「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20120829

2012-08-29 | 矮小布団圧縮袋

○今週の仕事帰りに立ち寄った、久々の弥生美術館では「大伴昌司展」を絶賛開催中。懐かしい例として「(レッドキング解説)おこりっぽいが、バカである」(笑)。この手の「怪獣図鑑」の記事とか怪獣名鑑一覧表ものなどは、ほとんど小学校に上がる前に九九などより早く大量に暗記した(下手すると人生で一番記憶力がよかった頃かもしれない・爆)「三つ子の魂」ものだから、ウインダムのカプセルが1個くらい欲しかった自分としては条件反射的に記憶がよみがえる(※結構そのへんの年輩以上と思われる観覧者も多数見かける)。詳しくは知らなかったが、実は大伴昌司は文学的には推理小説や怪奇小説畑だったらしいこともわかって面白い。彼の詳細な解説の数々は、本当に特撮SF番組に「具体的な物語性」の奥行と深みと血肉を与え、幼児を始め見る人間の心に鮮明なインパクトを残すものにしたのである。かくも「物語」的なこだわり、っていうのは大事なものなのだ、と思う。様々な角度からの展示である。観た後は、隣のカフェ港やで、コーヒーをいただいて少し休憩。テーブルや壁などに竹久夢二デザインの模様の意匠や絵が見られる。


「ゲンシ カイチョウ リトラ デース~♪」すっかりその気になって遊んでいるキイロイトリである。むすび丸「なんか 違うんじゃ…^^;;」

本日のBGM:
 What Do You Want From Me? / Take That (「Progress」)
 こんなNew OrderとかPet Shop Boysみたいなのまで入ってるから油断がならないw(そしてうちのWalkmanのシャッフル君で続けてKenちゃんの「T.P.I.T.P.」を流してみる。全くの私見であって怒られるかもしれないが妙なシンパシーを勝手に感じる・爆)。ちなみに出張から戻って久しぶりに湯治に寄った郊外の日帰り温泉で、偶然見た貼り紙をつい撮影してしまった:


 別に何の関係もないと思うのだが、こんなのを見ても瞬間何か頭の中で「♪ずんかずんかずんかずんか」なイントロ(※わかる人はわかるがわからない人には全くわからない><)が流れてしまう(爆)のは、多分この2週間位「夏期集中講座的一気聴き(&時々youtubeで補習)」し過ぎたためだろうと思う。…という感じで、音楽や風景の記憶とともに脳内の夏休み気分が抜けなくてどうもいかん。そろそろ意識を真面目に仕事に戻さないと、なのだが。(20120829)
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20120828

2012-08-28 | 矮小布団圧縮袋

○(東京の各地出張中に見かけた建築物・その2)本郷通りの東京大学の向かい側の郁文館書店〔大正12年(1923)頃〕…っていったら、関東大震災の頃からあるのか(驚)。これも威厳を感じさせる柱が。元は「昼夜銀行」という銀行の本郷支店だったそうである。


 もちろん通りの反対側に見えるのが赤門〔文政10年(1827)、重要文化財〕と、正門〔明治45年(1912)、登録有形文化財〕で、なんか普通に使われてるんだけど、この辺一帯にも近代化遺産が多い。校舎とかもゴシック風だし。このキイロイトリが通ってる道は、「マエニモ キタコト アルヨ」
      

本日のBGM:
 I Say A Little Prayer / Dionne Warwick (「The Greatest Hits 1962-1987」)
 なにせ不勉強で「曲は聴いたことあるからわかるのに、何ていう曲か知らない」というようなナンバーが実は古典的な曲だったりすることが多い(爆)ので申し訳ない、ということを、昨日CDを聴いていて思い出した。これも後から曲名を知ったバート・バカラックの邦題「小さな願い」。昨日のRupert Everettが映画(My Best Friend's Wedding)で歌ってた(で、なんか盛り上がるやつね・笑)を思い出して、つい。(20120828)
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20120827

2012-08-27 | 矮小布団圧縮袋

○東京の各地を出張中(※写真は途中の中央線で乗り換え中のキイロイトリです)、南品川近辺で通りかかった近代化遺産、竹内外科医院は20世紀初頭(明治末~大正頃、だとすると100年位前になるのかな?)の木造建築とのこと。玄関のガラスや表の塀の柵なども古いまま残っている。
     

