「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20160930

2016-09-30 | 矮小布団圧縮袋

〇出勤前のアサデスKBCの芸能オッショイのコーナーで29日のKinKi日本武道館のポンコツ漫才MCの一部を知ることができたw。新曲も出てきたし。年末年始は例年と違ったスケジュールのようである。ここ数年は年末に1回なペースで来てたが、今年はどうしようか。
 そんな今日も仕事で会合と相談が続いて夕方まで一杯であり、日が暮れてからようやく自分の書類文書の作成に入り、気づくと23時になっていて退社。家につくとそろそろ日付が変わる。
 
 BGM:See The World / Pat Metheny (「Secret Story」)
 気づくと9月も終わるらしい。
 写真:玉造の大阪信用金庫前のキイロイトリ (20160930)
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20160929

2016-09-29 | 矮小布団圧縮袋

〇再び新幹線のぞみの車内を探検中のキイロイトリ「タモクテキシツ デスネ」
 金属的な質感のデザインですな。

 BGM:陽炎-Kagiroi- / KinKi Kids (「N album」)
 いよいよ今日からキンキの東京の日本武道館で今頃盛況だろうなと思いつつ、夕方も仕事をしていた。
 Kagiroiとは難しいこと言ってるんかなと思ったらつよしくん詞で堂島さん入りか。サビの掛け合いの絡みが渋い。
 うわ、LIFE!のムロ待ちが始まってしまったw(待ってみたいような気もするが恥ずかしい。しかしムロさんも普通にしてると普通に素敵なのに、ひとたび役の格好になると、恐ろしく凄まじいことになるなあ、と改めて)。でも玉ねぎ鍋のこれって要するにオニオンのポタージュだよな。(20160929)
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20160928

2016-09-28 | 矮小布団圧縮袋

〇昨日今日と終日豪雨で近所の道路も水溜りとなり、大雨警報や雷ほか注意報が出てる、筑後では竜巻も来てるらしい大荒れの福岡である。仕事から帰宅するとずぶ濡れで、すぐ着替えと荷物の整理(かばんの入れ換え)になる。
 そしてどうやら日本ハムが優勝したようだね。
(新幹線のぞみ車内にいるキイロイトリとカツオ人間)

 BGM:
・雅楽戦隊ホワイトストーンズ~最終章 呪われし神話の行方~(テレ朝2、9/28 21:00~)
・チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸#1・2(日本映画専門チャンネル、9/28 10:30~)
 そういわれてみりゃ必殺仕事人2016って、北山さんと島津先生に、ケルベロスの肖像の東堂先生(AIだよ…)と、ナイチンゲールの沈黙の西園寺先生が出てたわけだ。このドラマシリーズも今年にまとめて一挙放送で見ちゃったものの一つである。もしかして、江戸時代の河原崎さんと朝比奈様や前シリーズの大河原さんが、無念の恨みを残しつつ21世紀に転生しちゃって、東城医大で前世からの因縁の対決を繰り返していたりしないだろうか(どんだけクラウド・アトラスかっつう><)
 それもあるが、上の二本の録画を見ていて(確かに十数年前とか数年前とか時間的幅があるけど)本郷も島津先生も朝比奈様と同じ人だよと思うと、何やらくらくら眩暈がしてくる。だがそこがいい。(20160928)
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20160926

2016-09-26 | 矮小布団圧縮袋

〇…週明けでしっかり仕事が始まってしまったところだが、写真は先日の、京急品川駅で電車を待つキイロイトリだ。

 
 JR品川駅からJR線と京急線を見ている

   
 品川から羽田に向かう沿線の景色。
 「シン・ゴジラ」を見た後で通ると、えも言われぬ感慨に襲われざるをえない。
 見た時のdetailな生活感を含めて、首都圏の空間に対するある種フェティシズムに近いような何とも言い難い偏愛が感じられる映画だと感じたのであるが、これらは、羽田空港と地元とを仕事で往復することの多い九州民はじめ地方民にも、毎回通って見覚えのある、おなじみの「東京」の景観なのである。そのへんの感覚に、じわじわと畳み掛けてくるのだ。ましてや、東京在住者の観客にとっては、どれほどだろうかと。そういえば松本隆さんもテレビのインタビューでこの映画を「見た」って言ってたけど、東京に対する思いや感覚に響くものがあるのかもしれない。


