「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20120128

2012-01-28 | SHOCK live1/2

○Endless Shock 2012 (博多座、1/26 18:00~) その2
※「今回博多座だったので面白かった」ところのおまけを先に


  
 ときどきうちの会社でもイベントの時に折詰とったりするすし幸さんところの博多座・花幸さんの、知る人ぞ知るで今月話題になっていた「プリンス弁当」(ちなみにYahoo!の検索窓で「博多座」って入れると「プリンス弁当」って自動でワードが出てくるのはウケる。どれだけ全国から検索してるんだおまいら^^)が、売店で売られている。さらに、博多川扇さんの「ピカイチ弁当」ってのもあって、座長(?)みたいな人形がディスプレイされてる(笑)もちろん小生の買い物時にはいずれも完売、見本のみで。

 博多座は幕間の30分なら客席で幕の内弁当をいただけるようだし(定例の○月歌舞伎の時とかも、これがほんとの由緒正しい幕の内)
 その他、SHOCK特製のサンドとかいろいろ。劇場の定番土産の他に、博多土産・九州土産のコーナーもあり、博多座観覧記念のたすきがかかっていたりする。そしてこんなところにもくまモンが(笑)


 観劇後、遅めの夕食をとろうと外に出る。今日の雰囲気としては、やはり和風居酒屋でもラーメン屋でもないところがいいし、スタバやドトールやファミレスって気分でもない。そこで
  
 キイロイトリとしてはこのあたりの近辺で、ランチタイムで以前にもおなじみのアイリッシュバーthe hakata harpでお食事にする。ここだったらホテルのレストランほどマナーに気負いもなく、少し遅い時間でもやっていて雰囲気が紳士的で、アイルランド民謡のBGMの中、わりとゆったりサービスを受けられ、りラックスできる。
  
 帰りは運転するのでギネスってわけにはいかないから、食事のメニューもあるので頼む。ランチで知っているとおり、お酒のおつまみ的なのか少し濃いめかな?と思う程度にハーブが効いていて、美味でボリュームがある。トマトのパスタとオニオンドレッシングのリーフサラダをたっぷりいただけて、これにソフトドリンクでかなりリーズナブルに満腹でき、ごちそうさまでした。


 こんな時間に普通自分は絶対歩いてることがない中洲の帰り道、繁華街の方にはこんな「SHOCK御観劇者様大歓迎」(笑)の看板まで出てて、わろた(ロゴまで似せてる><)←このへんに中洲の人たちのノリの軽さというか九州の調子のよさというか適当さを感じる(^^;;)。
(つづく)

本日のBGM:
 ONE DAY / (Endless SHOCKより) (新堂本兄弟 1/22 CX系 TNC 23:25~ ゲスト:神田沙也加)
 見てきてから、再度先週録画の光一選手とデュエットのナンバーを復習。久しぶりに上演を見て、いろいろ歌がんばってるんだなあと思って。武田くん大人なのにいじられすぎだな(^^;;) (20120128)

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27日夜、博多座 (20120127)

2012-01-27 | SHOCK live1/2

○Endless SHOCK 2012 (博多座、1/26 18:00~)

 もしかすると前回から約3年弱ぶり?になるのか?なEndless SHOCKに、会社帰りに行ってきた。なんかもう、感慨深いものがあるね。(地下鉄中洲川端駅行きエスカレーター前のキイロイトリ)

 夕方まで会社で仕事で、数時間分の年休をとって早退し、バイクで20~30分の博多座へ。SHOCKといえば羽田往復で飛行機とって、有楽町で帝劇、といういかにも遠出する祝祭的・非日常的空間の感覚である。しかし今回は、全くもってマリンメッセやDrum LogosやZeppのように「仕事帰りに会社から直行」できて「日常的空間からの連続性」の延長線上にある、っていうのが驚きなのである。何より、中洲だから駐輪場にぱっと駐められるし!そうはいってもとりあえず博多座は福岡市内でもやはりちょっと「改まった」お出かけ場所だからZeppとは違う。まあ会社帰りでスーツならかえって大丈夫か。

 
 少し時間があったので、近くのBar Vitaで休憩。ランチタイムは過ぎているのだが、カフェテリア風のカウンターのパン数種(店内でいただくと、温めてくれる)とコーヒーで軽く、遅い昼食にする。いかに地元とはいえ「SHOCK見るんだから」ちょっと気分を改めたいところだ。と、くつろいでいるキイロイトリとむすび丸であった(><)。(ここで、いつものようにラーメン屋かうどん屋、って気分ではないな・笑)
  
