「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20120630

2012-06-30 | 矮小布団圧縮袋

○(仙台に行った時の・その4)数年ぶりに数日仙台で過ごしたが、久しぶりに訪れて感じたのは「とにかく、水もごはんも、普通に味が美味しい」ことだ。味付けが東日本の味付けだから自分の育った舌に合うということもあるかもしれない。そうした食生活一つにしても、余震や様々な問題があることも地元の人々の話に聞きながらも、この街の人々がこの街に住みたいという思いは他に代えがたいものであると感じる。もちろん岩手の人も福島の人もそれぞれ、そういう思いを抱えていると思われる。大震災以降、ずっと宮城県外の側、外から見ている側は、そういうことにはたして思いが至っていたかどうか。この場所に来てその人々の中で生活すると、震災とその後の様々な問題が何であるのかということ…テレビや新聞などではわからないこと、伝えられていないことなども、改めて迫って感じられてきたような気がする。

 以前に話で聞いて、今回仙台駅の売店でついに買えた、こばやし「むすび丸 おむすび弁当」を朝に試食。(袋の中にむすび丸だけでなく、たれぱんだとキイロイトリも紛れ込んでます)
  
 頭の三日月?部分はたくあんじゃなくて、パプリカでしたw目は豆ですね。で、おかずの煮つけの味が、「甘くない」んですよ!(いや、自分どれだけ九州の「なんか砂糖あまい」煮物だのすし飯だのの味に舌が慣れちゃってるか、ってことだな…。)このちょっと「しょっぱい」感じが懐かしい東北の味つけで、どれも美味しいんです。最近出張や突貫作業続きで全然自宅で自炊できる時間がない(爆)ので、福岡に住んでて惣菜などを店で買ってくる回数が増えると、自分の舌が周囲の日常的なそっちに慣れちゃってるのかなあと思う。反省。

本日のBGM:
サラリーマンNEOゴールド (NHK総合、6/30 21:00~)
 GIFT / Mr.Children (「サラリンピック」重量挙げ腹踊りのEDテーマ←※ミスチルからOKは出たのか?大丈夫なのか・笑)
 天気予報を見るためにテレビをつけたら突然「超大河ドラマ制作発表」とかまた辛辣なパロディが始まったので見てしまったら「戦国サラリーマン ヒデヨシ」だとwで大仰なマンガ芝居な稲垣吾郎が来た。近年のスイーツ大河と男女共同参画時代云々を小馬鹿にしてますね(戦国はどこに行ったんだw)麻生祐未さんて素敵。小学生のサラリーマン塾(クローズアップ現代のパロディ風)は、大学生たちあたりが予備校や学内キャリアセンターあたりで今リアルタイムでやってそうな対策を思い出させ、皮肉すぎて洒落にならない(※さすがに「手酌で結構です」までやってるかどうかは不明・爆)(20120630)
コメント

20120628

2012-06-28 | 矮小布団圧縮袋

○6月、出張続きだったのですっかり近所の神社のお散歩を疎かにしている間に、菖蒲の盛りの時期をぎりぎり過ぎそうだったのであわてて撮影に行くキイロイトリであった。これは6月中旬頃の写真です:「マダ ノコッテマシタ、ヨカッタ」


本日のBGM:
 Whatever We Imagine / James Ingram (「David Foster presents Love Again」)
 「恋のイマジネーション」(??)←和製英語な80年代な邦題どすな。あまりにも毎週出張が続くので、移動中でもmp3とラジオつきのシャッフル君をつないで使えるようなコンパクトスピーカーが欲しくなった。店頭に行くと何種類かあったので、音の鳴り方の試聴用に使ったのがこの曲(なぜこれを・笑)。こういうのは素人なのであまり詳しいことはよくわからないのだが、とりあえず口径の大きい方が聴き取りやすいかなということでaudio-technicaのAT-SPP30を使っている。ちなみにこのジェームズ・イングラムさんのvocalの入ってない、たぶんデヴィッド・フォスターのinstrumental版の音楽を、昔どこかのテレビの天気予報か何かのBGMで聴いたことがあるような気がするのだが、そっちの音源はどこに入っているのかな?

