「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20120430

2012-04-30 | SHOCK live1/2

○ (※SHOCK千秋楽記念・1月の博多座追記)
 あっというまに4月末でEndless SHOCK帝国劇場も無事祝・千秋楽の模様。おつかれさまでした。遅ればせながら1月に見た時の感想なども含めて。
  
「夜公演のみでございます」 お花の届いているロビーにいるキイロイトリ「カンバイ オンレイ デスネ」
  
 (むすび丸「パンフだよ♪」くまモンやたれぱんだやバリィさんなど「博多座パックのめんべい、ちょうだい^^」)

 今回は本当にロングランでしたね。帝国劇場とは広さや高さなど状況も違って工夫もご苦労もされたことだったろうと思われる博多座だったが、その1月があったおかげで、今年は辛くも久しぶりに身近に観ることができて地元的にはありがたかったし、改めてSHOCKというものがこういうものだったなと再認識できて、よかった。メンバーも内くんとさやかさんが「若い世代」になってきた。最初のSHOCK(座長が子供世代)を見たときよりもずっと「座長が全員の中で歳が上の方」になってきた雰囲気だ。2005年のEndless~の話になってからは年々、見るごとに「…座長が落ち着くってことはまだまだないのか…いつ落ち着くのか…いや、座長が丸くなってしまって向こう見ずじゃなくなると、この話の場合は中盤からの展開は難しいのか(笑)」などと思い直したり。ま、森光子さんの『放浪記』も主人公は演者が70歳だろうが80歳だろうが何百回と「憎まれ嫌われ続ける」わけだから(^^;)、堂本光一さんもそういう役割だと思えばいいのか。

 衝撃・時々突発寸劇乱入・じゃなくてだんだんshow劇が「ミュージカル」らしいナンバー構成になってきたな、という箇所も増えていた。また、SHOCKも微妙に台詞が変わっている、という点では確かに、座長の微妙な年齢の進行に伴う設定の調節等も関わっているのかもしれない。思うにこのEndlessの話は一種の寓喩であるように感じられ、その年その年のその都度の様々な問題…会社や地方公共団体のプロジェクトや経営状況の問題だったり、日本の経済や政治の問題だったり、「がむしゃらな戦後昭和日本みたいな座長」と「平成世代のゆとり教育・新学力観と関係のある?新型うつ」(NHKスペシャル?^^)とか、ま、何か複数の思惑が錯綜するチームで動くときの何かのような場合で発生する問題に、自然脳内変換されてしまったりするのだけれど。この「別室」を書き始めた最初のきっかけの10年前の2002年再演版の時から、自分も確実に10年経過して、今、10年前とは明らかに物事の観方が変わってしまった自分が存在する(外から見りゃたいした進歩もないようなものだが、そりゃ、この10年におこったことを考えると、考え方は10年前と同じではいられない)。ある種、こうした芸能事entertainmentに対する価値観や生活観、ひいては人生観まで、もう自分は1998年や2000年の頃のままではいられなくなっているなあ、と、今年の博多座では一種の感慨をしみじみと感じたのである。つまるところ他人事ではなく、気晴らしの芸事観覧で享楽しているだけですまなくなってきたというか、その享けたものから何かを為すために「自分自身が肚をくくる」番になってきてしまった、と。年齢が若いときの方が「世捨人の無用者」でいることを赦されていて、そのことにも無自覚で向こう見ずでいられたのかもしれないが、そろそろ(昭和と平成の狭間で)「そういうふうにがむしゃらな自分ががむしゃらなりにも甘やかされてきたこと」に気づいてきて、自己韜晦的に言ってられなくなってきてしまったような気がする、というような。そんな「無邪気に向こう見ずでばかりではいられない、かといって落ち着く場所も物もなく、落ち着いてはいられず、これからもっとひどくかっこ悪くあがき続けるのかどうか?」といった状況にいる自分を感じながら、SHOCKを見ていた。不思議なもので、こうした「毎年その季節がやってくる」ような公演は「円環しながら進む季節の時間」とその中にいる自分の微妙さをも気づかせる。なぜなら、座長は毎回そのラストで何度「若気の至り」をくりかえしてもそれでいいとしても、生きている自分は20を過ぎても30を過ぎても死なずに、その人生の延長線上を老いつつ生き続けているわけだから。
 もしまたこれからも見る機会を幸運にも得られたとしたら、その時はまたその都度の「必死になっている何か」の寓喩を感じるんだろうな、と予想しながら。(20120430)
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20120424

