「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

(20240720、WOWOW)

2024-07-20 | live2002-2024

〇今週から虎に翼が突然新潟の話になって弥彦神社みたいな感じのとこだったり、星氏の謎の顔芸だったり、あの喫茶店はイタリア軒かキリンかしら?的にびっくりなんだが、高橋克実さんのような「なじらね」なおじさんは「いる」。そういうのでやっぱ気が詰まってやりにくい自分なんかは誰も知った人のいない県外に進学したり就職したり転勤で移住したりして、そして時々帰省するとか位の距離を置いたりする流浪の人生なわけですよ。写真のキイロイトリは古町通のアーケードからお送りしております(到津の森公園にようこそ、ではないけれどなぜかキリンさんのデザインである)
 そんな今週末も土曜の作業と、日曜のリモート会議が入っていて休めない。夏場の熱中症アラート期間になってきて、気温の上がり切らない朝出て社内の工房に避難し、日暮れで空が翳ってから帰る季節に入ってきた。なんとかぎりぎりで19時半には退社。

 
・L’Arc~en~Ciel「ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND」(WOWOW prime 7/20 20:00~、※4月6日、7日/埼玉 さいたまスーパーアリーナ)
 30thとこのアリーナツアーはなかなか行く準備時間が取れず今回はWOWOWでお祝いすることとした。ALL DEAD(!?)から始まるというまさに「UNDERGROUND」な選曲を、20代じゃない「今の」L'Arcの人たちが演じるという味で。Darkな方から選んできていて長年のリスナー歓喜だろうな。blameとかtaste of loveとか今聴けるの。この耽美的な毒っぽい感覚は今思うと、1990年~2000年代の日本がまだ政治経済的にも認知心理的にも一億中流の先進国的気分の余裕があったから、ふりまくのが可能だった「毒」だったのかもしれないけど。まさに世界中が冗談じゃなく(それこそL'Arcが歌ってる歌の中身のSF的な世界が現実になってしまったわけじゃなかろうが、そんな風に)戦争と破壊と頽廃の危険な状況の2020年代の今でも、(まっとうに平和なやつよりも)「不穏」でひねくれた毒があって音が圧倒的に美しい世界を奏でていてほしいL'Arcにはw。例によってセットリストを拾いつつ、後でDAPの中に入ってる音源をこの曲順に並べ直して作業用BGMにする恒例を準備中。

 
 BGM:叙情詩 / L'Arc~en~Ciel
 それでこれ来るか。やるな。17年前に富士急ハイランドの野外、夜空の下でこれを聴いた時の陶酔感をまざまざと思い出す(多分この「別室」の2007年頃の記事に書いている)。こっから後半かな(20240720)
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(筑紫野市文化会館、20240713)

2024-07-14 | live2002-2024

〇先週末も出張で仕事だったのと、予報で週末が悪天候とのことで、今週末は休む予定でいたため、チケットの予約はしていなかった。土曜朝は旅サラダとサカナスターからBS11で再放送が始まったアストリッドとラファエルS1を流しながら鞄の整理をしていた。予報レーダーから、夕方から降り出すかも、という東シナ海上の雲の塊から、今の曇りの天気がいつまでもつかどうか?と空の様子を見つつ、一度会社のデスクに道具を取りに行く用事もあったので、そこで一応雨具の準備もしてメットインに荷物を収納装備し、そこからバイクで出発する。
 
   
 このところ福岡県内のまとまった距離を走るのも久しぶりだった。湿度の高い蒸し暑さの中、国道3号を南下し、まず目印のイオンモール筑紫野へ。
 キイロイトリ「ココナラ キタコト アル」
 雨には出会わずに走ってこれたが、やはり山の方が雨雲で煙っていて、油断はならない