 本日のBGM:
 新必殺仕事人 仕事人出陣のテーマ (「新必殺仕事人・必殺仕事人Ⅲオリジナルサウンドトラック」)
 このテーマならmp3ファイルでうちのdigital walkmanに入っていて、気分によってBGMで流せる。
 日曜夜、ムービーフィルムではなさそうだけど、どうやら往年風を意識したような青く黒っぽいカメラワークの構図と照明のコントラストとをぼうっと見ていると、こうして、まだ子供の時(といっても中高校生の頃)、夕方のアニメ番組を見る他にも、必殺仕事人のシリーズを毎週金曜夜10時に見て育った、ということを思い出す。1980年代前半頃の時代劇だと、もっと朝比奈様や鬼頭の魔の手が結城さんの妻子側とか他にも及んで被害者が続出するような、加虐的趣味な非道な話になってた可能性があるな、とか。ことさらにハードボイルドだと言うまでもなく、むしろこの手のテイストの話が通常運行で、それも今の2時間分の話だったらそれが大体22時00分から22時54分の枠にもっと凝縮されてる(※昭和後期のどぎついテレビ番組文化の爛熟度を感じる)密度で、それでもって毎週見てたってんだから、そりゃ情操的にもひねくれた性格の勧善懲悪観が育つわけだこりゃ(爆)。中村主水とおでん屋の左門さんから秀さん勇さんのアダルトなアイドルとおりくさんの時期だったし。
 …「必殺仕事人2016」(KBC、9/25 21:00~)では、久しぶりにそういう気分になった。

(※未見の方へ 以下は結末に至る内容に触れます)



 所謂「中村主水のテーマ」が画面からBGMで流れてくると、藤田まことさんに朝比奈様をざっくり仕置していただくのを一度見てみたかったな、という気も、ちょっとする。主水の仕事の殺陣のテンポや間合いには、独特の重量感と色気があるからだ。さらに雪が降ってるとか、雨が降りだすとかでもよかった(過酷な視聴者)。でも、予想していたいくつかの想定の内では岸田森さんやこないだ御尊顔を拝してしまった藤木孝さん系を思い起こさせたとはいえ、蛇っぽいぬめぬめ感の安田顕さんのあの独特の語り口やハラッサーぶりは、やはり現代社会のリアルタイムでの何か狂った感じを表していて、昭和でなくまさに平成現在の演者なのだなと感じさせる。
 個人的には7月頃に「蟹頭十郎太」をDVDで見ておいて予習はしていた。安田さんはきっと、陣内さんの松平信祝みたいな「かっかっかっ」と豪快に悪逆を繰り返す役も、今回みたいな偉そうで慇懃無礼で実はしょぼくてせこずぎるけど悪魔的かつ生理的に気持ち悪い(始末が悪い)のも、どちらもできるのだ。朝比奈様の「三番めは…」の時の、SPECのヤスケンの海野先生みたいな一瞬の表情の微妙な変化(数mm単位か!?)も「…来た!」とぞくっとするところだった。
 凄く端麗な所作で最初からずっと動いてきて(話の場面上そこにいるのが必要だろうとはいえ、普通だと手を汚さないならなぜその身分でそんな下賤な下々とそんな場所でわざわざ直接接触しているのかが謎すぎる。もしかして単に不良な行為を見るのとか言葉苛め自体にフェティッシュな快感を覚える性癖なのか、あるいはもはや幕末近いからありなのか)、だいたい汚い仕事を全部人にさせておいて影で見ててほくそえみつつおいしい所だけ略奪する、本当に嫌いになりそうなくらいあまりにも嫌な奴なので、観ている人に「渡辺さんやっちまえ!」という気持ちになるような必然性を十分に持たせておいて、そしてラストで絶対かっこよくは死なない。ちゃんとヒーローに花を持たせる、と同時に、またトラウマというかひっかき傷のような何かを、見る人の心の中に残して画面から去っていく。なんなんだこれは。
 1回目見ると、本当に嫌なのだが、2回目に見るとだんだん、こ、これはある種創り手も楽しいのかもしれない、と思ってしまう。今回もいただきました。チャンネルNECOからのHK/変態仮面のBD-REの続きに謹んで入れさせていただきます。
 ※今週のKinKi Kids記念企画表紙のTV誌を何種か買っておいたおかげで、この仕事人2016の番宣ページがわりと載ってて、参照資料的にはありがたい。