2012-04-24 | 矮小布団圧縮袋
〇これも4月前半、むすび丸とくまモンとキイロイトリで菜の花満開の頃の近郊にて。天気も晴れて暑くなったり、雨で荒れたりと、ロケーションのよい天気の日には、なかなかでかけられなかったりする。

本日のBGM:
タイムスクープハンター4「見世物 カッパ珍騒動」(4/24 NHK総合、22:55~)
1899年ならうちのじいちゃんの生まれる少し前。みんなこんな格好してたんだな。何時如何なる時も真面目な沢嶋記者と内容にわろた(ミナミちゃんまでわろとる)。(20120424)
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20120422

2012-04-22 | 矮小布団圧縮袋
〇休日出勤で時間外手当どころか無給。だが午後から天候回復でお得意さん来客多数。(写真はたんぽぽ見にきたキイロイトリとくまモン)
本日のBGM:
非情の街 / 天知茂 音楽:渡辺岳夫 (原曲キー:Am)
最近も週一程度の秘密リコーダー練習でカラオケを借りる。基本原曲キーでAlt.音域で運指できる曲を、最近Sopraninoで挑戦中。この曲もその一つ。高音の突き抜け方が伴奏に負けない(^^;)し、勢いで吹いてストレス発散できる。小さいからSとSpnは鞄にこっそり入れといて、気が向いたら帰りにふと一時間練習、とかも可。(20120422)
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20120417

2012-04-17 | 矮小布団圧縮袋
〇久々天神に出ると渡辺通の花壇が花盛りだ。先週から次々と殺伐としたニュースが続くのに、人権救済法案だかの国会の事はどこも放送しないらしいという巷の専らの噂。大震災後の原発報道以来、そんな具合にテレビのニュースが本当に信じられなくなりWSも見なくなって新聞もやめたのだが。
荒木茂氏の訃報にも合掌。「くちぶえたか~く やってくる~♪」を歌ってた子供には、ストロンガーも暴れん坊将軍でもずっと若いイメージだった。
本日のBGM:The Silver Shining /L'Arc-en-Ciel
トリビュート盤の選曲が気になる♪(20120417)
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20120416

2012-04-16 | 矮小布団圧縮袋

○昨年の直方や門司のようにとってもレトロな雰囲気の漂う田川付近を行く:
 
伊田商店街付近でお土産のお菓子を買う。時間があればちょっとどこかで遅い昼食でもと思ったが、バスの時間が迫っていたため、飲み物を買って早々に乗り込む。

 
伊田バス停前のタクシー営業所前のキイロイトリ。後藤寺バスセンターを通過。佐世保や諫早や、この手の地方のバスセンターって不思議な雰囲気ありますよね。ふと1990年代の盛岡バスセンターも思い出す。

  
実はこっそりむすび丸も乗り込んでいて、帰路もバスで峠を越える。夕方は非常に天気が回復して快晴状態の飯塚付近。これからだんだん気温が上がっていくのだろう。ふと自宅や職場の部屋を思い出し、寒い時期はかなり書類が散乱していてもごまかしていたが、これはちょっと片付けないと暑苦しくて困るなあ、と思いやられたり。


