「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20100223

2010-02-23 | 矮小布団圧縮袋

○日々手弁当で昼夜勤務である。AXNミステリーチャンネルの「シャーロック・ホームズの冒険」やら「ミス・マープル」を毎週見てると感じるのだが、九州に住んでると本当に田舎で男尊女卑で、外じゃ「女性」が「おじさん化」=「家庭不在の父親化」して「家庭崩壊」犠牲でないと生きていけない事は、全く20世紀初頭の英国の「有職女性」のごとし。さもなくば産業革命後の「女工哀史」か、である。ジェンダー?ワークライフバランス?けっっ。誰のためのバランスか。経営者がサビ残を労基署に訴えられないための口実だろ?みたいなものだ。女衒か遣手婆に言われてるようで虫唾が走る。人手不足で過重労働なんだから専任スタッフ雇え、って言っても人件費削減で無視するくせに。

本日のBGM:Lady GaGa 「Poker Face」(「The Fame」)
 根っからの非体育会系でスポーツ観戦の趣味など全く無い自分ですら、この曲がもはや「ジョニー・ウィアーのテーマ」(爆)であるらしいことをオリンピックで知った。選曲的にキャラが合ってる。ぷりんぷりん。それでNHKのハイライトのエンドロールでBLESSが流れてきたりとかコテコテでお腹一杯(笑)。PSBとかDOAとか本当にもう慣れてきて驚くこともないのだが、それにしてもBe Good Johnny Weirの30秒image spotにはわろた。しょーがねーなー(^^;;)こういうPVで歌ってる奴とかいるもんw。「うーむ、わかっとるな!」(20100223)
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20100219

2010-02-19 | 矮小布団圧縮袋

○お釜の調子がよくない時は弁当が作れなかったのでお昼を商店街に買いに走る(地鶏飯おにぎりとむすび丸とたれぱんだです)。高橋選手は(去年の秋頃かフィギュアのニュースで見たが)リハビリが大変だったのによく続けてきたなと思う。一見華やかそうに見えるがそんなもんでは全然なく、実は見えないところで人が時間をかけてだんだん物事が支えられて本当にできていくような過程というか。日々残業中で、それでも報われるか報われないのかさえわからないし希望もなかなか見えない毎日の中にいると、普通だったらとてもだめかもしれないのにあきらめずに続けて何かを見いだし「まだまだやめられない」って思う、という話は、ちょっと沁みた。たまにはそういう話があってもいい。

本日のBGM:徹子の部屋(2月19日追悼再放送 ゲスト藤田まこと氏)
中村主水は子供の頃から見てるし、仕事人は最初の頃の大人の娯楽時代劇こてこての頃が毒々しくもあって、今でも時専チャンネルで見ると何かタナトスの色気の危険さを子供心にも感じたのか、何かどきどきしたのを思い出してちょっと赤面する。去年あたりラストの方になってくると一番若い共演陣は孫世代だったのか。ほんとに八丁堀って今でもどこかにいて夜勤で夜なき蕎麦すすってるような気がするのだ。声色もインパクトが強くて、そういうシルエットが目に焼きついてるような存在が記憶されていて惜しまれる。先日は井上梅次監督も亡くなったと聞く。「朝日放送+アダルトな魅惑の松竹映画ドラマ」ってのは一種の文化遺産かもしれない。合掌再拝。(20100219)
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20100212

2010-02-12 | 矮小布団圧縮袋

○最近新聞を数年ぶりに取るようになり、朝出勤前にざっと読む。新聞って、webと違ってクリックしなくても読むともなく視界に文字が入ってきてしまうから、まるで列車かバスの車窓だの看板だの中吊り広告か何かみたいに、全く予想もしてなかったものが飛び込んできたりするから不思議な刺激だ。といっても新聞によってこんなに記事に偏りがあるとは、昔はあまり考えてはなかったが。新聞の文体も言葉の使い方も事件の内容も論調も広告の種類も、数年前と随分違うような気がする。改めて、ひどい事件というより、どうしてそういうことを考え無しに言うんだろう?的なのが多い。社会そのものの雰囲気が、自分がまだ新聞を取っていた頃と比べて、かなり変わってきているのかもしれない。こんな世の中になってきていたんだなあと。いずこも殺伐とした荒野のように。

