光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雨のお天気と、忘れ物

2010-01-28 18:45:23 | 植物・花(冬)
  いつのことだったか、傘がないということに気が付いて、記憶をたどると買い物に
いって、そのとき傘立てか?にさして、しかし雨も大したことがなく、それで傘そのものの
記憶も飛んで、それで忘れたのだろう、と思ったことがある。探せば出てくる、と思う
のが普通で、ものはそうは簡単には消えない。雪ではない。雪は消えて、海に戻るが、傘は
そうゆうことはない。
  だから最初は、お店の人にも尋ねた。傘立てになかったからで、しかしその傘立て
はそのころ傘の本数が増えていて、また私の差した傘はなかった。人のものらしい、そう
ゆうものはさすがに気がひけて持ち帰ることも出来ず、それはそのままになったようで、
実は傘は、ここの「うち」の中のほうに仕舞われていて、さすがにそれに気が付いたときは、
誰にもそのことをいえず、黙っていて、ここには書いたかも知れない。あるものはやっぱり
ある。消えないのである。

  それから少し前に、途中で止まってしまって、その続きも書かなかったから、結果から
いうと、同じくなくなった、と思われるメモ、というか、買い物のリストというのは出て来
た。細かくは説明は出来ないが、いろいろな場面があって、しかしそれがなくなる可能性
は極めて薄く、探しに探して、つまりはその原因は自分にあったのだが、マスクをすると
いう可能性があって、でもその必要がなくなって、マスクを元のところに戻したのだが、
同時にそのメモも、そこに置いてあった。
  なんとも奇妙な出来事だが、自分でいうのも何だが、いずれ見つかる可能性があった
にしろ、よく忘れるのが仕事と思える自分の脳が、いくつかの行動を覚えていて、最後に
マスクまでゆくことが出来た、とある意味で感心もしたが、もともと気にする方がおかし
い出来事でもあるから、無駄な時間を使ったともいえる。なんとも複雑で、一方でものは
理由がない限り、なくならないということが証明されて、自分が如何に注意散漫で、また
なぜ、そうゆう紙切れの一枚が惜しいとか思ったのか、これもわからなく、別の言い方を
すると「気に食わない」。何たることという思いである。

  今日は、書いたように午前は結構な雨が降って、それでいていつに止むか気にもして
いたが、特に何か急な、あるいは重要な何かがあるということもなく、しかしバッグの中
に郵便物を詰め込んだのは事実で、これはポストのそばに行けば出せばいいなど、思って
いた。しかし、この郵便物、考えなくても必要だから出すので、出す必要のないものは
出さないのが普通だ。別に懸賞を当てるとかいうものではない。問題は結局はひどい雨で
あって、しかし山勘では今日の雨は止むはずだった。それが止まないから、どうでもいい
か、と思ったのだった。もう結論は出ていて、わざわざ雨の止みそうな感じもあって、歩
いたのだけど、なおかつそうなると、歩く以外に郵便物を出すのが目的の一つにはっきり
となってしまい、そのことも歩きながら、考えていて、しかし、コースを間違えた。高々、
10mくらいゆけばそこにポストがあるが、その方へと行かなかったのである。

  忘れて帰って来た、ということなら、慌てることはなかった。慌てることはないが、
しかし出さないといけない封筒である。この曖昧な考えがいけないか。しかし、どうした
わけか、途中で何と郵便物のことを思い出してしまった。健忘症が歩くことによって
治ってしまったか、血の巡りがよくなったのか、汗の気持ち悪さが、そのことを思い出させ
たのか。いずれにしろ、思い出して忘れ物は気持ちのいいものではない。過去にそうゆう
例が、って書いたばっかし。こうして、しかし問題はなかった、忘れ物で、つまりその
ものはちゃんとバッグにあるのである。
  仕方なしに、もと来た道を戻るような感じで、ポストまでまた歩いた。そうゆうとき
に、何かあるかもと思うのもまた当然だが何もなく、ただ疲れただけであった。でも、
まーそれで、高々5分よけいに歩いたからと言って悪くはない。ポストに封筒を入れると
いうのも結構不安があるものだが、すぐ後からなぜか同じ用の方がいて私はその場所を
譲った。

  なんとも冴えない、話しで、また足もくたびれたが、実際に小指が痛くてよく見ると
赤く腫れているようで、靴ずれかと思う。しょうもない話しを長々と書いたようで、申し
訳なく思っている。





  雪が減ったとわかる図で、面白いのは雪の山の高さがわからない、と
  いうことか。雪より、泥だが。




  座って撮っていて、立ち上がると、もう雪は眼下。




  空を見上げると、なんとも不思議な光景があって、明るいところ
  がようやく、晴れてきたという証拠である。




  灰色の空のイチョウ。




  お地蔵さんの花はいつもきれいだ。




  田んぼに残る雪も少ない。




  雪が溶けて、枯れ草がよみがえる。




  もう生き物でなくなっていて、しかし繊維質のせいか、紙のように
  また重みがなくなると元に戻るようだ。
  ススキの穂とか茎もこの原理で持ち上がるのだろう。




  小さいスイセン、生き物らしさはこれ一つ。

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