 
 ここからは(地理に詳しくないので)地図と標識を頼りに、ケーブルステーション福岡の謎の人(ケーブルマン?)を見ながら


着きましたよ
・『第二十一回ちくしの寄席』柳家福多楼 真打昇進披露公演(筑紫野市文化会館 7/13 14:00~)
 出演:柳家福多楼、柳家権太楼、立川生志、前座:立川生ぼう
 天候的に来るのが難しかったらどうしよう、と思ったのでこの公演のことを聞いて知ってはいたが予約はせず、来れたので当日券で入りました。
 落語はテレビやラジオや音声で聴いたことがある位で寄席に来たことがなく、たまに若手の人のを仕事や知人の集まりで、いくつか聴いたことがあった程度だったので、不勉強で全くすみませんでした。いや、生志さんは毎週ラジオで声を聴いていて覚えていて、それが実際にどんな感じなのか、生で聴いてみたい(生だと、ラジオよりもっと手加減なく毒っぽいのも行けますよねw)と思ったのがきっかけだったのだが、それで真面目に福多楼さんの真打昇進披露の口上も聴けて、一緒にお祝いもできたのが、非常によかったのです。
 そして今回、その勢いで、初めて柳家権太楼師匠をこんな近くで生で見て聴くことができて、圧倒されました(終わってから余韻でしばらく座ってた)。口上の時も演目の時も、師匠が話し始めると、そりゃ言ってることや内容は何かものすごくくだらないwあほな、おかしなことなんだけど、それがじわじわと、圧倒的なエネルギーや運動能力の高さというか、テンポや間や声や動きの絶妙さというか、聴いてるこっちの全身の筋肉が不覚にもいつのまにかほぐされてしまって、気づくとすっかりとりこになっちゃう。落語の名人のことばの使い方って、生で聴いたらこんな凄いもんなんだと。こういう高いレベルを追及して落語家という皆さんは精進を重ねているのか、いうことを、ほんとに遅いんですがLIVEで了解しました。心地的にはPrinceとかPaul McCartneyとかPat Methenyとか(なぜPばかりw)そういうLIVE的に衝撃的でしたね。やっぱ演劇や音楽だけでなく、落語も三次元の生で見聞きしないとわからないことってあるなと(人生、何歳になってもまだまだ知らないままで来てることってきっと多いんだろうな、勉強しなきゃと)思う自分。
 弟子の福多楼さんも正直な人だなと、おっしゃった通りでほんとに正しいと思います。自分なんか人前で話をするのが非常に苦手なので、こんな師匠のように話せたらそれだけで凄い能力で、どんなにいいだろうな、という憧れを持ってしまいそう、って気持ちまで共有しちゃった感じです。全く予想しなかった発見の多い日で、きっと2024年7月13日を「初めてこの師匠の存在を了解した日」として後に記憶することになるのではなかろうか。と思います。ありがとうございました!(20240713)
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(20240524)

2024-05-25 | live2002-2024

〇今回、初めて行った場所がキノシネマ天神という映画館で、キイロイトリがいるのは入口

 
 警固のカイタックスクエアガーデンというビル。こんなところができていたとは。元々天神や警固や大名といったこっち側のお洒落繁華街そのものが自分がほとんど来ないエリアな上に、建物が出来たのが2020年だそうで。確かに綺麗な区画だが、できたて、という感じではなく、数年たっている感じ。考えてみるとちょうど全面的外出禁止の頃で、それで気がつかなかったんだと気づく。何せ同じ福岡市内ですら中央区には数か月も来ることがない生活だったので。
 キノシネマ天神は比較的新しい「名画座」的な映画館だ。その手の映画館は市内だとKBCシネマとか中洲大洋の感じだが、中洲大洋は先日閉まってしまった。
 