 この青物横丁商店街の通りは「旧東海道」で、昔の品川宿あたりらしい。大阪だけでなく東京こそ戦前の建築があるところにはまだ結構残っているので、発見した時に撮っておく。
  

本日のBGM:
 They Can't Take That Away From Me / Robbie Williams with Rupert Everett (「Swing When You're Winning」)

 たれぱんだ「イギリスでは各家庭で一家に一枚はある、というロビー・ウィリアムズだそうですが、うちには数えたら今3枚ありましたねえ」…あ、キイロイトリの2匹以外に黄色いお友達が一人増えてる!って後ろの人はレルヒさんマスコットです「アツハ ナツイ デース♪」(爆)
 そんな怪しい外人?もまじえて本日のBGMはRobbieのビッグバンドなスタンダードナンバーのカバー盤です、つかシナトラより声がソフトな感じですがアルバートホールのLIVEがなんか芸達者すぎて凄いのですなw(これもyoutubeで下手に見始めると延々と止まらないのですわ、熱帯夜の宵はこれを肴に、つい蜂蜜黒酢ロックのグラスを傾けたくなるような=和洋折衷??)。語呂合わせな題ではなくて(笑)この題の有名なナンバーがあるわけですが、ルパート(※発音が違うといわれるがこれもあえて日本語表記)・エヴェレットとの掛け合いがおっさん兄さん達のお色気炸裂(><)ということで。(20120827)

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20120826

2012-08-26 | 矮小布団圧縮袋

○(新潟の建築物お散歩Ⅱ・その8)
 少しずつ柾谷小路に近くなってくる。白い壁にレリーフの見える村田医院(昭和初期頃らしい?)


 この白昼の炎天下に町中を歩く気分を喩えていうなら、浦島太郎のそれというよりも、ここ地元の高校の国語の時間に習った坂口安吾「ふるさとに寄する讃歌」の方が合うんでしょうな(これと「伊勢物語」と「夏の花」とかは、結構まともに習ったのが記憶に残ってる。ま、安吾さんとこと違ってわってのとこはそんげいいとこのがんじゃねんですけどね)。たれぱんだ「蒼空が沁みますなあ」。

 歳とってきたからわかってきたような感覚ではあるけれど、石川啄木とも室生犀星とも全っ然違うというか、あの砂地の猛暑の一風乾いた感覚でもって妙な切なさを、その後○十年後に味わうことになるとは思わなかった。だいたいこの歳までこんなに落ちつかずふわふわした身分で凄まじく地縁血縁的にも非-地域社会的に断絶して生きてる、なんてことすら、当時は全く予期だにしてなかったですからね。うーむ、この感覚は「この町」を故郷にして故郷を離れている人間が時々戻ってくると味わえるspecialなものなのかもしれない。(そしてちょうどシャッフル君から流れる、エレクトロニックでメロウかと思うと何か「ま、いいじゃないか」な気分の、のびやかな夏らしいBGM: Pray / Take That "the Greatest Hits"→※そして、家に帰ってからyoutubeで2011年のLIVE映像での旦那と化した紳士の「お祈りダンス」を見て再び感動)

  
  

 そういう個人的な乾燥した感傷はともかくとして、他にも近代化遺産的な町屋建築はまだ、昨年歩いた上(かみ)の方とか、あと対岸の方とかにもどんどんあるのであるが、今回はこのあたりにしておこう。また機会があれば行ってみます。
  

本日のBGM:
・仮面ライダーフォーゼ(最終回)(KBC、8/26 8:00~)
 夏休みが終わるとだいたい仮面ライダーが一シリーズ終わる季節だ。去年のオーズはちょっと「もののあはれ」な希望の余韻を感じさせる終わり方だったのだが、フォーゼは最後まで(現実の社会問題となっている事件は余所の話として)主人公の押せ押せな屈託のなさが救いというか、結局あれよあれよと(担任のアンガールズの先生まで)みな引っぱられて「学園」らしく結構「からっと」ほのぼのと決めてくれた。しかし田舎の実家の方の甥の家のおもちゃ箱にもたくさんスイッチがたまってるぞ多分(爆)