 もう一つ今、実は密かに困っているのがステレオイヤホンのことである。最近多い「カナル式」を、自分は使ったことがない。カセットラジカセとカセットWalkman以来(=もはや死語?)の数十年?になるのだろうか、イヤホンではさほど音漏れがするほど大音量で聴くことはなく、むしろ外界音が聞こえない程の密閉式はどうも怖い。移動中や作業中は「外界音と混ざって、かすかに聞こえてくる程度のBGM」のオープンエア方式で十分なのだが…最近、ふと現在使用中の(昔からのSonyの)イヤホンの代替機を買おうかと思って店に行った時に、開放式インナーイヤータイプの品数が随分減っているのを知って驚いたのだった(気づくのが遅いともいえる)。ちょっと探さないとね。(20120628 :追記20120708)
コメント

20120625

2012-06-25 | 矮小布団圧縮袋

○…あくる朝、朝食の珈琲を嗜んだ後に窓辺に佇む、東京出張中の優雅なたれぱんだです(仙台出張中の話もまだ終わってなくて、順序は前後しますがご了承ください)

  
(途中で通った、東京の近代化遺産の例を一つ)新宿・伊勢丹本店(昭和8年〔1933〕~)。おなじみのデパートも、よく見るとレリーフや曲線に昭和モダンの味と迫力がありますね。

本日のBGM:昭和初期といえば、ということで(ちょっとむりやり?)
 江戸川乱歩の美女シリーズ「天国と地獄の美女」(ファミリー劇場、6/23, 6/25 25:00~ )
 音楽:鏑木創
 土曜の留守録でとっておいてざっと見る。ここへ来てファミ劇は何を連続特集しているのやらと思ったが、この「天国と地獄の~」は以前のチャンネル銀河のシリーズ放送の時には放映されていなかったので、今回録っておいたのだ。この「パノラマ島綺談」の話はリアルタイムで正月の夜に家で見た記憶がある。今思うとよくお茶の間で放送されたなとは思うけど(うちも、よくもまあ見てたもんだな。まあ「怪奇大作戦」だって見てたわけだから、と思えば)。最初からラストまで、当時の「水中バレエ」とかイラストとか着ぐるみとか、一見ちゃっちそうでいて、だがやることなすことすべて何か濃密でこてこて井上梅次な、江戸川乱歩の地獄風景的いかがわしさ満載ワールド。自然と人工が融和した永遠の楽園芸術、ていうのは「黒蜥蜴」でもそうだったが当然人間を玩具化する凄まじい人権侵害の極致だったりするわけで(爆)SM破壊衝動というかホラーやエログロだけでなく名優たちが新東宝や大映の「映画」の勢いで競演するから、いつもの天知茂チームよか、悪者達パートの狐狸化かし合い陰謀が濃ゆくて、小池朝雄も伊東四朗も叶和貴子もその他の皆さんも只々「鬼気迫る」迫力で怖いw。
 この手の濃厚なフィクションの映像表現の方は規制する一方、お祭りで死を隠蔽し深刻な事実を隠蔽し、かと思えば一方では無縁社会だの少子化だの老化だのネガティヴなドキュメント番組で脅迫的に見る人々を不安に陥れるとか、亡国的に国民を抑圧してコントロールしようとするかのような不幸プロパガンダ展開中との噂の囁かれるテレビという今のメディアもある種「昭和は遠くなりにけり」な感じだ。すぐばれそうなことであっても、しかし人間「欲望に目がくらむ」と尋常の分別を超えて愚かなことをする、というのは、30数年前のドラマと今とで比べたって、大して変わりはしないのだ。だがそれどころか、今はもっと悪いことに、自分が判断力のない無能なまま誰かの強靭な欲得の筋書の指示待ちで動きながら、かつ自分も利権に預かろうとする計算ばかりで愚行を繰り返し、さらにそれを尤もらしく正当化し偽るために無理な支離滅裂な隠蔽と欺瞞を続けているうちに、本気で何もかも判断がつかなくなり本末転倒に狂っていく、という、江戸川乱歩の「地獄風景」な幼稚な残酷さに満ちた錯乱のジンタが、まさしく今の日本で絶賛現在進行中ではないか。奇怪な夢がまっとうに夢であるためには明智先生の快刀乱麻が要るのかなあ。そう思うと人見も大野もみんな、そして井上梅次も江戸川乱歩もジェームス三木もあなどれないのである。(20120625)
コメント