 さて落ち着いたところで、博多座に入る。まだ日は暮れてない(日没が遅い西国である)。ここでやってんのか。なんかすぐ近くだったんだなあ、と改めて思う。
  
(つづく)

本日のBGM:おもちゃの兵隊のマーチ(行進曲) / イェッセル
 「しっかり?」「さわやか?」とKinKiの人が疑念を抱き合う「麦とホップ」のCMの後ろで流れてる、「3分クッキング」のテーマの旋律。WSとか全然みてなかったので、今週家に帰ってつけたテレビから突然CMが始まったもんで、びっくりした^^(20120127)
 
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20120123

2012-01-23 | 矮小布団圧縮袋

○北九州の近代化遺産(2) その2 
 スペースワールド駅のすぐそばにある、東田第一高炉 八幡製鉄所 (明治34年〔1901〕~昭和47年〔1972〕)。

  
 都市高速を背景にして、ちょっと近未来的な風景が広がっている不思議な空間だ。煙突から煙が出ているのではなくて、雲がかかっている。向こうにスペースワールドの建造物が見えたり。キイロイトリとお散歩しながら、掲げられている大きな「1901」の文字を見ていると、フリッツ・ラングの「メトロポリス」を思い出したりする。
  

本日のBGM
 映画「悪名太鼓」(大映、1964) (日本映画専門チャンネル、1/23 17:30~)
先月から、最近連日放送されている「勝新太郎劇場」の「悪名シリーズ」(連動企画で、時代劇専門チャンネルでは市川雷蔵劇場をやっている)。原作・今東光、脚本・藤本義一で、せりふのテンポよいやりとりが可笑しく、その後の東映実録仁義なき抗争物と違って、ところどころにユーモアがにじんでいて面白いのだ。犬シリーズは田宮二郎と天知茂だが、こっちはもちろん矢尾の朝吉親分(勝新太郎)とモートルの清次(田宮二郎)のマシンガン漫才のような丁々発止と、ラストお待たせの「大暴れ」ですっきりするという映画。
 今見ると、はっきり言って仮面ライダーなどの変身特撮ヒーローなんぞより強い(笑)だって、なにせ生身の人間が強化スーツなしどころか、着流しで素手でこの暴れぶりだから(爆)。あと、回りにある生活道具やらなにやらを使いまくって相手をやっつける(ほんとに「ボッコボコにする」という表現が正しい。これはまさしく喧嘩だ^^)。飛び道具を使わないのに、結構「微力で低予算なのにアイデアで作戦たててゲリラ的にシンジケートをやっつける」し、いざ相手に立ち向かえば、人としての持ち味というか存在の迫力だけで相手を黙らせる(そりゃ勝新だもの・笑)ところも良い。だがどこか明るい。口は悪いし顔は怖いし、なのだが、正義感の強い親分は人々に頼りにされる(結果的にもてる)。雁之助・小雁兄弟分もくっついてくるし「男気に惚れる」というやつだ。それにしてもこういう時の「関西弁の調子こいた」「とっぽい」若造・田宮二郎は本当に生き生きしてて、渋面のかっこつけたやつより絶対面白い。あと、ロケの「昭和の日本」の風景も風俗も、なんかいい。12月放送分から欠かさず見ていたわけではないが、このシリーズ面白いので留守録でチェックできる分はしとこうと思う。
 今回の「悪名太鼓」は舞台が九州で、(藤本義一だからなのかどうかわからないが)あまり九州弁はでてこないながらも「密入国で戸籍を買った」とかいう話が出てくるところにも、いかにも複雑な「戦後の社会」が背景だったりするのを感じる。(20120123)
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20120122

2012-01-22 | 矮小布団圧縮袋

○北九州の近代化遺産(2) その1 
 土曜日は所用あって電車で移動。途中の折尾駅(大正5年〔1916〕)。このあたりも高架化の可能性とかちらほら噂に聞くので、現役駅舎の写真をとっておこうと。
   
 独特の木造建築と、レンガ通路など。
  

土曜日は天候がよかったので撮影できた。日曜はひどい雨になり、近所の歩いて数分の買い物程度で、ほぼ出かけられず。
本日のBGM:
 平清盛 第3回「源平の御曹司」 (NHK総合 1/22 20:00~)
 鳥羽上皇が予想通り三上さんらしくwなってきて、平家内外の各キャラが立って見えてきた。源義朝の「去る時にちょっと笑ってる」ライバルフラグ。佐藤義清が北面ぽく登場。毎回のレギュラーでは佐戸井さんや金田明夫さん以上に気になるのが佐藤二朗さん(ヨシヒコの仏)かも。ギャグではない。清盛が世間知らずだった、という内容だけじゃなくて、一見主人公が「一人で」絶叫芝居しているように見えて、意外と周囲がさりげなくしかしみっちり微妙な芝居が展開しているというところだろうか。(20120122)
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20120121