本日のBGM:
Music Station 1000回SP初登場映像集 (19:00~)…留守録しておいて帰ってくる頃は「ま」だったからvivid colorsとbackstreet boysにはまにあったぜ。ちなみにThe Killersは来日中止になったそうで残念ですな。
徹子の部屋…昨日の小沢昭一氏のコスプレと「セーラー服徹子」が永久保存版で物凄かったのだ(笑)。今日の夜は朝日ニュースター(昼の再放送)で生田斗真氏が人間失格の宣伝に出てて過去映像が1997年のKinKiコンサートでのMC中のやつ(つよしが細い5月頃w)。小学生には全然興味が無いがこうして十数年後「貴重映像」になるまで続いてるのはほんの一握りで、そこからさらに十数年後渋い中年で活躍してるような奴はさらに極めて稀というシビアな現実。しかしあんたら持ち歌が「欲望のレイン」てKinKiかよ(爆)その上いきなり「帝劇の堂本さんを見に行ったら私といっしょに見てたもう一人の客席の堂本さんがリュックサックしょってたまま呼ばれて上がっちゃって一緒に踊っちゃった」話だからびびった(かなり前だと思うが徹子さんにはついこないだなのだろう^^小生にとって1997年などつい最近だったような気がするごとく)。いいけど徹子さん映画ネタバレすぎすれすれ^^(徹子も三田佳子的に出てみたかった、とかだったらどーしたらいーんだろう^^;;) (20100212 ※白い鯛焼きとたれぱんだと、仙台ではVDで大慌てらしい?むすび丸との大きさ比較)
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20100209

2010-02-09 | 矮小布団圧縮袋

○なんかニュースで見ると、近年全然雪が降らなかった新潟市内まで今年はまれに見る豪雪らしく、実家に電話で聴いたら1m以上積もって前の車道など車が入れないとのこと。そこまで積もるのはさすがに自分の子供の頃以来だな確かに。夜間でも氷点下にならない九州の平野部など、うちの親類一族の常識感覚だと外国のようなもんである。雪国は冬、本当に雪が降れば物理的に無理な外出はしないし活動ペースだって人間らしく落とすのだ。ちっぽけな人間が自然に逆らってどうする。上杉謙信だって冬は攻めないのはリーズナブルである。ところがこっちときたら雪が降らない分、冬に休まないとそろそろ人間には年間の疲労が蓄積されてるのだということを愚かにも知らない。休日がなくて納期に間に合わない程の連日残業出勤で、しかもどの位これが報われるのかわからない…今日も朝出勤し、途中で抜けて夕方作業合流して夕方になると目が疲れてくる(そろそろ老眼も来始めてるかもしれないしね!)真剣に、現場の事故や労働災害が心配である。疲弊しすぎだろ。
 一方、気温が高すぎて不気味だ。雪崩注意報だろうな。でも東日本は明日以降また寒くなるらしいとか。なんなんだ。

本日のBGM:「火宅の人」(深作欣ニ監督 主演・緒形拳 1986年)(東映チャンネル
借りて見た。深作監督だから仁義なき無頼派男女の闘い(爆)みたいな感じ。なんか昭和ってこんな無茶苦茶なんかいな、って誤解しないかね平成のお子様たちが(^^;;)な勢いで。肉食系、なんて今言ってるようだが、今の感覚から見たら、何もかもすべて肉体的で暑苦しいのだろうか。というか70~80年代のドラマや邦画はそういうとこあります。ここで太宰治(岡田裕介さんって夢千代日記に出てた)を小突き回す中原中也は真田広之(!)さんで、大河ドラマ「太平記」の前にこんなところで緒形さんと共演してゐたやうです。で檀一雄にぶつとばされると。このへんは『文人悪食』で読みましたな。「人間失格」予告編で中也が葉蔵をぐりぐりしてゐたのはどうもさういふクロスオーバーな筋らしい。中也も相当やな奴だけどね^^。で旅の文筆家といふと今日は立松和平さんが逝去。山も川も泣いてるんだな。合掌。 (20100209)
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20100206

2010-02-06 | 矮小布団圧縮袋

○土日も緊急会議で昼から夜まで缶詰。帰って見るテレビも留守録ばっかりだな…

本日のBGM:土曜スタジオパーク(NHK総合、14:00~)
ゲスト近藤正臣(!)で録っといたという(^^;;)もちろん「龍馬伝」宣伝なのだろうが、近藤氏のご先祖はむしろ月照様を助けた志士とか。ご当地の京都史跡案内付き。しかもなんと「神津恭介の殺人推理」がちょっと録れてたのがらっきー(天知茂の明智小五郎シリーズとかこのへんのやつをビデオ借りてきて見たいなあ^^よく土曜の午後とかでテレ朝系地方局で再放送とかしてたんだけど。あとはケーブルでどっかでやってたら見ますか)。こないだの情熱大陸で昭和的に「美しい絵」を撮るという話が出てきたので思い出したのだが、そういえば確かに草刈正雄や近藤正臣といえば、それこそ一時代ある種、象徴的存在に「なりきってました」からねえ。なりきれるのも凄いことだな、と、神津先生を見て改めて思うのである。(20100206 たれぱんだ史跡散歩中)
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20100201

