「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20110329

2011-03-29 | 矮小布団圧縮袋

○…送別会の帰り道に見た、うちの近所では一番早く咲き始めた樹の、夜桜をお届けしよう。(通りすがりのキイロイトリ)


 うちのむすび丸も初めて今年の桜を見る。
 何があっても、人間がどんな心理状態でいようとも、こんな感じで少しずつ昼は長くなり、気温は上がっていて、人知れず自然は、今年もまた春に近づいていたのだった。この春愁のような気持ちは、年々、それぞれの年毎に心を揺さぶる。

 本日のBGM:
 「ぷっすま」(KBC、3/29 23:20頃~)“オレコツ”
 ゲスト:ココリコ遠藤、菊川玲、堂本剛
 家に帰って風呂から出て、テレビをつけたら流れてきた。こんな番組も少しずつ始まっていたのであった。リアル自腹。いつ収録したのだろうか。日本全国津々浦々、なんのこともなくこういう深夜番組をだらだらと見流して、まったり夜をだらだらすごしていたのだろう、3月10日の夜以前は確かに。そこに思い至ること、それを感慨、などとたやすく言うわけにはいかない。もっと重く沈黙だけが夜の自分を支配するような、何か不思議な気持ちで、見ていることに気づく。

◇東北地方太平洋沖 募金地震関連 (Yahoo!)

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20110320

2011-03-20 | 矮小布団圧縮袋

○一つの訃報が心を抉り、その喪失感が重くて、現実感がない。あまりに突然で、まだ日が浅いこともあるが、麻痺したような感覚がずっと続いている。過去の家族の死の時の記憶がフラッシュバックするようだ。感覚が止まっている。もしくは麻痺していて、制御も時々狂う。まだ夢の中にいるようだ、と被災者が表現するようなそれを、自分も感じる。
 自分はいつまで生きているのか、いつまで福岡に住んでいるのか、ここを去る時がいつ来るのかはわからない。でも、いつ福岡を去ることがあってもその後、もうその人の記憶なしでは福岡は思い出されないだろう。それは6年前の同じ3月20日にも関わっていて、その日にもその人は走り回っていた。ある歌の歌詞が裏返しになって頭の中に流れる、貴方に出会えて良かった(と言えるのかどうかはまだわからないが)、悲劇だとしても(むしろ悲喜劇的な悲劇というべきかもしれない)、と。いや、こんな言葉では、到底表現することができない。まだだ。
 こういう感覚を各地の人々が味わっていることはわかっている。しかし、その人のその気持ちはその人だけだ。他の何か、誰かが代わることはできない。ともかくただ、受け止めるしかない。このようなことをここに書くことは、すまない。本当なら、自分の手元のノートに書いておいて、自省すればいいのだ(実際にそういうノートは、30年前から、たまっている)。しかし、人間にはこういう気持ちもあるということ、ただそれだけを感じて、自分のノートにだけでなく、ここにもなんだか、書いてしまった。わかる人にしかわからないようなことなのに、不特定多数の人に伝えたいなどと強く感じるほどのものなのかどうかは、自分でも感覚が止まっていて、わからない。そして、それでも自分はまだ、生きている。何者かに対する強い怒りや悲しみや、痛恨や感謝や、あまりにもたくさんのものが混じりすぎて整理できない気持ちになるような、こんな生々しい感情が、自分にあったとは、その事自体が自分でも意外だったのに、それが麻痺してしまったような感覚になっている。そのことを、ずっと考えている。

 感覚は止まっていても、会議出張は容赦なくある。九州新幹線が開通していたことなど、朝に出発する際に博多駅に入った時まで、頭からすっかり抜けていて忘れていた。それほどに一日一日ずつ、うちの会社の中にせよ、災害報道にせよ、日常で毎日繰り返される出来事が、それを日常というには異常すぎて、重過ぎるからだ。だが今日のように一日移動中で外出していると、いつもと違って会社の人々ともラジオやテレビのニュースからも離れている。夜、関西地方から復路の新幹線で帰る時、車内の電字の流れるニュースをようやく見た。そこでふと気がついた。本当にぼんやりと眺めていて、気のせいかもしれないけれども、今までいつも夜帰る時に見る夜景と比べて、何か、外の夜が「暗い」のだ。もちろん、昨日の満月と違って、曇りと雨で空が暗かったこともあるし、そもそも夜は暗いものだとわかってはいるが、…広島、新下関、小倉、と来て、それを感じた。…博多、に着いて…夜22時過ぎてローカル線に乗り換えて、やはり車窓から見える国道沿いのネオンやマンションやらの、いつもなら夜目にも建物の形が浮かび上がるほど目立つ福岡市内の派手な照明も、どことなく落ちていて、高層建築の輪郭などもはっきり見えない。暗い気がする。そういえば、家にいて休んでいた先週日曜を除いて、11日から19日まで朝から夜遅くまで会社と自宅の往復だけだったから、市内の夜景を地震後も全然見なくて、今日初めて見たのである。これが日本全国的な、遅い時間の「節電」なのだろうか。それも感覚的なものなのか、今の自分には、さだかではない。

 BGM:Spilits in a Material World / The Police (「Message In A Box」)

◇東北地方太平洋沖 募金地震関連 (Yahoo!)