2012-01-21 | 矮小布団圧縮袋

○堂本剛の京都(平安神宮)ライブを堤監督が映像作品化というニュース。実際の平安ライブには参加できていないが、以前に体感したライブの感興をもとに映像でたどることができればよいなと思う。(※写真:松林をお散歩中のおいもリラックマ)

本日のBGM:
鞍馬天狗 第3回「新撰組始末」 (時代劇専門チャンネル 1/21 9:00~)
 音楽:土田啓四郎
 冒頭は土煙を蹴立てて走る新撰組の一団のシーンの発端から始まり、なんとなくマカロニ・ウエスタン風のオーケストレーション(ほとんどヒーロー物)とコーラスで精神を高揚させるOP主題曲。音効でもこの旋律がよく用いられる。
 昨年12月頃の放送は紛れもなく「由緒正しき追悼」であると思う。それだけ、再放送の画面を見て「おお、これがまさしく竹脇無我だ」と横手を打って会心というか「三つ子の魂」的に幼児の自分にも響いた「あの竹脇無我」がここに顕現していると思う番組のひとつ(1974年)。その上、近藤勇(若林豪)・土方歳三(成田三樹夫)・沖田総司(古谷一行)…(なんという心躍る面子・^^)というだけでも「否応なくどきどき」するのに、そこへとんでもない芹沢鴨(南原宏治!!これがまたうまいんだ「怒り狂いながら笑う極悪」ww)まで来ると、もはや感動すら覚える。監督:中川信夫。自分的には三谷幸喜の「新撰組!」の配役よりも圧倒的に脊椎反射で興奮する(笑)。今回は芹沢の非道から近藤たちを助ける天狗の「貸しにしておきましょう」的な回である。
   
 思うに、どちらかというと中高校生の頃は(高校の近くにも戊辰戦争の碑があったりしたし)新撰組系統の興味で京都の修学旅行の三条付近を回った方の東日本人なので、鞍馬天狗の方には実はあまりシンパシーが強い方ではなく、いまいちよく知らなかったといってもいい。だが、こうしてみると、天狗の中の人は「どこから来て、いずこへ去るのか、敵も味方も知らない」(※芥川隆行のナレーションによる)人なので、確かにヒーローとして目立ちすぎてはいけない(杉良太郎や加藤剛ではまぎれもなく痛快時代劇ヒーローだが、明朗な主張が強すぎて目立ちすぎる。かといって、全く目立たない人でもなく、逆に悪役すぎる人ではうさんくさすぎて合わない)のかもしれない存在なのか、と気づいた。
 竹脇無我は(若林豪もそうだが)どちらかというと派手すぎない、ヒーローとして突出しないところがある。若くて美青年ながら、暗いわけでもないのにちょっと翳もなくもなく、ぱーっと能天気にあっけらかんな感じはしない。「はにかむ」感じ、とでもいうのか。どこか知的な雰囲気がある役という場合であっても、それが最近の平成の連中のようなパフォーマンスでも見せ付けでも理屈でも説明過剰でもない(「最近の若いもんは、みんな自己主張かなんかしらんが、しゃべりすぎ」と年寄りなら言いそうだ)。ほんとに「たたずまい」と「物腰」と「言葉遣い」が、そういう微妙な感じを存在させている。いい人なんだろうけど、ふっと出てきてふっと消えていってもおかしくない。そこが「正体不明」な、という点では、鞍馬天狗ってそういえばそうかもしれない、とふと改めて思った。しゃべり方も誰に対しても「○○殿」とか言わなくて「○○さん」って「さん付け」だし、武士なんだろうけど一般市民というか、時代考証にとらわれない大正昭和の時代小説のヒーロー的かもしれない(と思ってしまうところが単純な視聴者ですみませんw)。殺陣は成田三樹夫や若林豪のような方がどうしても圧倒的にかっこよいのだが、天狗の方は妙に「声がとても良い」。だから、スタント入ってるとしても猛ダッシュで白馬で駆けつけ、ふっと「…乱暴すぎるな、芹沢さん」とかあの美声で天狗にエレガントに囁かれてしまうと、その何とも言いがたい微妙な雰囲気のかっこよさにくらくらっとくる(♪)のだ。(ちっちゃい頃からそういうのが好きなんです。本当にすみません。)
 まさに「ひそやかに眼福耳福」。そう、このじわじわとした実感の伴う興奮こそが、子供の頃に感じた「あの竹脇無我」なるものとは何だったのか、の正しい追悼の仕方だろうと思う。こういう娯楽時代劇とともに育った幼少期におけるヒーロー(アイドル?)が、作品に残っていて今も存在し続けていることに感謝する。というわけで、映像作品化ということの長期的意義について考えてみた。(20120121)

