ゴマノハグサ科キリ属の落葉高木。図鑑によれば、真っ直ぐで節のないこの木の材木を得るには、根元で切って、若芽を育てるのだそうだ。このため、切りの木、の名がついたという和名だそうだ。高い桐の木の上の方で枝先に大型の円錐花序を出し、長さ5、6cmの花を多数付けて咲く。ただ、高い木の枝先に咲いているので、しみじみと見ることができない。だが、その木の下には多数の花が散って落ちているので、それを見ればよいのだ。その花は筒状で、いわゆるゴマノハグサ科の草花の花と全く同じで、ただ大きさが違うだけのようなのが面白い。5月16日、四街道市内で撮影。
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