 
・National Theatre Live「VANYA」(キノシネマ天神、5/24~)
 ナショナル・シアター・ライブはずっと中洲大洋でやってたのを、この映画館が引き継いでやってるらしいと聞いて、それで初めて来て映画館の位置を知る機会にもなった。スペースも名画座的な規模で入りやすい。
 演目はチェーホフ「ワーニャ伯父さん」からのサイモン・スティーヴンス翻案「ワーニャ」。古典的といっていい有名な話だからだいたいの流れは知っていた(上、広告やサイトのところで言っているストーリーがほぼそのあらすじなのだ)が、翻案で、大事なのは細部なのはもちろん。この劇を一人で8人(男性が4人、女性が4人)を演じてしまうらしいと聞いて、念のために「登場人物名」だけチェックしておいてよかった。台詞が全部英語だから、基本のロシアの人名を、英国的な人名の読み方に替えているのをそのまま理解できる。
 そして実際に見て、劇場中継的に客席も含めた雰囲気が伝わる。これまたアンドリュー・スコット氏「完全一人芝居」という繊細な力業(!)。この2時間が、あれよあれよと進んでいって、あっという間だった。衣装替えもないし舞台もそのままで、ドアを開けたり移動したり台所の水道をひねったり閉じたり、くらいの違いしかないのだが、全部、全員を演じてしまう(ラブシーンまで!)。その感情とか、思惑とか、ちょっとした皮肉とかから慟哭まで、それだけで見てる方にすごく伝わってくる。あ、今度はこの人になった、とその演じ方を追いかけているうちに、頭の中に8人で演じている舞台のイメージが立ち上ってくるような感覚を引き起こしてくる。恐るべし。
 話の意味も、今の自分だから若い時よりもよく実感できるのかもしれない。25年以上勤勉だったルーティーンの信条の、メッキが剥げて崩壊した時のダメージの強さ。これは辛いだろう。本当にそこから「生き直せる」?というようなことは、家族とか会社とか仕事とかいろんなところのどこにでもいろんなレベルでたくさんある。「ワーニャ伯父さん」ってそういう意味で古典だったんだ、と改めて思った。それがこの脚本アレンジと一人の芝居でよく了解できたところも、面白かった。
 はからずも先日から突然Andrew Scott祭りwみたいになっているのだが、前回の映画とまた全然違って、こんな表情もするのか、こんな声も出るんだ、と、一つのイメージだけで捉えられなくなってきた。老若男女のどれでもあるしどれでもないような、変幻自在。男性4人だけでなく、女性4人の演じ分け方もまた秀逸だった。フィルムでもしばしば息を飲んだが、これが生の舞台だったらさぞ強烈なんだろうな。一人芝居というと、そういえば日本にも安田顕という人を見た時に男性とも女性ともどちらでもありどちらともつかない不思議な存在感でえらく衝撃的であった、としみじみ思い出したり。落語、能などもそうで、見ている人の想像力との相乗効果で凄まじく精神を揺さぶってくる。こういうものを浴びると、脳や感覚への刺激なんだろうか、急に全身の細胞レベルで「活性化」されてる心地がする。やはり、演劇にせよ音楽にせよ美術にせよ文学にせよ、そういう刺激を時々浴びること自体が、自分が何か考えたり書いたりすることにとって必要なんだな、と思い直した。

 BGM:Ne me quitte pas / Jacques Brel
 聴いたことある歌だったがタイトルを思い出した曲シリーズの一つ。検索するとDusty Springfieldのカバーがすぐ出てくる(20240524)
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(20240511)

2024-05-11 | live2002-2024

〇再び11日となる。3月11日から早くも2か月が過ぎる。解決されない問題が継続されている上に、年度末から年度明けにかけて今年も特にいろいろな「交代」的なことがあって、精神的に過重な心地でもある。
 土曜日だが今日も対応が必要で出社し、夕方だけ少し出かけた


