっと緑が濃い。その上を、サギのような大きな鳥が飛んでゆく。サギは平均して、いない日が多い。




  なんでもないような、空。ここに右側にツバメが3羽いる。これがキリキリ飛び回る。そのときに、ちょうどキジバトがやって来た。ツバメは小さく、キジバトは大きい。なかなか撮れない。

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