木槿の花が咲き始めた。
かなり長期間、花を楽しむことのできる木だが、一つの花そのものは、一日だげ咲いて夕べに凋萎する、儚い花である。したがって、「槿花一日之栄」と言われるのだろう。
我が家の木槿は、底紅の種である。白い花弁の底に、鮮やかな紅が滲んでいる。
「底紅」という表現は、歴然とした季語、木槿の別称として用いられるらしい。
一昨年、パソコンを習い始めた当初、専らワードの活用を主目的としていたのだが、ペイントの画面で、絵も描けることを知って、幾枚かの花を描いた。
木槿も描いたはずだと、古いフォルダを開けてみた。
下手な木槿の花と下手な文字入りの絵が出てきた。
あの頃は、マウスが、私の意思どおりに動いてくれなかった。
小学生並みの絵や文字になった。それでも、結構楽しんで描いていた。
随分昔のような気がする。が、まだ二年ほど前のことだ。
今日は、木槿の開花を記念して、以前に描いた絵を添付しておこう。
「槿花一日之栄」という文字入りの、底紅の花。
<寸感>
下手を自認しながら、それを恥ずかしいこととも思わなくなったのは、年を重ねて厚かましくなったせいだろうか、あるいは、自らの限界を知った諦念のせいであろうか。
かなり長期間、花を楽しむことのできる木だが、一つの花そのものは、一日だげ咲いて夕べに凋萎する、儚い花である。したがって、「槿花一日之栄」と言われるのだろう。
我が家の木槿は、底紅の種である。白い花弁の底に、鮮やかな紅が滲んでいる。
「底紅」という表現は、歴然とした季語、木槿の別称として用いられるらしい。
一昨年、パソコンを習い始めた当初、専らワードの活用を主目的としていたのだが、ペイントの画面で、絵も描けることを知って、幾枚かの花を描いた。
木槿も描いたはずだと、古いフォルダを開けてみた。
下手な木槿の花と下手な文字入りの絵が出てきた。
あの頃は、マウスが、私の意思どおりに動いてくれなかった。
小学生並みの絵や文字になった。それでも、結構楽しんで描いていた。
随分昔のような気がする。が、まだ二年ほど前のことだ。
今日は、木槿の開花を記念して、以前に描いた絵を添付しておこう。
「槿花一日之栄」という文字入りの、底紅の花。
<寸感>
下手を自認しながら、それを恥ずかしいこととも思わなくなったのは、年を重ねて厚かましくなったせいだろうか、あるいは、自らの限界を知った諦念のせいであろうか。