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20120120

2012-01-20 | 矮小布団圧縮袋

○1月17日の阪神の震災の日と11日の東北の震災の日とで様々なニュースが流れている間、音を消して辺見庸の「瓦礫の中から言葉を―わたしの<死者>へ」を読んでいた。NHKの放送の方は未見(近日再放送という)。
 時々ケーブルのチャンネルで古い時代劇を見たり、映画館で映画を見たりすると、その台詞の「間」やスピードと比べて、今地上波のニュースやCMなどの(テレビから流れてくる)しゃべり方が「速すぎる」と感じていた。どうやらテレビのしゃべりが「速すぎる」というよりは、速すぎて聞き取れないと感じるほどに「意味が入ってこない」のであり、「脊椎反射にしか聞こえない」「文章ではなくて語句に過ぎない」ものが大量にばらまかれすぎて「滑っていく」からのように思う。「無関心になるとその間に、何を勝手なことをされるかわからない」という恐怖心に襲われることもあるが、その感じ方が強迫的に辛い時はテレビを消す。
 最近はテレビだけでなく、インターネットもサイトがこの10年で増えて身近なメディアとなったためか、有益な意見もあると同時に高速なノイズも多くなっている。一方で、実は、本も、本屋で手にとる本によっては「かなり瞬間ごとのつぎはぎの、ぶつ切り」を感じさせるものも、少なくない。本だから無条件にいい、というものでもないようだ。
 しかしそこに「文章がある」「文脈の流れが存在する」本や文章を読むことの方が、自分の場合は心が休まることに気づいた。音楽もそうだが、そこに「ある長さをもった時間」がある。映画や本やドキュメンタリーやドラマの方が「その長さの中で意識が集中する」ゆえに落ちつくのであろう。
 ばらばらな瞬間瞬間のつぎはぎなクイズやバラエティやニュースは、瞬間ごとにぶつ切りに停止してしまって、生理的なリズムにおいて何かせわしくて、心が休まらない。まるで故意に「人の思考を邪魔する」「理解しなくてもいい=理解させない、無視してほしい」「伝達を無意識的に拒否している」かのように、瞬間ごとに思考もイメージもぶつ切りにしてしまうからである。
 考えるという感覚を保てるように意識や言葉を持つということは、人のせいではなく自分の問題になっていく。
 
本日のBGM:
Behind the Wheel / Depeche Mode (「Music for the Masses」)
鹿児島本線の車窓より、キイロイトリ同乗  (20120120)
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20120116

2012-01-16 | 矮小布団圧縮袋

○土曜日も出勤で、朝、家を出る前に見たおはようサタデー九州・沖縄の「おでかけ情報」の1月の「ねこ」。アニメは冬の温泉(露天風呂?)であるw。やはりまぬけで、ゆるい。

本日のBGM: Mozart / ピアノ協奏曲 No.19 in F 第2楽章 K.459 (Uchida, J.Tate )
(20120116)



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20120115

2012-01-15 | 矮小布団圧縮袋

○年末年始のお散歩 新潟編2(追記)


 1月4日朝、空港は午前中除雪で遅れたり欠航したりした。
 
 キイロイトリ「マッシロデス」 バリィさん「寒いとおもたら、雪やわい」※今治じゃないんで、ま、こんなんなるんですよね新潟の場合、冬は普通(><)そこでやむなく新幹線で東京→羽田→福岡のルートをとる。
  
 新潟駅を行くバリィさん「いってこーわい」
 そしてむすび丸とともにMaxときに乗り込むのであった(ゆるキャラ仲間ですか)

BGM: The Walk / The Cure 
 ま、まさかバリィさんてなんとなく体型がSmithさんに似てる、とかいうわけでは… (JapaneseというのにどこかChineseのような間奏が。)  (20120115追記)


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20120114

2012-01-14 | 矮小布団圧縮袋

○年末年始のお散歩 新潟編(追記) 
 東北地方に住んでいた頃は新潟はあったかいなと思っていたのに、くやしいけど(笑)九州に住むと福岡より寒いと感じる。暑いところには暑さに、寒いところには寒さに、それぞれ身体が慣れてしまうのかもしれない。というわけで正月、古町の柾谷小路から歩いて八角亭でラーメンセット(チャーハンの)をいただくたれぱんだとキイロイトリであった。
    