 (BGM:Is This Love? / Alison Moyet)
 パンフレットを見るキイロイトリです。
 昨年から外出の機会が増え、舞台とコンサートには徐々に出かけていたが、その一方で「映画館に行く」のがここ数年間減っていたままで、United Cinemasのmember's cardが2020年で期限切れだったのを、ようやく更新した。
 映画「異人たち(All of Us Strangers)」(英、2024)を見に来たのである。実は大林監督の「異人たちの夏」(1987)の方はテレビでやってたのを昔部分的に見た程度で詳しくない。「亡くなった家族と遭遇する」話が、ちょうど家族の葬式が続いた時期で精神的に辛くて見るのがだめだったせいだろうと思う。
 今回主人公がAndrew Scott(!)だというので見に来た。この人、Sherlockやスペクターや「パレードにようこそ」の時にも思ったことなのだが、決してかっこいい人という感じではなくて、なんか「非常に居心地の悪そうな、決まり悪い感じの時の」とまどったような、はにかんだような態度が、絶妙にうまい人だな、と思う。今回も「迷子になった子どもが、親を探すような」あの表情や動きが、見ている側まで心細くさせて、非常にうまい。
 見ました。これは、この感覚をわかる人には、非常に刺さる映画と思う。いや、自分が映画館に見に行こうと思うきっかけは皆そうなんだけど(「裏切りのサーカス」のように)。そして今の自分の正直な感覚では、LGBTQのこと以上に、誰にとっても、これから高齢化し独居生活化していく老若男女の地球上の人間たち誰もが生まれて死ぬまでに向き合う共通の問題を、この映画は言っているように思う。All of Us Strangers、多くの違和感を感じている孤独な私たちみんな、のために。それが1987年の風間杜夫さんの時よりも、2024年の方がある意味深刻化していると感じる人もいるだろうが、いや、20世紀も21世紀も変わらない普遍的な問題で、見ている自分の年齢が若い時よりも年配に差し掛かっているから、そう思うのかもしれない。
 タルコフスキーの「惑星ソラリス」(1972)を、Andrew Haigh監督はリスペクトしているんじゃないだろうか、と、わりと自然に思い出した。常に鉄の涙腺的に喜怒哀楽が無反応気味な自分が20代で見て珍しく、激しく涙腺崩壊してしまったのがこの長い長いゆっくりしたSF映画だったのだが。「異人たち」も全体に青っぽい35mmフィルムの色調とかラストへの展開とか、人と人が向き合う絵画のようなカメラの視角の構図とかだけじゃなくて。たびたび出てくる、アダムが近未来の宇宙船みたいな高層マンションの部屋から「下界」の遠くの市街を見下ろすシーンからして、タルコフスキーが1972年の映画で描いていた宇宙船の窓から見る惑星の宇宙空間の景色みたいで、それが21世紀の地球上のLondonの景色に重なってきた。だがソラリスの雲海じゃなくて、そこは人類が住んでるはずのロンドンなのだ。もう地球はそれ自体、人がいない宇宙空間化してる。と連想して、背筋がぞーっとしてしまった。そんな心象風景的なものにしても、人類が「異人たち」同士になってる、みんなStrangersだって映画のタイトルが心憎い。
 その中で人間が何を求め続けているのか、それがなぜ難しいのかという問題。でもAndrew Scott(は妙齢のお年頃かしら)もPaul Mescalもまだ若いから映画では美しく描かれているけれど、もし彼らが高齢者だったらと、想像すると、また別の意味で真に迫ってきて刺さる。自分も歳をとったんだろうな。自分はやっぱり「お父さん」の言ってくれた「あの言葉」に涙腺をやられた。かといって、今現在の自分の生活や仕事に思い返してみて、これからどうやっていくかは、解決しない当面の課題なのだが。
 音楽的には、自分は「パレードにようこそ」のFor A Friendの時がつんと頭をぶん殴られたように泣けたので、ちょっと心の準備もしてて今回のThe Power of Loveはわりと落ち着いて聴けた。だがここしばらくはPet Shop BoysのAlways On My Mindを聴くと思い出して目が潤みそうな気がする。あと、自分の場合は80年代からwalkmanを使っていて、ある種headphoneで音の中に閉じこもることで一人の時の意識を助けてきたところがあった。この映画の主人公は登場時にheadphoneで聴いているのでなく、室内でMVを画面に流しながら聴いていて、それを室内にいる人と共有する。やはり何か意味をもたせてるんだろうなと、気になったところでもある。(20240511)
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20240331

2024-03-31 | live2002-2024

〇この年度末に限ったことではないのかもしれないが、3月末でまた何かとお別れがある。中洲大洋劇場の前を通るキイロイトリである。写真は先日の分で、今日はもう行けなかったので、最後の上演と館内の方々の挨拶の場面をニュースで見た。
 
 
 最後にコーヒーをいただいた時のキネマカフェ。
 もちろん職場でも転出や退職など様々な人がいるが、日頃見聞きしているものの中に他にも、朝のRKBラジオのいすゞ自動車の檀れいさんの今日の一ページとか、サンデーモーニングの関口さん出演とか、笑点の大喜利の木久扇師匠出演(木久蔵さんとずっと呼んでいた)とか、つよしくんのこととか、いろいろ2023年度までというのがある。そして夕方からはリアルタイムで見てしまった

 BGM:Sexy Zone / Sexy Zone (Family Club online Live 3/31 20:00~)
 この名前でも編成でもラストのラストで、しかし今もこれからも5人はこの5人、という意味のLIVE。薔薇は置く、だがマイクは置かない、てのが粋だった。様々な複雑な思いを抱えつつ、それほど小さい時から知っていなかった者にも不思議な感慨を無量に与え、記憶に残る夕べ。紆余曲折を経て今となったこのLIVEをこそSatomiさん馬飼野康二さんにもCHOKKAKUさんにも聴かせたい(20240331)
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(博多座、20240106)

2024-01-06 | live2002-2024

〇福岡に戻って直近の最大の問題はバイクの故障で、自由に移動できない。そろそろ寿命でもあるので、新車更新もしかたがなさそうである。この動揺の中でさらに変化するイベントが続くと、精神的には不安になる。そういうこともあって、あまり急いで慌てて物事をしたくない。深呼吸して、一つ一つ考えて、順に次の仕事を進める、という調子でいかないといけない。火曜日には平日の仕事も始まる。
 年明けながら、さっそく業者に修理を依頼した帰り、地下鉄で中洲川端駅まで出てくる。