20120623

2012-06-23 | 矮小布団圧縮袋

○今週は東京に出張(羽田モノレールに乗っているキイロイトリ)。土曜の夜、宿舎に入って着替えながらたまたまテレビをつけたら、福岡では4月から放送をやってなくて止まってる「戦国鍋TV」(本家のテレビ神奈川)をやってた(こないだ、大阪のUSJ行った日も夜、宿でテレビつけたら、やってたな。早く福岡でも復活してほしい)。

「戦国ミュージカルOICHI」のお市を見て「どっかで見たことあるな~、この人」と思ったら、やはり高田里穂さん(仮面ライダーオーズの刑事さんの妹で、怪力のひなちゃんの人)だった。なんかあかぬけた感じでしたね。そして

本日のBGM:

 錦 / 幕×JAPAN
 ミュージック・トゥナイトがゲスト「幕×(バツ)JAPAN」(もはや戦国鍋なのに戦国でなく、ただの歴史物状態だろ・笑)。どう見てもX JAPANのパロだ(なにせvocalがTOSHI=大久保利通、で声が高い)が、バンドの前身が「仲の悪いサツマハンシエルとサイコルチョウシュウの、2つのバンドが合体した」(大笑)とか言われると、そっちの方が見てみたくて気になりすぎるでしょw(20120623)
コメント

20120621

2012-06-21 | 矮小布団圧縮袋

○(仙台を行く・その3)※写真;ねんりんピック「ボランティア募集」ポスターのむすび丸
 青葉通の藤崎の前の一番町付近が(地下鉄ができる?)工事中で、一部欅を動かして「(この季節の光景の記憶からすると)見慣れない」アングルだったので撮る。
    

 ↓繁ってるとこういう感じ(駅側方向を撮ると)


※ホテルで見ていたテレビの天気予報が「まぎれもなく宮城ですね」(たれぱんだ)
  

本日のBGM:
 5-5-7 / Pat Metheny Group (「Letter From Home」)
 いつも聴くたびに、イントロの「ざわっ」とする最初の瞬間、青嵐のような気分になるので。
コメント

20120620

2012-06-20 | 矮小布団圧縮袋

○(仙台を行く・その2)今回はフル出張なのでお散歩できる時間がほとんどない。とりあえず数時間の余裕を使って、勾当台公園に向かうキイロイトリ。林子平像とかがあるところ。この6月の季節、旧暦五月なら新緑から「五月闇」「木の下闇」に移る頃の景色というか、さすが宮城野な緑の街中である。
  

 そう、ここに来ればせっかくだから目指すは宮城県庁1Fロビーだ。
 昨年以降も、仙台・宮城DCブログやサイトなどでも活躍がうかがえる「むすび丸係長」について、ちょっと気になっていたことがある。自分が最初に2008年頃から見てきている「甲冑バージョンむすび丸係長」なのだが、何か昨年あたり以降から、甲冑の係長の「…顔が違う」と思っていた。(※一応「ぬいぐるみと共に暮らす生活のブログ」な「別室」としては、ぬいぐるみには一体一体顔が全く違う人格というか性格を認めて進行している←キイロイトリであっても何種類かいて、交代で出てくるのは、それぞれちょっとずつ違う)
 最近サイトなどのイベント記事で見かける甲冑の係長は「目と口(海苔?)の間が何か以前よりも空いていて、心なしかなで肩で胴が細いような…新しいバージョンになったのでは?…ということは、初代係長(もしくは甲冑1号←仮面ライダーのように勝手に命名・爆)は、どうなったの?まさか遭難されたということはないだろうが……」などと、やや不安になったりしたこともある。しかしここ4年近く仙台とごぶさたでもあり、人に聞くこともままならなかった。とりあえず、係長が「お出迎えしている」と噂に聞くロビーへと、やや動悸を抑えつつ、初めて訪ねてみた…


いた!
しかも、初代係長ではないですか!(嬉)そうです、この目と口(海苔か)の位置の顔のおにぎりの人です(爆)。いやあ、2008年に知って以来、本物の係長に対面するまで、4年かかりましたか(※その間に、勝手に九州でおむすびちゃん同伴で各地お散歩しまくっててすみませんね)。やはり、新しい方が甲冑2号さん?とすると、こちらが1号さんなのだろう、よかったご無事で。しかし御手手やあちこちに、働いてこられた経年の年季の入ったご様子も偲ばれ、今ここでお元気にお出迎えの仕事をされているのにお会いできて、はるばる来たかいがありましたよ:

