○熱中症の危険の中凄まじい突貫工事中。朝、広島の記念式典の放送で黙祷の後、出勤。途中のコンビニでお~いお茶(ほんとは濃い味の方が飲みやすい)を買うと、リラックマ模様のペットボトルカバー(水滴止め)がついてくる。うちはやはりキイロイトリ柄であった。この黄色いのがどんどんたまっていく(爆)たれぱんだも様子を見に来た「顔のデザインのやつは、ちょっとびっくりしました」
YMO界隈のラジオが始まる前に寝落ちしかかっている。眠気覚ましに書くか。
今日はネットで夕方ふとニュースを見たら、ベン・ウィショーくんがおめでたいらしいことで。この人はしゃべり方というか声が特徴的でいい。「スカイフォール」の、美術館のターナーの絵の前のボンドと話すQのやつとか(笑)、子音の発音が綺麗というか。「クラウド・アトラス」(正直、フロビシャーとシックススミスのパートだけで一本映画作れよと思ったやつ)なんか、しょっぱなからナレーションで始まっちゃったりするわけで、制作者がわかっとるな!としか言いようがない。所謂腐女子的ポイントというかBLそのものでは自分はほとんど心が動かないのだが、もっと別の、なんというか独特の雰囲気だの、切実さや空気や物腰がなんとなく気になる、という時に、実は本当にそっち系の人だったと後になってわかる、みたいなことが、自分は子供の頃から何度もある。というより、どうも幼児期から何かそういう「!」(気になる)感覚で反応することが多い。まあ結局のところ「いろいろあるけれど、自分で考えて淡々と自分の道を生きていて、それが妙な味になっている」タイプに納得するのかもしれない。
ニュースを見たついでに、検索したら「去年のBBCのドラマ」の「The Hollow Crown」でリチャード2世(!!)をやっているウィショーくんが出てきた。うーん凄いww。なんかベラスケスかエルグレコかのキリスト様かなんかみたいな感じになってねえべか。子供の頃から、ということで言うと、自分は昔NHK教育の「シェークスピア劇場」で、デレク・ジャコビ先生のリチャードⅡ世を字幕で、映画見るみたいな気分で親や上の兄たちと見ていた(※これ、今YouTubeで見られるみたいで、30年ぶり位に眺めて、おおこれだこれだ、と再び感動)。当時は夢千代日記シーズン2とか新・必殺仕事人の頃だから、もちろん子供の頃のこととて細かい微妙な意味はわからんまま、しかしなんか(リチャード3世とはタイプがまた全然違うけど、何かじわじわくるインパクトで)「この王様、かわいそう」というか、不思議な「もののあはれ」を感じたのを覚えている。
よく考えてみると「そんな、まんまでええんかいw」な勢いなのだが、さてそんなThe Hollow Crownの動画もやっている場所を見つけてしまい、ふと我に返って「おお、いかんいかん!こんなの見始めたら、また仕事が進まない!終わってから!まだだめ!」と自分を叱りつけて作業に戻る。このドラマ、その上ヘンリー4世がジェレミー・アイアンズで、ハル(ヘンリー5世)がトム・ヒドルストンだww。この人選考えた奴、お前は俺か(爆)こんなの日本のテレビでやってるの見られたら爆笑乱心するしかあるまいw、的な勢いで、予告編だけ見てテンションが上がってしまった。DVDもあるのかな。こうして、とにかく「後でゆっくり見たいんだけど、とても時間がない」動画候補がずんずん増えていく…
本日のBGM:
Body Snatchers / 細野晴臣 (NHK FM「YMOとその界隈」8/6 24:00~)
この辺の音楽の頃に「シェークスピア劇場」ってやってたんじゃないかと思う。
この歌知ってるけどYMOだと思ってた。こういうのが聴こえてくると、ちょっと意識が戻る。が危ない。(20130806)