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20110319

2011-03-19 | 矮小布団圧縮袋

 …去年の3月も、不思議な満月を何時間も見続けていたことがあった。
 その1年間で、あまりにもたくさんのことがありすぎた。
 当たり前のことで言い古されたことではあるが、やはり思ってしまう。1年後に、こんな気持ちでまた月を眺めているとは、1年前にはわからないものである。
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20110316

2011-03-16 | 矮小布団圧縮袋

○日に日に移りゆく状況、被害の大きさに言葉もありません。元住んでた宮城や青森方面の知人からは、少しずつ電話がかかってきて確認できた人もいますが、まだ確認できない人もいます。仙台の学校では卒業式が中止とか、入学式などが延期になってる所が出ている模様。また、今困っているのは断水と物資不足と北国の寒さで、非常に大変な様子。新潟の実家も余震が時々来ていて、東北電力管内(東北六県+新潟)なので一部計画停電も始まっているとのこと。この「別室」と無縁ではない話題としてはSHOCKも11日に途中で中止になったこと、この後の公演が中止のことも知りました。

 本日のBGM、にしようと思って、まだできないでいるCD:「The King's Speech Original Motion Picture Soundtrack」 / Alexandre Desplat (DECCA B0015064-02) (2010)(※写真)
今週も早朝から夜まで、デスクで資料作りチェックしながら、未だにあのSONY WM-GX400を使ってラジオでNHK総合テレビのニュース音声を聞き続けている。これはデジタル放送が始まってしまうと、もう聴こえなくなってしまうのだろうか。NHK-FMは伝言板放送しかしていなくて、AMのNHKラジオ第一もニュースではあるが、テレビのニュースのテンポとはちょっと違う。いつもこうしてテレビの音声を聴き続ける習慣を20年以上持っている自分としては、それで三陸沖地震も玄海沖地震も乗り切って生き延びてきたのだ。もし、このテレビのアナログ音声が停電でも電池式のラジオで充分聴こえる、という利点が失われると、非常時などは極めて不便である。などと思いながら、今日はNHK総合テレビのお昼のニュースに久々登場の「麿」=非常時放送には定評のある登坂アナウンサーの声を、約1年ぶり?くらいに聴いた。特徴的な声なのでわかる。中越地震の臨時ニュースの記憶がフラッシュバックする。その後、ネットで見かけた「このピンチに北海道からあの男が帰ってきた!」(←なんだこれは><)。日夜の報道の支援で来てるのだろう。そして、夕方は仕事中に突然、天皇陛下の御言葉も始まった。ラジオで聞く、テレビ音声の「玉音」まさしくThe King's Speechにあたるのであろうが、本当に心配そうで、象徴的だ。写真のCDは、先週購入。金曜以降、正直、あまり聴ける気分の状況ではなくて…被災地の人々もまだ、それどころではないと思う。
 それにつけても、本当になんとかならないんだろうか、何かできることはないのだろうかと思いながら、しばらく状況を見守っています。こうした状況はすぐには直らずしばらく続くかもしれませんが、みんな慎重に注意深く粘り強く、よくなっていくよう、こちらも日々の生活を律していきたいものです。(20110316)

◇東北地方太平洋沖 募金地震関連 (Yahoo!)


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20110312

2011-03-12 | 矮小布団圧縮袋

〇東日本各地の地震や津波災害、謹んでお見舞い申し上げます。
(20110312 5:26)
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20110305

2011-03-05 | 矮小布団圧縮袋

○今週も終日業務、土曜も重要な業務と審査会議で朝8時から午後までかかった。夜まっすぐ家に帰って、じっとして部屋でパソコン見てたりごろごろしてたりするより、外に出かけると気分転換になるのか、逆に精神が高揚して頭がすっきりして疲労感が緩和されるようなところが、映画鑑賞の効能なのか。と改めて思ったのが先週の「英国王のスピーチ」だったので、今日また夕方、帰りに映画館に寄ってしまった。というか、ケーブルテレビに入っているとJ:comの映画割引券(3月末まで1回1000円引き)がもらえたので、それじゃあこいつを使って1回800円で見よう!という勢いである。いやあこの季節、東京の帝国劇場まで飛行機で日帰り往復してSHOCK1回見に行くのと比べたら、充分安価な催し物でっせこれは(爆) (写真:パンフと帰宅後のたれぱんだとキイロイトリ)