 こうだよ。普通に頼むとこれが普通にラーメンだよ。と言いたい(笑)寒風吹きすさぶ外から店に飛び込んで、このすっきりスープとちぢれ細麺が久しぶりに食べたかったのだ。

  
 せっかくなので正月恒例の新潟名物(つっても地元の人しか知らないかもしれないが)=新春三大美術展の川端康成&東山魁夷展を見に新潟市美術館までお散歩。晴れたけど放射冷却現象ぽくて冷える。
  
 小さめの銀バス(新潟交通)で駅まで戻る。実を言うと今やシモもカミも新潟市内が一番よくわからなくなっている(高校卒業頃までしか住んでないから、マジで浦島太郎のような按配なのだ・笑)のだが、よくわかんなくなった場合はとにかく「新潟駅行き」に」乗ればなんとかなる(爆)

 本日のBGM:
 「夢千代日記」のテーマ / 武満徹 / 岩城宏之、オーケストラ・アンサンブル金沢 
 晴れているかと思いきや、ふっと曇り湿った寒風が来て、ちらちら雪が舞い出す、という天気のくり返しで、昼間も朝から気温が上がらない。年末年始の新潟はそういう天気だった。この日本海側の冬の雪雲の下の街にふさわしい音楽といえば、これでしょう。
 ドラマをリアルタイムで見ていた子供の頃は生まれてから県内から出たことがなかったため、過ごしていた「冬」っていうのは、全くもってそういう冬しか知らなかった(その後、太平洋側に引っ越した時は、新潟より緯度が北で寒いとはいえ、本当に天気が違うなあと思ったものだ)。また、テレビのテロップに出てくる作曲家の名にもあまり注意していなかったが、今にして思えばこの曲がきっと自分が初めて旋律を覚えた「武満徹のPOPな名曲」なのではないかと思う。
 夏に聴いても寒くなり、冬に聴くとますます寒くなる日本情緒の音楽である。なにせ、「夢千代日記」は(話の内容も季節設定も吉永小百合さんの語りも寒かったが^^)、放送期間もいつも1月~3月だったから、「真冬から早春にかけて」の寒いドラマ、っていうイメージなのだ(「受験シーズンの頃のドラマ」、ってイメージでもある)。※山陰だって日本海側だから、もし夏だったら、西に沈む夕日がぎらぎらして暑いかもしれないんだけどね(ムードこわれるなあ^^)。 (20120114追記)


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20120113

2012-01-13 | 矮小布団圧縮袋

○年末年始のお散歩 東京都内編 その2
 30日夕方からの東京ドームの後で新幹線で帰省するため、午後のうちに東京駅付近のコインロッカーに荷物を預けてしまい、身軽になってそのへんを散歩し、最終的に水道橋付近に着くというのが毎年恒例である。そこで今回は「せとうち旬彩館」に行ったのだが、その他にも、キイロイトリも連れて、わりと沿線を歩いた。日ごろ全然歩かないから、違う景色に来た勢いでやはり動いてみたいのである。
 
   
 辰野金吾博士といえば赤煉瓦の代表作の一つ、東京駅(大正3年〔1914〕→昭和26年〔1951〕改修)は現在工事中で、正面からしてカバーがかかっているところが多いので、はとバス乗り場の方から撮影してみた。出来上がるとどんな風になるのかな。

 「新旧のギャップ」(笑)は大阪や尼崎の時にどぎゃんもんかと思ったものだが、それをいうなら東京こそかなりのものである、ということに、この写真を見ても気づく(^^;;)。丸の内付近は「…あれ、こんなんだったっけ?」と思うほど、この10年位で随分ビルが増えたような気がする。凄い。いつのまにか名古屋駅前のように威嚇的にでかい建物が多くなってないか?
  
 丸の内というと、近年レプリカ復元して再建されたという、ジョサイア・コンドルの三菱一号館(1894年建築→1968年解体→2009年再建)と、その付近のギャップに驚く。角度によっていかにも明治のクイーンアン・スタイル、なのに、真後ろに聳え立つタワービル(><)を映すと、
     
 …いかにも東京が冬晴れだったのでビルがぎらぎらしているのもあるのだが、何か圧倒される。
 時間があまりなかったので、中の美術館や売店やレストランにはゆっくり寄れなかった。今度入ってみたい。 
 
本日のBGM:
 Live and Let Die / Paul McCartney & Wings でかいビルとイギリス式と、って感じで (20120113追記)


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