本日のBGM:
 地獄の左門無頼控 (時代劇チャンネル 日替り長編アワー  4/11~)
留守録で録っておき、平日は仕事から帰ってきてから、夜ようやくチェックできる番組。
 内部告発的に組織汚職を調査してたら巻き込まれて奥方を失う=孤高の警部ジョージ・ジェントリーみたいな与力、である(マーティン・ショウも天知茂も苦み走ってるもんな^^)神山左門様。その設定、同じ名前と配役の俳優出演でありながら、「大岡越前」だと「峰打ちで捕縛・逮捕」なのに、このフジテレビ制作の2時間SPものだと、遠山奉行配下でちょっと江戸の牙が混じっている風だから、「地獄」の呼称付きでばんばん斬り捨て御免で登場しちゃうのが恒例のよう(江戸のダブルオー!?)。川内康範原作なこともありハードタッチ娯楽アクションということか。そして岡部・北町・宮口…諸先生ぞくぞく天知チームも元気に登場。第一回の「孤島の金鉱探し」は「連絡不能ピンチ」と「内通者が誰か」謎解きのスリルとサスペンスが盛り込まれているのも「大人の特撮」感満々である。(20120416)
 

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20120415

2012-04-15 | 矮小布団圧縮袋

○出張の用事で筑豊地方へ行く。
 朝方は前日からの雨雲が暗く残っていた。福岡市街のフェレットくん模様の西鉄バスがバス停に来たり。
 さて都市高速から八木山バイパスで峠を越えるキイロイトリである。
 

 
 峠を越えると飯塚、さらに田川方面に入る。
 仕事を済ませて外に出ると、すっかり晴れて暑くなってきた。彦山川の河畔から二本煙突方面を望む。「ハトサン」逃げない。のんびり。
   

本日のBGM:発売中のShamanipponの話題も来ているのだが、車内のシャッフル君の奏でる:
Romeo+Juliet Vol.2 soundtrack 「O Verona」 「Kissing You」~Plunkett & Macleane soundtrack 「Escape」 / Craig Armstrong
 実は3月末のニースの2012年世界フィギュアは実家の茶の間でなんとなく偶然見ていた。で、見ているうちにだんだん、「……え?………ええっ??!」のような按配で、次第に「気合に圧倒された」感の羽生結弦選手である。後でyoutubeで見られる他の試合の回の同じ演目とを比べて見ても、「この時」のロミオとジュリエットはちょっと「会場全体を巻き込んでしまった気迫」が只事ではなく格別な歴史的瞬間だったようである(もちろんリアルタイムではそんなことは考えなかったが、ただ「なんかすごいぞ」と思った)。改めて動画等で見ると、矢張り「この時」の回は、音楽とタイミングが非常に合っている。後半は相当辛そうなのにそれも含めて「溜め」であるかのごとく曲調と合わせて一つの作品になっていたのを感じた。選曲と編集も勝因と感じる。カルミナ・ブラーナじゃないけど、このフィギュアの試合で知ってサントラ探す人も少なからずいそうだ。というわけでCraig ArmstrongのPlunkett & Macleaneを知ったのも収穫。なんかイギリス版・影の軍団みたいなやつか?(20120415)
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20120411

2012-04-11 | 矮小布団圧縮袋
○今年は4月になっても「はるか」が近隣の農家の市場に出ているから、今でも買える。いつもはうちの地域では2月頃に出盛るもの(※よく同時期の新潟の豪雪地に送ると珍重される)と思ったんだが、やはり今年は冬が寒くて遅くまで低温が続いたからだろうか。今なら桜が終わりつつじの花がつぼみ状態で、ほんとはもうそろそろ甘夏とか、イチゴの朝とりの地場もんのどっと安くなる頃なはずだと思ったんだが。
 キイロイトリ「マイアサ ビタミンCガ トレルネ」
 たれぱんだ・くまモン・むすび丸「…はるかとキイロイトリさんは色が同じだから、ならんでるとまぎれちゃうなあ」