 というわけで、意外にもふと偶然自分が予感した時には、本当に既に作品が作られていた、と後で知った。いや、結構世の中、インスパイアされる人々が決して少なくない、ということだろう。そういうこともあるもんだ。そしてまた今週から「アリアドネの弾丸」やるみたいだな日本映画専門チャンネルは。マーケティングしとんのか。
 そんなことが次の日になっても自然に頭によみがえってきて、本当に仕事に集中できなくて、困る。
 なんてことを書いてはいますが、しげさんおめでとう。(20160926)
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20160925

2016-09-25 | 矮小布団圧縮袋

〇週明けから一気に忙しくなるからその準備もぼちぼち。
 掃除と洗濯を早朝にして、午前中から食料や用具の買い出し。
 お彼岸で故人をしのびつつ、近郊の田園地帯を通る。外回りが多かったから久しぶりな気が。

  
 カツオ人間&キイロイトリ「コトシモ ヒガンバナノ キセツデス」
 …仕事しながらとはいえ、どこか半分はぼうっと夢心地のまま、ここ数か月を経てしまったような気がする。というか、今日見たら随分、田んぼの稲穂が実ってて、稲刈りが始まってる頃になってるじゃないか。
 やばいね。気持ちを、いよいよ仕事モードに戻さないといかんね。

 そうは思いつつも、このラスト日曜日に使える時間を、もう少し利用することにした。

 そして彼岸明けの本日なぜか時代劇三昧のBGM:
 
・映画「超高速!参勤交代リターンズ」(2016、松竹)音楽:周防義和
 「映画1000円の日」で、買物の前に、朝一の回から行ってくる。
 HK/変態仮面の場合と同様、続編は一作目のヒットを受けてやや余裕を持った作りな感がある。本作の場合は、一作目を前編とした後編のような感じで、今回も「七人の侍かよ!?」(菊千代もおるで!)な大活劇だ。
 幕閣に斎藤歩さんと松澤一之さんがいると、大岡忠相の古田さんが隠蔽捜査の警視庁刑事部長に見えてきてハンチョウと共同戦線みたいな感じ(TBSの見過ぎか)。それに、陣内さんがDavid Bowieつうか佐々木道誉的すぎて享保年間に見えねーよ!ってだけでも笑える。

・真田丸 #38「昌幸」(9/25 20:00~)音楽:服部隆之
 それで「風林火山」の時の幸隆(佐々木蔵之介)の息子の昌幸が亡くなる。考えてみると武田家家臣の頃とはこの50年で随分社会状況が変わったものだ。本当に戦国時代らしくなくなるまでは、多分まだあと50年位はかかるんだろうけど。世代交代が次々に起こっていて、いずれはそうなっていくような予感。そして超高速!参勤交代の吉宗の時代までに130年は経ってるのだ。
 
必殺仕事人2016 (KBC、9/25 21:00~)音楽:平尾昌晃
 で、こっちはもっと江戸時代後期の話になる。「超高速!参勤交代リターンズ」の続きでいうと、「知念くん&田口浩正さん番組二本立て」を見ているような気分ですね。
 こっちも遠藤さん寺島さん生瀬さん安田さん温水さん尾美さんとかじわじわ来ていて実況中。
 どうも生瀬さんが昔の筆頭同心田中様のポジションなのね。
 22時からサイコロ3(テレ朝1)も始まったけど、安田さん黒くなってきたから見てることにする。(ちょっとフラグ立ってきたよ…)かなり、怖いぞ。
(20160925)
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20160924

2016-09-24 | 矮小布団圧縮袋

〇赤い電車・京急電鉄といえば、つい気になる大田区で下車してしまうキイロイトリである

    
 やはりシン・ゴジラとタイアップしている京急蒲田駅の大田区観光情報センター(><)
 あんなことになってしまった蒲田なのだが、そこまできたらいっそ、今年はこれ押しで当然来るよねえ、と映画を見たのでつくづく思う

   
 JR蒲田駅東口から京急駅まで続く商店街にも、ヤツのトラウマが漂う

   
 ヲタ・シティではない。
 水棲生物を代表して?夕刻の京急蒲田駅前の第一京浜に立つカツオ人間(爆)

  
 悪天候と短時間強行軍のためロケ地を歩いて回るなどはできないが、今日は半日、京急を利用しまくって撮影している(別に宣伝費はもらっていない。今日見たところ大田区総合体育館の方面のこっちは無事だったようであるが…)
 …なんだか、日帰り首都圏三大怪獣ツアー(平成の怪物・謎の着ぐるみクマ・ゴジラ)みたいになってきたぞ。
 
