ゲッカビジン＜月下美人＞が咲いた

サボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物。我が家の鉢植えの月下美人が咲いた。このサボテンは、メキシコの熱帯雨林地帯原産。夕方頃から蕾がほころび初め、最初は下を向いていた蕾は段々横向きとなり、独特の芳香を放ち始める。そして、午後８時から９時頃には満開となり、翌日の明け方にはもうしぼんでしまう。要するに夜中に咲いているわけだ。
さて、かねがね私は、この花はどうやって繁殖するのだろうと疑問に思っていた。数年前にブログに載せたときにちょっと調べてみた。虫媒花なのか風媒花なのか、はたまた根が伸びて栄養繁殖してしまうのだろうか。結論は、何とコウモリ媒花だった。なるほどと思ったものだ。花粉と花蜜がかなり多いそうで、ハツカネズミほどの動物が潜り込むにはちょうど良い大きさに花冠が口を開いている。６月３０日、千葉市内で撮影。