2010-02-01 | 矮小布団圧縮袋

○体調がまだ「ぼやけてる」けど、すぐ週が開けてしまって仕事に戻ると、激流の中に放り込まれてるような気分。(※一方、むすび丸はなぜか、神社にいる)

本日のBGM:情熱大陸(TBS、1/31)
 こっちの方を見ちゃったさ(すまんな堂本兄弟w)。先週映画館に行った時にやけにちらしが置いてあるなと思い、生田斗真って人は生で見たことあるし、太宰治の原作はもちろん有名で読んで知ってるし(まあ半分コメディなミステリーみたいなもんだと思ってあまり深刻に読んでなかったのだが)、どういう按配になるんだろ?と思ってネットで予告編を見てたところだった。ちなみに初めに見たのは2003年のSHOCK is Real Shockでの時(井上順さんとか出てて、未唯さんのプロポーションに感動した回の)だったと思う。その次の次の2005年のEndless Shockからが現在の「あの仕様」になっていくので、それ以前のやつは「試作版」的に現在は捉えられているかもしれないが、この何年も何人かの「ライバル役」演者が居る中で、わりと2007年の生田氏と2005年の錦戸氏はインパクトが印象的に残っている。その原因は、主役が「光る」白いぴかぴかがんばり優等生ぽいのと比べて、彼らが「黒」かったからじゃないかと思う(2003年版では斗真氏役は役柄の位置的には「半分黒い」位だったが、2007年度のEndlessのやつでは「黒」くて泣かせたw)。ライバル役といっても歌って踊っての身体能力も高度なものが要求されるし、決して真面目じゃないとは思えないのだが、どういうわけか何かどこかに、あの役が持っている自暴自棄的な腐りに漂う「悪い」感じが、ふわっと滲んでいたような気がするのだ。主役の座長はそういう「黒い」感じがしないし、むしろ対極的なところにいるだろうし。なぜ彼らの回の時に印象に残ったのか、この回だと主人公よりも、むしろ「黒」っぽい方に後半若干感情移入していたんだろうか自分は?台詞の中にも出てきたが、疎外された「決して王道にはなれない」者が知っている「立つ瀬の無い」何か、のような屈折感を、ただの薄いチンピラとしてではなく充分に拮抗させて漂わせている(そしてそれは座長の論理によるさらなる高圧的な調和で薙ぎ倒され抑圧されていくw)方が、見ていた自分には残ってひっかかったのかもしれない。そういう人ももう20代後半である。この生田という人の地上波のドラマは全然見てないし、子供の時の顔のぼんやりとした記憶のかけらから思い出して「こんな顔だったっけ?」な気もしたのだが、太宰治の原作的にはこの役は相当「嫌~な感じ」を出さなければいけないはずで、(予告編や情熱大陸では、随分かっこつけてスタイリッシュな映画らしく見られたのだが)その卑屈な絶望的な「嫌~な感じ」をやろうとしているところは、ちょっと感じた、位。おたんびに爛れた感じ、というのを頑張る、というのも変な言い方だが、それははたしてcharmingなんてものになりうるのだろうか?そのぐらいしか見てないから、この人は自分の中では「どれを演っても同じこの人」という感じではない。むしろ、(悪い意味ではなくて)何かの役とかゲストとかでちらと見かけた時によって顔の印象が全然違う。というか、どういう顔だったのか、見る時でみな違うので、あまりイメージが固まっていない(ただ、声は意外と低音な人だな、と思った)。nobleでもないし、野卑でもない。全く気配を消すこともできる人だったり、映画ごとに全く違う人になるのなら、面白い。そういう一癖のあり方の方が存在感が重くていいかもしれない。SMAPをめざすより、SMAPが全然できていないことをできる方が面白いと思う。葉蔵にはまだ若すぎる感じなのだろうか。「不思議なおじさん」にならないとね。おじさんの嫌~な感じを出すにはまだきれいすぎるかもしれないけど。(いつも卑怯で無責任なくせに居丈高なだけで中身はちっさくて嫌な親父や爺をよく見かけるが、それと比べたらMichael Jacksonのなんと腰の低いことよw) (20100201)
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