せっかくなのでキイロイトリと感動のツーショット:「キネン デス♪」

     
すぐ脇の喫茶室の奥に観光インフォメーションセンターがあり、むすび丸グッズなども販売している。係長の前を通りかかる人々も、なんとなく間のびした雰囲気にw

本日のBGM:
Something to Remind You / Pat Metheny Group (「We Live Here」)
樹々の下を歩いているとその場所の様々な記憶と音楽が脳内の中を流れていく。(20120620)
コメント

20120619

2012-06-19 | 矮小布団圧縮袋


○一応月曜には福岡に戻り午後直行で会社に出勤だったのだが、とりあえず無事に飛んだ帰りの飛行機で着陸してみれば断続的な強雨が続いていて、台風4号は太平洋側を東北方向に上って行った。そして今日こちらは激しい雨。夕方のニュースで関東以北の各地で局地的に強烈な暴風雨が来ているらしい模様を聞きながら、自分が上空を通ってきたはずの付近に思いを馳せる。どうぞ充分に警戒してお大事にお過ごしいただきたい。
(写真:JR長町駅のホームにて。駅名表示板の「むすび丸マーク」が残っている)

本日のBGM:この台風の夜に、アンドレ・ギャニオンではなくて、
 flower / Clementine (「L'Arc~en~Ciel Tribute」/V.A.)
 on danse le popokorin(おどるポンポコリン) / Clementine (「Animentine Best-plus」)

 今回のラルク・トリビュートを聴いての個人的収穫としては、M10を聴いた勢いで、もう一枚クレモンティーヌのCDまで買ってしまったことだ(爆)。CMのためなのか何の企画でここまでこんなことになってしまったのか(笑)詳しいことは不肖で存じ上げぬが、とにかく一聴すれば驚愕「こん人、どんだけ日本好きだよww」しかしここまでやってくれるのは奇特であり有難いことである。とにかく、「山崎まさよしが歌えば何をカバーしても山崎まさよしの歌になる」のと同じか、いやそれ以上に常識かもしれないが「Clementineが歌えば何カバーしても、「宇宙戦艦ヤマト」でも「一休さん」でも、唯我独尊Clementineになるのだ」ということを遅まきながら改めて学んだ。(さらば地球よって、確かにBye!Bye! La Terreだわな・笑)うーむすごい。奇妙な感動のあまり、何かひたすら平服するばかり「へへえ平にお赦しを」←?。確かにon danse leなんて仏語で鼻に抜けると「お~ど~る」に掛詞すか(><)なんて昔習った第2外国語の時間を思い出しちゃったじゃないかい。時に原曲のはるか斜め上をいく「ほんとに普通にまっとうに小洒落た」アレンジでつい噴いちゃったり。確かに、もし「バイトで店番」するような状況だったら、このサウダージなシャンソン(?)をBGMにしてその「気分だけリゾート」な勢いで節電の夏を凌ごうかな、とか思ってしまう。※さらにdeepにと言うなら、スーダラ節の次は「日本晴れのうた」「ちょんまげ天国」みたいな渋い選曲もお願いしたいところ。(20120619)
コメント

20120618

2012-06-18 | 矮小布団圧縮袋

○出張の営業で実は仙台にいる。ここに来るのは約4年ぶりぐらいだろうか。というわけで、この「別室」も、書き始めの2002年から数えてついに10年になるのかという(思えば、実にとんでもないことだな・汗)誕生日にあたる朝を、奇しくも仙台で迎えたのであった。
 空港からのアクセス鉄道(福岡市内のJRや西鉄でも使ってるSuicaで、ご当地東日本だからもちろんそれ1枚で移動)で仙台駅に着くキイロイトリである。ただし、仙台市営バスは(新潟交通と同様で、Suicaは使えないから)懐かしいバスカードを買って使う。

  
 仙台駅前のむすび丸グリーン「久しぶりに来ましたねえ♪」←本来、このように宮城県内のスポットを紹介する時に使うのが正しい使用法である(爆)※うちのむすび丸姉妹(?)は東京以西をがんがん暴走してて、すみません。
 仕事先に向かう途中、しみじみと様々な思いをかみしめながら、街を歩く。