   
 キイロイトリ「ポスターガ ニギニギシイ」ルパンと、原作人間豹らしい歌舞伎(とCMで知り、青空文庫の人間豹を20分で一気読みしてしまった)。サンパレスでは井上芳雄さんのベートーヴェンをやっているらしい。それらと並んで、今回見たのは
・「チャーリーとチョコレート工場」(博多座、1/6 17:30~)
 一時の間、不思議なイマジネーションの世界のミュージカルを見る。怖い話だと概要を聞き知っていたので実は原作及び映画は未見で今回初めての話。ブロードウエイ版のアレンジのようだ。確かに自殺うさぎやキングズマンのお国柄らしい諷刺の強靭な話でロアルドダールの毒も効いている(これを見た後に自分はあまりお菓子を食べたい気持ちにはならない方だけれども、売店に関連お土産として特製チョコなども販売されている)。
 チケット予約した時には、今年このような年始になるとは全く予想もせず、まだ自分個人の方の不安と動揺が静まらない状態での観覧なので心が休まらないのだが、Lewis警部maikingでハサウェイが言ってたウンパルンパの出典は理解できた(これは慣用表現として知っておこう)。
 共演者もしっかり固めており光一さんがラジオで言ってた「子役の人々が凄い」も迫力で了解。今回は、自分が福岡に戻ってくるより早く、このカンパニーが正月から博多に入って公演していたようである。今回の地震災害義援金募金箱などもあった。ありがとうございました。
  
 BGM:The Candy Man(この歌も自分はピンポンパンのきょうこお姉さんとか幼児番組で歌われるのくらいしか知らなかったが、今回出典を知った次第。なかなか強烈な文脈の中の歌だったようである。まだまだこの手の文化に疎い)(20240106)
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(東京ドーム、20231217)

2023-12-17 | live2002-2024

〇突然のロゴの炸裂と爆音で驚愕したキイロイトリ
  実際にBGM:シュレーディンガー
 (KinKi Kids Concert Promise Place 2023-2024)
  
 いやあ、なんだか信じられない夢のような週末となってしまった。
 後で語ることにして、まず今日は寝る前に先に写真だけUPしときましょう。朝起きて、見て、やっぱり現実だったんだ、と思うために。しかしあの始まる前の会場BGMのJamiroquai祭りは何(爆)((BGM:Too Young To Dieのコーラスを歌いながら待ってた)(20231217)
 
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(京セラドーム大阪、20231216)

2023-12-16 | live2002-2024

〇(週末の移動のつづき)
 
 地下鉄駅から来たのは凄く久しぶりだな。今年はオリックスも盛り上がっていたし

   
 そんな京セラドームに来ていたキイロイトリでした
 
 
・Sexy Zone LIVE TOUR 2023 Chapter Ⅱ in DOME(京セラドーム、12/16 17:00~)
 コロナ禍の外出自粛のこの2~3年の間に、引きこもって作業用BGMでベスト含む数枚アルバムを聴いてお世話になっていた。聴きすぎたのかもしれない。Let's MusicやRight Next To Youを一度生で見てみたくなった。あるいは最初で最後になるかもしれないけれど、と思いながら、ついに生で見る。佐藤くんは4月の帝劇以来ですか。曲を聴きすぎたおかげで意外とみな聴いたことがある歌が(おっ、これもやるんだ)的にどんどん連続するのは心地良い。
 ちなみに開演前の会場BGMは松田聖子さんやチェッカーズみたいなのが流れてた。舞台上には、いかにも東京の街を模したような夜景を大阪まで持ってきたみたいな(かつてSMAPも関東ローカル感が漂っていたが、この人たちも雰囲気がやはり「東日本」を感じさせる)。そして始まる前の「声出し!!」がラグビー部みたいに恐ろしい「男子集団声」wwこうして見るとやはり旬の漢な感あるわけですな。妙齢の方には妙齢相応の艶も。この人たちも結構苦労しているのではないかと思うのだが、かっこよさと笑いを取り込んでよく出来ているプロ感。 
 来る年齢層が若そうだから、初めて来たような中高生の人は(この3~4年できなかった)声出しOKのLIVEが初めてのような人々も少なくないのかも。と改めて気づいた。だからまだまだ、というのはわかる。いや、たぶんこれからだんだん慣れて盛り上がってくるでしょう皆さんも。
   