 BGM:モノクローム ドリーム / KinKi Kids (「N album」)
 堂島孝平XCHOKKAKUも非常に強力だと思う。
 そしたら11月に次のKinKiシングルって、N albumに入りきらんほど曲あるのか。

 柳刃さんの「今週の名言」が楽しみだった侠飯-おとこめし-も最終回で大団円を迎える。原作小説を知らずに初めて最終回を見た人も「!?」と楽しめたと思うが、話を知っていてもドラマの演出が加わった場面だの、キャラクターが濃かったりだので、かなり工夫されてて面白かったのだ。ラストのアレをまた二人でやるのか。なんか小説で最初に読んだ時に想像した以上にスタイリッシュかつコミカルで忘れがたいコンビになった感じもする。

 今年はなんだか7月8月に心乱したまま、9月に突入してもまだ、心理的には夏休みが連続しているような胸騒ぎを続けていて、集中できてない。何か自分にとって今までになかったような何かの勉強にはなっているようで、必要なことのように直観的に感じるのだが、直接の仕事の進みは遅い。再び9月下旬に「夏休み終わり直前の宿題のたまった小中学生」モードに入りつつある。我に返ってみると、やり残してる作業が家の中にもデスクにも山積みじゃないかと。反省。
 とにかく様々な「凄い仕事」を各地で堪能した夏だったのだから、自分も気をとりなおして真面目に仕事しろ、な心地である。なんか、ちゃんとしたい。(20160924)

 ※BGM:「夏目漱石の妻」#1(NHK 9/24 21:00~)音楽:清水靖晃
 鏡子さんが雨の中で立っている橋の画面が川瀬巴水の版画のような青の色合いだった。
 お茶の間の視聴者としてはつい言っちゃうね。「金之助まずは君が落ち着け」
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20160923

2016-09-23 | 矮小布団圧縮袋

〇8月に東京に行った際に中吊り広告で見たのが、何なのかなんとなく気になってはいた。秋分の日に久しぶりにわざわざ一日休みをとったことあり、せっかくだから今回来たついでにお散歩してみることにした:

     
 羽田空港から蒲田で快特に乗り換えて、結構遠く感じたけれども、京急久里浜駅。
 リラックマX京急電車のコラボ。確かに、何か珍妙なことになっている

    
 脱力感に満ち、誤読を誘う駅名表示の数々

  
 怠惰な勤務態度を見せる駅員と、安全管理上疑問を禁じ得ない運転手による走行


 柱の影から乗客を窺う挙動不審な駅員 (「あやしい人を見たらすぐ110番」!?)、などなど

   
 この日、特に午前中、付近はゲリラ豪雨のようになったこともあって、あまり外まで出て散歩しなかった。構内を中心にぶらついて戻る。神奈川県内については、横浜からこっちの方はあまり来る機会がなく、全然地理的に詳しくない。随分山も多く見えて地方に来た感じがした。金沢文庫とかの方面も、路線図で少しずつ勘をつけて、今度、天気の良い時にまた来て見たいと思う。
 キイロイトリ「ヌレズニ スゴセマシタ」


 BGM:夜を止めてくれ / KinKi Kids (「N album」)
 京急電車で走っている時はくるり「赤い電車」な気分であるが、快特だと堂島孝平さんもいいですね。(20160923)
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(世田谷パブリックシアター、20160922)

2016-09-22 | live2002-2024

〇週の前半で台風が抜けた。となれば先月から計画の予定どおり秋分の日は日帰りで移動。

  
 「DISGRACED-恥辱-」(世田谷パブリックシアター、9/22 13:00~)
 来ちゃいましたねえw。舞台づいてるやつの続き。
 こちらも、見る前は情報ネタバレ禁止で臨みました。ショッキングな結末についてはまだ上演中だから控えておきましょう。でも中で出てくる「極めて生活感覚的な」部分はともかくとして、近年の国際情勢などで聞き知れるアメリカと中東の関係などが大まかにわかれば、だいたいイメージできると思う。自分などは映画「誰よりも狙われた男」(2014)を思い出したくらいだし。
 

 再び、都内に現れたキイロイトリ「フフフ」
 むしろこのトリ(ローソン2011バージョン)が安田さんをおっかけてるんじゃないかとすら思われてきた(汗)

