備忘簿

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ハマナシ<浜梨>

2011年06月24日 06時32分39秒 | 樹木
バラ科の落葉低木。和名は、ちょっと小振りの赤カブくらいの大きさの実が食べられ、その味が梨に似て、浜辺に多いことから付いた。ハマナス(浜茄子)は東北地方でシをスと訛ったもの。さて、ハマナシは北の植物で、太平洋側の南限は学術的には茨城県鹿嶋市大小志崎となっているのだが、実は、実質的な南限は、我が千葉県なのだ。九十九里町細屋敷納屋地先に自生していることが1972年(昭和47年)に発見されたのだ。今年も5月18日に訪れたが、海岸にごく近い砂地に数十株のハマナシが自生しており、赤いバラのような花を咲かせていた。風に乗って大変良い香りがする。5月18日、九十九里町で撮影。
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