赤い実 ２２ （友人宅の庭で）

　この実も、友人宅の庭で見つけたものである。
　地を這うように枝が伸びていた。
　何の木だろう？
　実の感じは、ピラカンサスに似ていた。ただ枝に棘らしいものはなかった。
　枯芝の上に、ばら撒かれたかのように、無数の赤い実が、小枝にたわわだった。
　小鳥が見つければ、啄ばむのに、苦労はなさそうだ。

赤い実 ２１ （友人宅のウメモドキの実）

　先日、友人宅を訪ねたとき、私が庭に下り立って、赤い実探しをしていると、
　「実が少しになってしまったけど、その向こうにあるのが、ウメモドキ」
　と、友人が教えてくれた。

　ツルウメモドキについては、昨年の12月13日「赤い実　１０」で書いた。
　こちらは、自然に存在する姿を見ていないのだが、ウメモドキの方は、実は少なくても、樹相を眺めることができた。
　落葉樹で、すでに葉もない。
　５～６月ごろ、葉の付け根（葉腋）に、淡紫色の花をつけるという。
　今年は、その季節、友人宅を訪問して、花や葉を見せてもらうことにしよう。