今日見た映画:「ツーリスト」(The Tourist 2010)
 昨秋のAXNミステリーの仏テレビドラマ「無実はさいなむ」の時に気になった人、とにかくそのJulien Baumgartner先生がこの映画のどこに出てくるかを見に行こうぜ、という、正直それだけの勢いで(爆)800円で行ったのです(すまん)。だって予告編にも出てこないんだもん。見れば、何のことは無い、すぐにどこにいるかわかります(笑)。わあい大画面で見ちゃったぞ。でもちょっとだけです。事件の舞台がベニスでなくてパリだったらもっと出番も台詞も多いんだろうけどなあ。まるで影の軍団シリーズの「今週の福本清三先生」が数分、今回はどこに出てるのか?を探す式のごとく、映画館で「おおっ、ジュリアン先生だ!きゃー♪」とかいって川端のキャナルシティの場内でテンション上げてるのはワシだけか?(爆)などという唯我独尊のヲタクな観客でありました。でもまさかこんな封切り日に行くとはな~(><)一応、座れたけどさ←いや、先週もそうだけど、思いついた日に行っとかないと、きっとまた行く時間なくなっちゃうもんね!ということで。
 この映画そのもの自体は、先週の英国王とは違って、もう堅苦しく考えることなく、全く軽く娯楽作です。さすがシネコンでのユナイテッド・シネマ。この話はネタバレはもうアウトと思われ、一回見ればわかりますので、詳しくは書きません(わかっちゃってから2回目見始めたら、多分爆笑もんでしょう。もう、今日帰ってきて、予告編見てたら、もう「ぷっ」て噴かずにはおれんもん。そういうツッコミ的興味で、2回目以降は見ればいいのかもしれない)。
 以下、ヒント。(もしくは、映画見た後で読んでいただければわかると思います)
 なんでこの役がJohnny Deppなのか?っていうと正装して黙ってれば顔立ちだけなら一見Helmut BergerのLudwig the Ⅱの中年版みたいな雰囲気にもなるのに、口を開けば「おらウィスコンシンの田舎もんずら」みたいなずーずー米語(?)(しかも高見のっぽさんみたいなちょっと歪んだ声で)ができるからだろう、と勝手に思っている。なぜ「ダイエットしてないように見える(からアンジェリーナ・ジョリーが怒ったとかどうとかのゴシップ記事を去年の秋ごろ見かけたな~)」とか「どたどたパジャマで、むさい」のかも、わかりました。これってコメディなのかな?結末も、なんか、そうじゃないかなあ、って思ってたけど、やっぱり「ぷ。くすくす」でわろてもた。ジョニー・デップって、大作小作関係なくこんな感じの脚本の話によく出るような気がするんだけど、好みなのかな?こういうのが。
 だが、ロケこそ風光明媚なベニスだが、アンジーとの会話も、小洒落た、というてもアメリカ映画風にやや軽め。まさにあの「煙は出るがタバコじゃない電子タバコ」のやう。ただ、もしかすると、欧州人のアメリケーナの見下し方とか、アメリカ人の欧州歴史文化伝統へのコンプレックスみたいなところとか、イギリスの金融成金ヤクザがロシア人の三下を沢山雇っててイタリア警察なんて黒い霧そのもの、なんてコンテクストが結構言葉だの表情だのの端々に隠されてておちょくられてたりするのかもしれないが(そのへんの言外や行間に隠された欧州事情にうとそうで悟れない日本人の客にはウケないかも)。
 それにしてもティモシー・ダルトン先生、そんな大岡越前のお白洲みたいなまとめ方で納得しちゃっていいのか!?江戸むらさき特急かあんたは(笑)
 今回ジョニデよりも、個人的にウケたのはポール・ベタニー先生の、時々菅貫太郎の代官みたいな立ち位置のスポ根(爆)。しょうがねーなーw、なんだけど、本当にありがとうございました(わろた)。といいながら、頭の中では勝手にベタニーさん=スガカン、ジョニデ=天知茂、アンジー=浅丘ルリ子姐さんみたいな(昭和40年代の日活+大映か何か?)のにMAD邦画イメージ変換し始めているワシ。まあ、映画って、ほんとうに、脳内連鎖反応なんですねえ(と水野晴郎先生が言ったかどうかはさだかではない^^)。ベタニーさんの出てる他の映画を探して見たくなってきました。
 ※まあ浅丘ルリ子脳内変換よか先に「アンソニー・ジマー」を見ればいいんじゃね?という感じではありますが。

本日のBGM: Starlight / Muse (「Black Holes & Revelations」)
 サントラに入ってるのか?は未確認。スクリーンからなんか聞き覚えのある歌が流れてきたぞ、と思ったら、なぜかそこでMuseがw (20110305)

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