 (※以下若干内容に触れます)
 内容は極めて今日的かつ国際的な(政治でもあり歴史文化でもある)人種や民俗の対立の背景の話がふんだんに盛り込まれていて、5人の登場人物が全員その事情を背負っている上に、それと気づかずにふと口が滑ってしまう偏見的な言葉の怖さとか、それだけでなく(いちおう中年以上の4人はニューヨークにおけるエリート層ってことらしいのだが)非常に個人的な思惑の次元でコンプレックスや身勝手さや欲望やら保身やら心理的抑圧とかも混ざってきて、淡々と始まった会話がどんどん「やばい」ことになってしまう、その過程が非常にスリリングな展開なのでございます。

 きっとアメリカだと全員、人種民族別に、それぞれの配役で俳優女優がわりふられてる舞台になるんだろうなあ…と思って、帰ってからdisgracedで画像検索してみたら、やっぱりそうらしい写真がいくつも出てくる。911以後のアメリカの社会に対する辛辣な諷刺や批判も出てきて、それが「それぞれの立場」でぶつかりあう。こういう雰囲気は風土的に事なかれ主義的に好まないというか、日本のマスコミ、特にテレビのニュースは隠蔽的な感じで、むしろ全然伝えなくなっちゃってるような方向のようだけれども。さほどにテレビや新聞の報道がジャーナリズムとして全然機能しない時に、逆に最近見てきたような舞台や映画の方が、高レベルなフィクションのうがった破壊力によって却って淡々と表現できるのだとすれば、むしろ文化的に大切なことで、見てみたいと感じる。

 実を言うと今回偶然にもほぼ最前列だったので、これは行かないと申し訳ない、多分小日向文世さんや安田顕さんが演じるのをこげいな最接近距離で拝めることはまずめったにあるまい、ということに気づいてしまい、来てしまった。つくづく台風が過ぎてくれて助かったと思う。そして実際に生で見ると、いろいろなことに気づいて勉強になる。とにかく5人とも緊迫感があって、生の応酬に見応えがある。小日向さんは次第に強迫的に鬼気をはらんでくるし、安田さんは静かに切りつけてくる感じだし、小島さんは美しく現代風で、平埜さんは若者らしく熱く演じていて、エミリーの秋山さんの芸術に献身的な独特の存在感はインパクトあったし、それぞれがそれぞれの立場(これがうまくバランスになってる感)でしか見えない(というか、見てない)部分が、重要な意味を持っており、手詰まりになっていく要因だったりもして。その食い違いの切迫するところで、ああっ、と思うし。

 日本じゃこういう多民族な問題って無関心なんじゃないの、という声もあるようだが、差別的な偏見や抑圧的なものの考え方の弊害のような問題は、これに限らず決して無縁なことじゃないから、いろいろ考えさせられる。逆に、こういうふうな歴史的な民族感情みたいなのの存在する背景を無視して、井の中の蛙の日本人の国際貢献とかグローバリズムとかクールジャパンとか軽々しく言ってるのが無神経であり、結局国際化とか言ったって世界中のどの田舎の「地元」社会も荒廃してその拝金主義な企業の連中や死の商人だかを儲けさせてるだけなんじゃないの、というようなことは、前からずっと疑問に思っていたことではある。おかげで帰りの飛行機ではまだパンフレットを読んでなくて、まだずっと様々なことを考えてしまった。それで家に着いて、やっとこ開いて読み始めたところ。
 それでネタバレ禁止していた舞台取材の記事もこれからようやく解禁して読むことにしようと思う。

   
 実は世田谷はあまり来たことがなくて、「三軒茶屋」ってこういうところなのか…と知る。初めてかもしれん。
 キャロットタワーというらしく、本屋もスーパーも区の施設も劇場もあって、ほどほど庶民的で文化的な感じ?
 規模は違うと思うが福岡市でいうと西新みたいな位置なのか。
 「シブヤイキ バステイ アリ」いちおう昼まで雨が激しかったので、東急田園調布線で移動してきた。夕方、だいぶ止んでいた。(20160922)


 ※館内の掲示板など。先々月から観劇に行くたびに、会場で近隣の様々な舞台のチラシをもらうのだけど、東京だとチラシの量が非常に多くて、重ねると分厚い。さすがに劇団も催事も桁外れに多いもんな。
 もし首都圏に住んでいたら、近いからってこういう勢いで映画や音楽に加えて芝居見物などをしてしまうと、仕事帰りにほぼ毎日何か際限なく見に行ってるかもしれない勘定になって、いくら働いても稼ぎが追いつかんことになりそう。都会だと刺激が多いが誘惑も多くて大変だわ、こりゃ、と思った次第だ。
 