・平清盛 #33「清盛、五十の賀」(NHK総合、8/26 20:00~)
 あの有名な歌人・平薩摩守忠度が、(去年なんか気づいたら実況スレのサーバー落ち寸前な高速展開を傍で呆れて野次馬しながら見続けてしまっていた><)テレ東の「勇者ヨシヒコ」の、佐藤二朗の仏様に続くメレブの人(ムロツヨシ)だったので「ええっ!」( ̄□ ̄;)!!wwwだったが、「どうでもいい呪文」じゃなくてちゃんとした和歌を繰り出したのでほっとした(しかしそこで周囲の一門が一斉に掛詞実況解説するのにも“NHKのオリンピック閉会式アナウンス並みに”「うるさいから黙ってろw」的全国のお茶の間ツッコミがきたのではないか・笑)。
 それにしても、小生の読んだ「平家物語」の忠度のイメージといえば、それこそ前に「義経」で細川茂樹がやってた重衡的に文武両道な男前な感じだったので意外だった(ムロさんすまん)。その細川さんが藤原基房(これも男前で知られる)として、九条兼実が相島一之とか平貞能が田口浩正とか、だいたい信西の阿部サダヲにせよ他の人々も「ほんとにこの人たちがやんごとなき公家なのか?」と訝しむほどに、どちらかといえば会社員以上に公務員官僚臭すぎるサラリーマンNEO的な演劇的かつコント的な三の線の香りを感じるのだが(もし視聴率的に大変だというならあとは宅麻伸か沢村一樹あたりと交渉するとかだな)。(20120826)
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20120825

2012-08-25 | 矮小布団圧縮袋

○(新潟の建築物お散歩Ⅱ・その7)形は古いのに補修の具合が新しいようにも見える…こんな建物ありましたっけ?とキイロイトリもいぶかる後ろの建物は、大正時代の総二階木造住宅を近年、上大川前10番町に移築保存したという新潟絵屋ギャラリーだそうだ。そういう歴史文化的な動きがそぞろに、新潟でもだんだん起こってきていたのか…思えば田中角栄の列島改造論の何でも開発開発の時代もはるか過去となり、しかしなんだかよくわからない「政令指定都市」化とかいって妙に大々的に合併したりして、随分内陸部も含めて「新潟」そのものが変わってきてるから、殺風景化と反省とが同居するような中、ここらでどうやら自覚的に歴史的見直しが行われてるってことなんだろうか?
 
   
 古町通10番町のアーケードにある吉野印刷〔大正5年(1916)〕も新潟市内では有名な近代化遺産で、「吉野活版所」の文字の見えるモダンな白い洋館。コンクリートのように見えるが実はモルタルで、大正時代から市内初のエレベーターが設置されていたとのこと。向かって左隣の「甘納豆」佐藤菓子店も非常に古い、大正頃の木造の店舗である。(高橋留美子先生ゆかりのお店?→観光協会のサイトの紹介

本日のBGM:
 What You Believe In / Take That (「Beautiful World」)
 東京出張中もなんとなくずっと聴いていた。Ain't No Sence in Loveからといい、こないだ書いたMancunian Wayといい、その後に続々続くナンバーといい、この盤ってBeatlesとかOasisとかみたいというか、なんだか王道的に濃いというか凄い。昔のどっちかというと「黒っぽいノリで踊れる」やつ、というのと全然イメージ違うから、昔から知る人には結構発表時に衝撃的だったんじゃないかと思う。声色が楽器なバンド、のようなものであり、シンガーソングライターなボーカルコーラスグループなわけだ。今年の盆は、こういうのを聴きながら、砂地に続く昭和の面影の残る商店街を、まだ夏休み中で人も少ない白昼の炎天下、またもや浦島太郎のようにとぼとぼ歩いていたのである。(20120825)
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20120824

2012-08-24 | 矮小布団圧縮袋

○(新潟の建築物お散歩Ⅱ・その6+乗物も)今回歴史博物館方向に行くのには附船町行とかでもよいのだが、ちょうど来たので新潟駅前から乗ったのが新潟交通の「観光循環バス」なるもの(知らない間に、地元にはこんなものができている…)。要するに痛バス風というか、「作者が新潟ゆかりの」アニメのラッピングバスで、白山と水族館先回りの「ドカベン号」と、逆に朱鷺メッセや歴史博物館先回りの「犬夜叉号」があり、こっちは犬夜叉号の方である。
    