 本日のBGM:
 タイムスクープハンター4 #2「屁負比丘尼」(4/10 NHK総合)
 歴史にドキリ (4/11 NHK教育)#1「卑弥呼」
 春になるとキャナメの沢嶋も帰ってきた。
 そしてさすが錦兄ィの甥だから多少のことは何でもやってくれちゃいそうな中村獅童が小学校の時間に「歌って踊るミュージカル」状態(しかも、うまい。ほんとにここに山本耕史と西川貴教を加えてミュージカルにしたいくらいだ)。でも内容はEテレだからまともである。ちゃんと「年号覚え方」も出てくる。
 というより、うちで毎週見ている「戦国鍋」のMusic TonightやNobuママの深夜ノリ(多少のことでは動じなくなってきた・笑)と比べれば、TSHやEテレは真面目にフリーダムしてるというべきか。(20120411)
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20120410

2012-04-10 | 矮小布団圧縮袋

○堂本剛さん祝誕生日か。いや、2月末の平安結祈を契機に(その点は礼を言わねばならんかな^^)、改めてぐるぐる1970~90年代~2010年代の40年分くらいの幅で諸音楽を巡回している小生である。写真は日曜のたれぱんだとキイロイトリの観桜会の続きである(連続写真で合成してみたんだけど)。

本日のBGM:日曜の録画分から
・平清盛 #14「家盛決起」(4/8 20:00~)
 いろんな意味で三上博史と山本耕史が多大な含蓄でもって毎回きつーく「やっちゃってくれちゃう」ところを見ている。当初個人的には子役からとか磐音のイメージだった山本くんの、悪役ってのがなかなかいやーな感じで(ほんとに悪い人なんじゃないかと思うほどトラウマになりかける昔の時代劇っぽい感じが)いい。出てくる周囲の人みな微妙に渋く歪んでる設定なわりに、若い清盛があほに直情すぎたりするところがあるのがなんかバランスが微妙(※「太平記」の尊氏=真田広之は武闘派なのに超屈折系でずるくて退廃的だったんだなと今思う・笑)、てところもあるが。今のところ「白塗り凶悪麻呂系」とはいえつい立ち回りしちゃいそうな武闘派・成田ミッキー三樹夫様(仲代達矢の「新・平家物語」の時の頼長←素敵^^)よりも、「太平記」の藤木孝氏の坊門系とか松橋登先生とかを思い出す爬虫類系って感じで迫ってくる頼長だが、『保元物語』『台記』の話はだいたい知ってるので、あとはおそらく今年中盤あたりで来そうなグレイトな展開にある種ひそかに期待。
・新堂本兄弟:ゲスト森山直太朗 (4/8 CX系、23:15~)
 やっぱミュージシャンゲスト回の方が「平成畸人伝」な感じでテンション高くて、つっこみもばかばかしく濃くて可笑しくて腹痛。かつLIVEが本格的なのが良い。(20120410)
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20120409

2012-04-09 | 矮小布団圧縮袋

○日曜、そのままツーリングで久山付近もキイロイトリと回ってきた。3月20日につぼみ状態だった桜並木も御覧の通りに咲き乱れている様子だ。
  

里一面に黄色いシートのように見えるのは菜の花畑である。前回から2週間ほど経って、随分春らしくなった。


  
 故人を悼みつつ新宮霊園の桜のトンネルを。斜面一体が花に包まれ、小規模な吉野山を模したかの感もあり。

本日のBGM:悲しくなってきたのでくつろぐため
 Raspberry Beret / Prince  (20120409)
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20120408

2012-04-08 | 矮小布団圧縮袋
〇関東の親類が病気だったが急逝の報が来た。福岡もようやく晴れて気温も上がった昼、様々な想いを抱えて、郊外の静かな山麓に行く。バイクを停め、ヘルメットを取り、じっとしていると、林の風の音と鶯や雲雀の声が聞こえる。花の下にて春、なんていうとまるで西行のようだ。とでも表現すれば少しは人々の心の慰めになるのだろうか。

本日のBGM:
山麓から里に下りてきて立ち寄った産直市場で野菜と果物を買っている時、なぜか偶然、店内に流れる:
すべては風の中に / カンサス (Dust in the Wind / Kansas)
(20120408)
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