本日のBGM:
 Rainbow(虹)/ TLC (「L'Arc~en~Ciel Tribute」/V.A.)
 正直自分も「今の仕事の始まり」が仙台からだったので、ここに来る時の自分の気分を喩えて言うならば、ラルクアンシエルが大阪に帰ってきた時のLIVEで言っている「こっから始まったんです、帰ってきました」みたいな気分なのかも、と思ったりもする。そんな雰囲気を、しっとり度倍増の『虹』で。(20120618)
コメント

20120612

2012-06-12 | 矮小布団圧縮袋

○緒方適塾前の庭で休憩中のたれぱんだです。

本日のBGM:
 タイムスクープハンター4「海賊島の戦い」 (NHK総合、6/12 22:55~)
 秀吉の時代でまだ瀬戸内海も西国も危険な頃…今シリーズでかなりハードなシリアスタッチの一編。(要よく無事だったな…)

 Neo Universe / Orianthi (「L'Arc~en~Ciel Tribute」/V.A.)
 いくつかネットで部分的に試聴できるようなので聴いてみたが、微妙に「いいものもある、わるいものもある(by 若いやまびこ:スネークマンショー)」みたいなものかなあ、と、当初ほとんど期待してはいなかった。だがしかし、(This Is It以来に聴いた)オリアンティのカバーは、vocalの説得力もギターの入り方もコーラスも「おお、よーわかっとるやん!」な予想以上にまともな傑作だったので驚いた。喩えて言えばエリック・クラプトンのBehind the Mask聴いた時のような、坂本龍一ではないが「日本人としては面はゆいような嬉しいような(笑)」な気分というか(大げさか?)。ほんとにfree as the bird~♪なんだな。いい曲じゃんkenちゃん(何をいまさら><)(20120612)

コメント

20120610

2012-06-10 | 矮小布団圧縮袋

○(近代化遺産のメッカ大阪をお散歩・その11)
 同じく北浜を代表する建築、住友ビルディング(三井住友銀行大阪本店)〔昭和初期(1926~1930)〕。キイロイトリ「デカイ」。圧倒される迫力の規模をもつ建築物である。
 
 
 裏側?(川の反対側)も典雅で、雨樋に水が落ちる口がライオンの形をしていたりする。こちらも大得意の円柱。撮影時にちょうどお掃除の人が出口の一つを磨いている最中だった。ドアの大きさがわかるので一枚。
 この北浜のあたりはまさしく大坂の豪商の本拠地で、住友もそう言われると「巨大両替商」だもんな。天保の頃の大塩平八郎の乱ではこのへんを襲撃しようと決起したんだろう、ということだったら関連がありそうな話の↓:

本日のBGM:
 映画「眠狂四郎無頼剣」(1966、大映)(時代劇専門チャンネル、6/10 7:00~)
 音楽:伊福部昭(チェンバロがかっこいい)
 昔やはり地上波の土曜の夕方あたりにこの映画を放送してたのを家で見てて、小学生の妹と遊んでる時に「それはそれ、」って台詞の真似が流行った(爆)ことがある。弥彦の?(新津か月岡あたりも含むのかな)石油と越後獅子の題材が新潟県人的にはおなじみで藤村志保に親しみを感じたりするのであった。
 こないだ見た炎情剣や女妖剣みたいなシリーズのエログロのタッチと全然違って狂四郎が真面目すぎるので、市川雷蔵のシリーズのファンの期待とは「違う」と言われそうだが、ストーリーの練られ方だの画面のアングルだの三隅監督だから「座頭市物語」のような「ああ、きっちり作ってる」作品の面白さで鑑賞でき、天知茂ファンならちょっとくさいくらい格好よすぎ(主役?)の点も含めて感涙の傑作であろう作品。こないだから気になっていたことだが、昭和30年代頃の新東宝の頃の役と比べて、圧倒的に「声にドスがきいている」(語る愛染の発声は、もうだいぶ神山左門様や剣先生のしゃべり方のように重厚になってきていて、聞いてるとむやみに説得力があるような気になってしまう)。1964~1966年頃といえば主題歌や挿入曲の初レコーディングやミュージカルなどに挑戦していた頃らしいというので、もしかすると「ボイトレ」とかみっちりやってたのだろうか。ちなみにあのおもちゃは「竹返し」とかいうらしい(色塗ってるし顔書いてるのがちょっとかわいい^^でもって本人の顔が苦々しい怖いおじちゃんだからいいのだね。こんなおじちゃんとかくれんぼしててストックホルム症候群みたいにならないように注意すべし)。(20120610)
コメント