 そのバスに乗って広小路付近を通っていると、本町通10番町あたりで車窓から見える建物「ナニカシラ?アレ?」(キイロイトリ)。ちょっと目立つ謎の直方体的な洋館?のようなもので、「健生薬局」といわれる。
    

 これは『にいがたの近代建築』によると、昭和初期頃の近代化遺産で、鉄筋コンクリート製らしい。屋上に柵が見えるが、出られるのだろうか?また、周囲に駐車場が続いているのだが、その隣にも非常に昭和そうな総二階の商店なんかがあり、最初のキイロイトリの写真の右奥の方にも非常に古い木造の民家なんかが見える…

BGM:
 Stay With Me / Peter Cetera & Bobby Caldwell (Bobby Caldwell「Heart of Mine」)
 実は3月に書いた「カラオケ屋における謎のリコーダー・カバー曲練習」は適宜、その後も仕事の合間、ひと月に2~3回ほど、吹きたくなった時に突然会社帰りとかで1時間くらいとびこんで借りて、こっそり秘密練習している(爆)。何か音源を聴いて耳コピで覚えてしまうと、やってみたくなってレパートリーにできるかどうか試すのである(ラルクの定番数曲を持ちネタとしてカラオケにのせてマスターしつつある中、このところTake Thatもだいぶ曲を覚えてきて練習したい気分満々なのだが、どうもカラオケ屋でテイクザットといえばBack For Good(※タモリ倶楽部の「落ち葉」空耳曲)やPatienceはともかく定番のようだとして、他の曲数が決して多くない。入っている機種を探している)。
 今日の曲Stay With Meは(「ステイ・ウィズ・ミー」というと同名の曲がよくあるが、もちろんエイス・ワンダーの方ではなくて)ボビー・コールドウェルの名盤にも入っている有名なナンバーだ。ただし、恐らく1980年代の記憶のある日本人にとっては、なぜかピーター・セテラ先生が熱唱する日本映画「竹取物語」(沢口靖子主演)の主題曲(?)として知られているだろう(Cetera先生のアルバムには入っていないのかな?)。これもよく知ってる歌だけど、たまたまカラオケに入っているのを見つけて、AORありがちに変調多いしなあ…と思いつつ、ぼーっとメロディーをなぞりつつ吹いてみたところ、これがなんと!原曲キーG⇔B♭を行ったり来たりするコードのラインさえわかれば案外アルト・リコーダーの音域で演奏できる、ということを確認♪演目候補にしようかな。(20120824)
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20120823

2012-08-23 | 矮小布団圧縮袋

○(新潟の建築物お散歩Ⅱ・その5)
 (途中のおまけ)キイロイトリ「オオ、コレハ ナツカシイ」←しばらくごぶさただった、東日本地方お得意の「キリスト看板」もあちこちにある。

 さらに続く近代化遺産としては、本町通11番町の大橋屋本店〔昭和10年(1935)〕。創業は慶応頃からとのこと。

 もっとも子供の頃に、こういう日本料亭に入ったことがあるわけがない(爆)大人の旦那様の行く場所ですな。

  
 上大川前通11番町の久須美商店は『にいがたの近代建築』によると昭和3年頃(1928)とか。タイルと2階の謎の円柱が不思議だ。

BGM:
 Sunday to Saturday / Take That (「Nobody Else」)
 今週後半、今度は仕事で東京出張とあいなった。もうこの際なので、この夏はオリンピックで火が付いたついでに、移動中のBGMとして新旧うちにある盤を片端からデジタルwalkmanに入れてシャッフル君で総ざらえで聴きまくる。90年代ってやたらハウスと小洒落たR&Bが流行ってたんだなと改めて思う。Janet Jacksonとかドリカムとか流行ってたころだっけ?アレンジが当時ぽくて時間がたつと若干古く感じるものなのかもしれないけれど、歌唱力と曲そのもののポテンシャルが高いからあなどれないところが得だな(^^;;)(20120823)
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20120822