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20160921

2016-09-21 | 矮小布団圧縮袋

〇再び久留米から筑後地方方面を出張していて、大牟田行き特急に乗っているキイロイトリ:
 
    
 柳川ではに琴奨菊のだった応援幕が坂井聖人選手のになっていたりして

BGM:
・なんねんたっても / KinKi Kids (「N album」)
 怒涛のような展開かつあまりにも一度にたくさん一気に来るので対応しきれてないところがあるが、帰ってからとりあえずN albumを聴きながら、MVで懐かしいPVのショットを見ている。堂島さんプロデュースだからか爽やかなナンバーが多い。さすがだ。シャッフル君に入れつつ明日の予定の準備をしている。
 このなんねんたってものイントロのぱーっとした「抜け」方の鉄板感が良い。

・戦え!白き戦士 / ホワイトストーンズ (雅楽戦隊ホワイトストーンズ3 最終章~呪われし神話の行方~テレ朝チャンネル2、9/21 21:00~)
 だんだん最初の頃よりも芝居がちゃんとしてきているようにも見えるのだが、気持ち悪くwもなってくる。

・The Power of Love / Huey Lewis & the News(ベストヒットUSA私を野球に連れてって生放送スペシャル(9/21 BS朝日、23:00~)
 水曜どうでしょうはお休みなのだが小林克也さんがあいかわらずで、対談ゲストが広島ファンのポルノグラフィティだったりする。野球とかスポーツ関連の選曲なのだろうか。この歌、当時は何とも思っていなかったのだが、今聴くと確かに良く出来ていて、当時やたら売れてた理由がわかる。(20160921)
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(Tジョイ博多、20160920)

2016-09-20 | live2002-2024

〇予想よりも太平洋側へ移動した台風16号で、鹿児島本線は比較的通常運行だった。
 今日も夕方ぎりぎりまで会議の連続だったが、再び来てしまうライブ・ビューイング。
 19:06(PM6:66)開始ぐらいの時間だと、まあ仕事帰りの社会人にはまだありがたい方で、ちょうど始まる時間ころにエレベーター前まで来てるキイロイトリ:

 
 VAMPS LIVE 2016 追加公演-Acoustic Day- LIVE VIEWING (Tジョイ博多、9/20 19:06~)
 こうアレンジされるとかえって原曲の元々の格好よさが再認識されるので、案外面白かった。じっくりと聴き入ってしまいました。音色で普通にだんだん気持ちよくなってしまうのですよ。The PastとかReplayとか意外だったし。
 座って演奏している肩越しにカメラが動くのを見てても、どこか親近感増しますし。
 Devil Sideの話のお兄さんが、なんかもうほとんど古典落語に達しとるのか状態で可笑しい(こんなに笑かされるとはあなどれんw)。Evenescentまでしっとりと熱く歌いこまれていて、ほっこりした。来るといつも思うのだが、聴き入ってる人はどういう風に楽しんでもいいよ、という感じの寛容さが漂っていて、いいんだよな。


 コンサートホールぽいクラシカルな雰囲気もあるのでAngel Tripではマフラータオルではなく、このAcoustic Dayのハンケチが(貴婦人チックにぐるぐる回してもいいように)ツアー即売グッズで準備されている(爆)
 たれぱんだ「あっとおどろく汎用性><」みんなが袋からぺちぺち取り出していたのもおかしかった
 
 海外向けの全英語歌詞盤も前に出たけど、今回のacousticアレンジの盤って今後出るのかな?
 instrumentalの音源とか気になるところ。


※帰ってきて留守録のうたコン(9/20 19:30~)を見て、いわゆる火曜のNHK歌謡コンサート的な枠でKinKi Kidsやいきものがかりが来てたのは驚いた。かつKinKiもポップジャム~ボクの背中には羽根がある~薔薇と太陽のカメラワークといい、流れがさすがで「皆様から受信料を徴収してますNHK」的な鉄壁さ?のようなものを感じる。(きっと全国のお茶の間の前のんん百万人くらいの視聴者も同じことを思っただろうが、)せっかくだから、そこは股旅劇場にも出ようよw。(20160920)
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