 BGM:せめて夢の中でだけは君を抱きしめて眠りたい / Sexy Zone
 予想外に若々しく銀テープをGETしてしまったたれぱんだたちです。立ってて揺れてるだけで1.5kg位体重が減っている(多分発汗だろう)。身体能力の向上を心掛けたくなったLIVEだった。すごい週末のアクティヴレストでありがとうございました(20231216  ※後記20231226)
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キャナルシティ劇場(20231123)

2023-11-23 | live2002-2024

〇祝日らしかったが営業日で、外回りの仕事で久しぶりに中央区方面に出る。夕方の帰りの途中でキイロイトリと寄ってきました
 

・「坂東玉三郎~お話と素踊り~」(キャナルシティ劇場、11/23 17:30~)
 先日見た愛之助さんと今夏は怪談牡丹燈籠に出ていたらしい玉三郎さんを、こんなにお近くで拝見したのは初めて。若く見える。ちょうど大学の講義の1時間くらいお話を聴き、素踊り「雪」を見るというシンプルなイベントなのに。さすがな舞を見ていてだんだん夢幻のような心地に。思ったのは、吉永小百合さんもだけど年齢が高くなるに従ってむしろ基礎身体能力をこつこつ鍛えていくんだなということ。姿勢の良さと、独特のたたずまいの方で、60代70代の心身の維持の仕方を学んでるような気がする。いろいろあるのかもしれないけれど。
 BGM:Send in the Clowns~道化をよこして / 坂東玉三郎
 途中で紹介されたPVにて。歌うのも加齢で声が弱らないように声帯の力を維持するトレーニングから始めたとおっしゃっていたが、越路吹雪さん的な味わいで。ひとたび舞台に立てば、演じる、ってすごい。ありがとうございました。今度FNS歌謡祭で海宝直人さんと出演されるらしいので楽しみに(20231123)
 
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博多座(20231118)

2023-11-18 | live2002-2024

〇台風並みの低気圧トリプルらしく強烈な気圧の谷で福岡市内が暴風警報発令となり外に出られず。昼まで自宅で宿題の校正と書類作成の続きをして、合間に掃除機をかけ洗濯をする。一昨日からの雨で買物に行けなくて、台所にある野菜や材料で一汁一菜位の食事はまかないつつ。
 午後、ようやく暴風注意報程度になり晴れたところで、午後3時以降に一度作業中断してバイクの給油に出てから、地下鉄駅前の駐輪場に停めて、中洲川端駅まで

   
〇博多座11月公演 日本テレビ開局70周年記念舞台『西遊記』(11/18 16:30~)
 こないだの「Songs」の大泉さん生放送の時に、大阪から声で出てきた戸次さんてのはこのゲネプロだったようだが、その後、福岡に来ている。去年の「奇人たちの晩餐会」と今年の「BACKBEAT」が集結してるみたいな配役(愛之助さん・戸次さん・加藤和樹さん。自分、この人たちよっぽど好きなんかな?というか、またお会いできました。話し方が特徴的で、声で非常に覚えている人たちなのである)なので、行ってきました。小池さんは博多座の1789でその存在感を知った人だったのだが、今回松平健さんも初めて見たし。村井さんもだが歌って踊れる人たちばかりだ。宙乗り度数も高いしアドリブも要求されて結構何でもありで大変そうなんだけど、みんなとんでもないコメディなパートも非常に嬉々としてやっている。藤本さんと馬木也さんをこんな使い方しちゃっていいんすかね(><)でも楽しそう。前回の舞台ではそういう場面はなかったので知らなかったが、愛之助さんがほんとにバク転できて孫悟空っぽいのだった(実は身体能力すごくね?この人)。ちなみに藤岡くんを見た時、最初のMASKの頃の光一さんを思い出したりした。あのテレビドラマ西遊記とゴダイゴの歌を知っている世代も知らない世代も楽しめそうな勢いのステージだった。やはり舞台で生で近くで見ると、ワイヤーアクションも殺陣も人の力や熱気ってあなどれないもんだなと改めて思う。時々、このLIVE感覚を持つことは大事ですな。
 
 久しぶりの博多座から帰るキイロイトリです。去年来た時よりも、少しずつ人混みに慣れてきたような気がする。ありがとうございました!(20231118)
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