2012-08-22 | 矮小布団圧縮袋

○(新潟の建築物お散歩Ⅱ・その4)自分は近年県外、しかも九州にいてよく知らなかったが、その後いろいろ調べてみると「新潟まち遺産の会」の活動など、ここ10年位で随分意識が高まってきているらしく、そうしたことがこういう近代化遺産の保存に反映されているようなのである。そこで今回は、歴史博物館で購入した「にいがたの近代建築」を道案内に、早速新潟の「下」の方を、たれぱんだたちと歩いてみることにする。ページを開いてみると、自分も通りかかって「あれ、何かな?」と思ったことのある建物も、ちらほら載っているから、今回行けるところに行ってみようという次第。旧税関は相当「下」の方にあるので、「上」の方すなわち柾谷小路方向へ、すなわち上大川前通や本町通の○番地の「数が多い」方(下)から、「数が少ない方」(上)へと戻っていきながら探す(それと、とにかく柾谷小路に戻れば、バスに乗りやすくて帰りやすい)。

  
  
 上大川前通12番町の小澤家住宅〔明治13年(1880)~〕は、江戸時代に米屋、明治に廻船業その他を営んだ大きな商家「北前船の来る店」で、新潟の政財界にも影響を及ぼした小澤家の店舗と住居である。この一帯では最も古い町屋が保存されているとか。キイロイトリ「ノレンハ、「マル」ニ「小」ノ ジ デスネ」。この日も、中でいろいろイベント準備中の様子でした。中の日本庭園も美しかったので、むすび丸で記念撮影してみました。

    

 この一帯をちょっと歩いただけでも、かなり「ある」。近くには、納豆や麹の老舗・渡辺益二商店や、清廣刃物製作所 などの、大正~昭和初期頃と思われる風情ある木造の町屋が続く。そしてそういう空間には練達した職人や商人がいるはず。(うーむ確かに、「若松」を歩いた時の既視感につながるdeepさが、「下(しも)」にあるぞ!と、まざまざと思い出した。)
 ちなみに小生も、幼少期は昭和3年築の木造平屋建ての町屋で生まれ育ったし、小学校の時に遊びに行った近所の友達の家もこんな感じの木造の板張りの長屋だったりした。いうなら「天才バカボン」や「巨人の星」に出てくる町屋の背景というか(それと比べりゃ新しい「ドラえもん」の各戸一戸建ては、新興住宅地マイホームな感じがするなあ…)。

本日のBGM:
 Happy Now / Take That (「Progress」)
 「黄色い方」では、こういうトレバー・ホーンみたいなノリのテンションが好きだ♪(日本の邦楽や歌謡曲ではなかなか得られない、こういう「じわじわくるw」コード進行を求めて洋楽を聴くのである)。というか、あろうことか検索途中のyoutubeで、テイク・ザットならぬ「Fake That」を見てしまった(元ネタが有名だから全部判る上に、Makingまで見ちゃったじゃないか・笑)。そのために、この曲が急速に刷り込まれてしまったといってもいい。いかにチャリティ企画(日本のどっかの民放局のマラソン企画とかよか、よっぽどいい)だとはいっても、だいたいこれが出たのは去年の東北大震災の頃だと思うから、その頃の日本国内の雰囲気から考えて、こういう底抜けものはほとんど日本に紹介されてないんじゃなかろうか…とも思う。ペット・ショップ・ボーイズの「I'm With Stupid」のMVなどといい、イギリス人ってほんっっっとに、こーゆー胸焼けというか酸欠になりそうな、こってこてのやつ(再現率自重w)を、命かけて作るよね(凄まじい愛情というべきか。日本でこれに対抗できるのは、「ハッチポッチステーション」のグッチさんの洋楽パロぐらいなものであろうw)。もう、アラン・カー(マーク役)の実写版きんどーさん(※「マカロニほうれん荘」)みたいな「ぷんぷん!失礼しちゃうわっ!」(←ほんとにそういう動きなので、日本語じゃなくてもとってもわかりやすいw)って感じの「くねり方」とか、ジェームズ・コーデンの「腹」(爆)とかが脳裏に焼き付いてしまい、「Pray」のMVを噴かずには思い出せない(申し訳ない><)ww。(20120822)
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20120820

2012-08-20 | 矮小布団圧縮袋

○(新潟の建築物お散歩Ⅱ・その3)この「みなとぴあ」の空間に続く旧新潟税関庁舎〔明治2年(1869)〕。この建物が昔からここにあって一番古い近代化遺産である。

  
  

