「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

本日の効果音(27) With A Little Luck (1978)

2003-11-20 | 閑話休題・本日の効果音

With A Little Luck (1978) ボーカル 投稿日:2003/11/20 21:46

〔アーティスト名〕 Paul McCartney & Wings
〔どんな時に聞きたい?〕 リラックスしたい時
〔ここは良かった!〕
Paul McCartney 「Wingspan -Hits and History-」(TOCP-65746~47)(東芝EMI 2001.5.)
〔ここはいまいち・・〕
○日本盤に和田唱氏と松村雄策氏対談付き(^^)。←これは「いまいち」ではなくて特典です。
○その頃NHK-FMで20歳前後の原田真二氏がDJでWings特集番組があったのをカセットテープに録音した記憶がある。その時の放送で、ロンドンだかのポールの家の門だか塀だかが「ピンクと黄色のペンキに彩られている」のを見た、とかいう若きアーティスト・原田氏の談話がこれまた強烈だったのが忘れられない。
○何十年も気がつかなかったが、SASってWingsみたいな編成だったのか。
○最近は映画も音楽も「原題主義」らしいが、ちゃんと邦題で遊ぶ余裕が許されない?昨今の文化の日本語表現の閉塞状況を危惧する。やっぱし「死ぬのは奴らだ」「夢の旅人」「心のラヴ・ソング」ときたら「あの子におせっかい」「しあわせの予感」でしょう!^^そして「恋することのもどかしさ」。くー。(しみるぜ。)
○アルバムバージョンだと、この曲は後半のインストの部分がやたら長かったと思う^^が、この盤ではEDITバージョンらしい。

〔このCDの価値は?〕 3000円~5000円
ジャケット☆☆☆ 歌詞☆☆☆ メロディー☆☆☆☆ 総合評価☆☆☆

〔コメント〕
 安達祐実さんの回の「正直しんどい」BGM、母校訪問でCD1-M16「With A Little Luck」、食堂付近で同M14「Mull Of Kintyre」(堂本兄弟・藤井フミヤさんの回でLondonの尚之さん映像が出た時のBGM)、後半のVシネマごっこでは同M4「Live And Let Die」なのは視聴者ご存知の通り。M14とM4はわりとよくTVでも流れるが、M16が久々渋かったので懐かしく棚からCDを出してくる。このCDかGreatest Hitsなどが使われているかもしれない。ちなみに筆者の「初めて自分のおこづかいで買ったLP盤リクエスト(笑)」がどんなもんや金曜日でもしも可能なら、実家の『London Town』の思い出をハガキで送ってもいいのだが(爆)どう聴取者層を考えても古すぎて絶対ボツであろう。※大体KinKi Kidsの人が生まれる前年位である、堂本さん活発な細胞分裂くらいはしてたかもしれんけど(笑)。
 個人的に、若い頃の、特に1978年までのMcCartney氏のVocalの「声質」とその曲に、耳が執着している。それ以前で言うと、1968年頃以降のLPでもそれ以前と「声が変わった」のが気になった(Oh!Darlingなど何故そういう「つぶし」方をするのかと子供心に惜しんだ)ものである。彼の若い頃の声の、周波数的にはどーゆー具合になっているのか全く専門外で不詳だがその声の中低音域から高音まで伸びる一種の独特の奇跡的な、その声が聴こえるとほっとするような「艶」のようなものにかなりはまってしまっていたといってよい(どうしようもない田舎の小学生である)。また、当時の「勢い」もあった(家では、母親に「プレスリーの方が上手い」、HR派の長兄に「微温的な音楽だ」などと絶えず批判されたが)。20~30年前の音楽だというのに、改めて聴くとそんな理由で実はそぞろに興奮する。曲も良く出来ているのでございます(←言わずもがなで失礼)。JetでもListen~でもBand on the Runでもまずイントロで、がっと血圧上がりますからな(笑)。そんな子供にはおっさんの国外退去ん時はつらかったっすよ(結構周囲にもバカにされました・爆)←Beatlesは自分にとってリアルタイムではない言わば古典であるが、Wingsならそうしたリアルタイムで幼少期のミーハー経験の伴う「アイドル(?)」としての原初的記憶(笑)の片鱗がある(※それがなぜ今…・爆)ので、また別の感慨をもって聴くことができる。そしてやっぱりカミング・アップは笑える。すまんポール(^^)。
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