光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

水辺の道を歩く

2008-04-26 18:48:12 | 散策
  先ほどまでの、雨と雷はもうどこかにいって、西の空には太陽が出ている。

  なるほど、春のお天気で、寒かったり雷はなったり、色々忙しい。

  それで、少しは違ったところを、少しの時間だけど歩いてみたい。その願いは自分次第だが、その道を歩くのに、なぜこんな時間がかかったのか、いつも歩かないのか、考えてみると、そこには買い物をするお店がないことがその要因の一つだと今頃になって、気が付いた。でも、ときどき、鶏頭が咲いた、秋の花が咲いた、麦畑がビールの色に見える、そうゆうときには、その道を歩いている。

  今日のお天気だと、まだ時間的に雨の降るまでの余裕はありそうで、しかし空は、若干濁りのある、雲も多く、さらに黄緑の色も混じるようであって、その雨前線は近いことがわかった。ここで、通り雨にしろ、激しい雨にしろ、雨宿りするところはなさそうだし、その点普段歩いているところだと、あそこまでゆくと大丈夫という安心感はある。このお天気で、傘はさすがに持ちたくない。

  ぼちぼち歩いた。昔は、小川が流れていた。なかなかいい小川。それがいつのまにか、用水に代わった。そう昔でもないようで、そこには夏には大きなヒマワリの集落が出来た。かなり立派なもので、道路の側面を川のほうであるが、ずらっと並んだヒマワリのことを今でも思い出すことが出来る。でもそれも、ホントの昔話になって、今はどうか。それでもところどころ、畑もあるし、花も咲いていて、なかなかいい感じだが、車にだけは注意しないと。反射神経の問題、ときに足元が覚束ない、上を見上げると空しかないし、さらに川の、今は用水だが、反対側は畑や田んぼで、視界はすこぶるいいから、ときに自分の位置がわからなくなる。

  こうして、川のような用水のそばにある、反対だった、道のそばに、川があるそうゆう道を久しぶりに歩いてみる。少し風がある。乱気流もあって、どこからと方向は断定できない。舗装路を離れて川に近付く。今は、水を田に入れる時期でもあるのでその水の量は多い。かつ流れは早く、それをあまりじっと見ているとよくないようである、この動きに付いていけるかどうか、怪しいところで、なにかつかまるものがあればいいが。ここは安全というところを確かめて、見入ったりもする。川の両側に人家があるところもあって、反対側のお宅の庭の光景というのも、なかなかいいものである。そこの方は、向こうは川だからあまり人を気にすることなく、花を植えられたりする。これもいいもの。
  川がある。水には要注意。それを確かめて、歩いてみる。これが本物の小川だったら。それは、夢のまた夢。公園のような川とかもあるのだろうけれど、そこははるか彼方。その道の先に、ここにも登場したノッポではないが、ほどほどの高さのあるビルが見えていて、ハハーンあそこが街の駅のあるところか、など思う。
  勢い、お天気は下り坂。その時もそうだった、今もまたそうで、日が落ちたかどうかはっきりしないが、また風が強くなって、雲の流れも激しいものがある。




  この辺りの水の流れは比較的穏やか、ここより離れると、それは今歩いて来たところだが、波が立っている。もしかしたら、潮が満ちてきて、その影響があるのか、とも思う。




  なんか、川あるいは用水に、ずいぶんと近いところから撮っているようだが、これはファイルの一部を切り取って使っているから。実際はかなり離れている。




  これは、橋の上からのもの。まったくここはどこかと思いたくなる、いい景色である。
  
  ときどき、こっちの道も歩いてみようと思った、一日のある時間でした。  

最新の画像もっと見る

コメントを投稿