 江戸時代の続きみたいな印象的ななまこ壁の和洋折衷的?特徴のある形の、赤い瓦屋根に青海波模様?が見える、目立つ建物。よく万代橋とこの旧新潟税関が、フォルム的には昔から市の観光シンボルみたいなものでスタンプとかになっていた。元々ここが「郷土資料館」で、昭和末期には博物館的なものはその程度にすぎなかったと思う。その記憶の感覚でここへ来ると、この一帯が公園としてこんなに整備されたのか、と驚く。たれぱんだもびっくりである。

    
 一応、中も洋館風なんだけどね。隣の倉庫(キイロイトリが記念撮影中)は、この一帯の整備の際に新しく復元されたらしい。

散策中のBGM:
 Hold On / Take That (「Beautiful World」)
 密かな希望なのだが(前のソロLiveのDrum LogosでColdplayとかカラオケ大会的に歌いまくったw→)L'Arcのkenちゃんに、一度カラオケ屋で熱唱してもらいたい(笑)歌。いやさ、このMarkの味のある声質をカバーできるのはkenちゃんだろう(爆)それにこれ結構彼ツボだと思うよ、こういうわびさびな英国rockなアプローチ♪(20120820)
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20120819

2012-08-19 | 矮小布団圧縮袋

○(新潟の建築物お散歩Ⅱ・その2)その近代化遺産・登録有形文化財の旧第四銀行住吉町支店の向かいに建つのが、現在の新潟市歴史博物館〔平成16年(2004)〕。一見、「ええっ」何ごと?と思うようなお屋敷みたいな建物だが、この歴史博物館のことを愛称・みなとぴあって言うのだそうだ。


 この建物は、かつての二代目新潟市役所庁舎〔明治44年(1911)〕の外観デザインをモチーフにして設計されたそうである。
 

  
 隣の旧第四銀行の窓から覗くと、ちょっとした幾何学的な?景も楽しめる。旧市役所庁舎前にあったという新潟の「堀」と柳も再現してみた、という感じの水路の前で休憩するキイロイトリ「…スズシゲニ ミエルケド ジツハ アツイ><」

  
 自分が子供の頃から世話になっていて今も記憶に残る、柾谷小路角の四代目・新潟市役所庁舎の方は、ほんっとに現代的「四角いビル」だったイメージだった。また、もう一つ記憶に残っているあの「前の県庁」(※現在の「新潟市役所」の場所にあった。だから新潟交通バス路線の昔の「県庁前」行きがその後「市役所前」という名称になってしまって、帰省の度に戸惑ったものである)なんて、新潟県は保存もせずぶっ壊して、川向こうに新しいの作っちゃってたのではなかったか(←しつこく言う)。そんな恨み?があるもんだから、ここへ来て数年前あたりからこのような「近代建築再現」をするなんてセンスがあるとはあまり思っていなかったといってもいい。数年前、初めてここに来た時「…いきなりこんな洋館作っちゃって、新潟市ってどうしちゃったんだろう?」とちょっと意外に思ったほどだ(勝手な感想ですんません)。

 それに、今回歴史博物館に来たら、去年までなかった出版物『にいがたの近代建築』図録(!!)なるものが販売されているではないですか!なんとこの2012年4~6月に企画展が催されたらしい。おお、新潟でもそぞろにムーブメントが起こっておるぞww。昨年小生もたれぱんだもちょっと歩いてこの「別室」に記しておいたが、こうしてささやかながらもちょっとずつ話題にしておけば、どこかで何らかにつながるかもしれないので、レスポンスとして書いておきましょう!
 もちろんガイドブックとして一冊買いました(※できれば概念図でいいから略地図がついてるとよかったな…)。なお、ここの博物館にあった新潟市の古写真等の図録の解説で、やっと新潟市の新しい「区」の割り位置がわかったのであります(地元の家族が実をいうと男女とも「地図を読めない人たち」が多く、「どこが何区なのか」な話を聞いても、今一つよくわからなかったのだw)

散策中のBGM:
 Mancunian Way / Take That (「Beautiful World」)
 そうか嵐のアルバム(2011、持ってないけど…)の題名も同じ名なのか(笑)ほんとは結構ひそかに影響力あるんじゃないの(爆)なんてことは別にともかくとしてw、傑作を聴き進んでいくと脳内inputされてく曲数が増える。このおくゆかしきvocalの風情♪。LIVE盤でTTが「Manchester!」って叫んでるのは、L'Arcが京セラで大阪!って叫んでるようなhometownな気分なのかもしれないな、とふと気づいた。(20120819)
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