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備忘簿

日常の呟きを記録する。

ニホンアマガエル<日本雨蛙>

2010年08月01日 06時38分04秒 | 爬虫類等
単にアマガエルと言っていることの方が多いだろう。おなじみのカエルだが、特に今年は雨が多いせいか、よく目に付く。このカエルは池沼などの水辺にいることが多いが、水の中には居ない。その近くの樹上生活に特化しているそうだ。肉食で昆虫などを食するが、天敵も多そうだ。
皮膚は粘液で被われていて、この粘液には毒が含まれているそうで、この毒が人の口や目に入ると激しく痛み、目に入ると失明することもあるそうだから、このカエルをさわったら必ず手洗いが必要だそうだ。ただ、子供の頃はこのカエルを玩具にして遊んでいたが、痛かった試しはない、昔の子はみんな野生児だったのかも知れない。千葉市内で撮影。
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アメリカザリガニ「エビガニ」

2009年09月27日 06時11分51秒 | 爬虫類等
アメリカザリガニ科のエビ。今では日本全国で普通に見られるこのエビガニの出所がはっきりしているのが大変面白い。資料によれば「1927年に鎌倉市の大船にあった食用ガエル養殖場にいわゆるウシガエルの餌として20匹が持ち込まれ、それが逃げて全国に広がったもの」という。
敗戦後の食生活困窮期に動物性タンパクの補給源として、どんなに大量にこのエビガニを食したことか。今でも忘れられない。毎日エビガニ獲りに精を出してバケツいっぱい獲ってきて、それを茹でては食していた子供の頃を昨日のように思い出す。食べかすとして残った殻は飼っていた鶏に与えたりしたが、その鶏たちは真っ赤な黄身の卵を産んだものだった。千葉市内で撮影。
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カナヘビ「金蛇」

2009年08月09日 05時55分05秒 | 爬虫類等
カナヘビ科のトカゲ。広辞苑にはカナヘビの名の由来として体が金(かな)色の褐色なのでこの名が付いたとあるが他の資料では、カナはカナシイ(愛しい)のカナで、可愛い蛇という意味とある。他の資料の愛しい蛇という方が説得力はある気がする。日本固有種でいわゆるトカゲとは異なるカナヘビ科で細く長い尾を持っており、よく見るとなかなか可愛い姿をしている。千葉市内で撮影。
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ニホンアカガエル「日本赤蛙」

2009年08月08日 06時11分49秒 | 爬虫類等
ニホンと付くのでニホン固有種だと思ったら中国の一部にも分布すると言うことだった。敗戦後まもなくの子供の頃千葉県M町に住んでいたが、その毎日は田圃へ行ってアメリカザリガニ取りに夢中になったものだった。
網ですくえるほどだったが、すくえないような深いところでは、竹の先にたこ糸を付けて、その先に蛙を付けてザリガニをつったものだった。いわゆる蛙が餌というわけだ。この餌になる蛙にはこのニホンアカガエルとトノサマガエルを使った。
今考えると残酷な話だが、蛙を捕まえるとそれを地面にたたきつけて殺し、足の指の先から皮をはいで、たこ糸に縛って水に沈めたものだった。
今アカガエルなどの数が大変少なくなっている。それは、田圃は秋の刈り入れのために乾田化し冬の間もずっと水がない状態が続くので、蛙は繁殖できないのだ。これが大きいという。千葉市内で撮影。
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シュレーゲルアオガエル「両棲類」

2009年08月07日 06時33分48秒 | 爬虫類等
カエルだから両生類なのだ。両生類って何だろうと思って調べてみたのだがあまりはっきりとは解らなかったが、幼時はエラがあって水生だが、成長するとエラが消えて肺を生じ、陸生となるからなのだろうかと思ったりした。
シュレーゲルアオガエルは日本固有種だという。それならば何故シュレーゲルなどという外人の名が付いているのだろうか、これまた疑問に思って調べると広辞苑に「かのシーボルトが採集した日本産標本を研究したオランダのシュレーゲル(Hermann Schlegel)の名に因む」とあった。では、その当時日本人はこのカエルを何と呼んでいたのだろうか。これはまったく解らなかった。多分ただの青蛙だったのかも知れない。山武市内で撮影。
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ウシガエル「食用蛙」

2008年07月29日 06時38分42秒 | 爬虫類等
スイレンの池には、どこもそうなのだが、ウシガエルがぼうぼうと鳴いている。しかし、人が近づくとすぐバシャッと水の中へ沈んでしまう。それはそれは反応が早く敏感なものだ。
ところがこの画像のウシガエルは私を確認しているにもかかわらず、逃げもせず浮いていた。こういうウシガエルは、本当は薄のろで子孫を残す資格はない訳だが、天敵があまりいないのでまだ生きていると言うことになる。
子供の頃は敗戦後すぐで、肉類が全くないので、年上の子供達はこのウシガエルを獲っては肉屋に売って小遣いにしていた。捕獲方法は碇針に赤い布を付けてそっと顔の前に垂らすと、がばっと食いついた。もっと有効なのは、この画像のように薄のろのウシガエルを遠くから空気銃で仕留めていた。これらは売られて食用になったわけだ。だから子供の頃からウシガエルなどとはまったく言ったことがなく食用蛙と言っていたのだが。
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ウシガエル「牛蛙」

2007年09月24日 06時19分13秒 | 爬虫類等
わたしにはショクヨウガエルと言う名前の方が通りがよい。子供の頃、大人に混じってこの蛙を捕ることに夢中になった。それは、金に換えることだった。当時は食糧難の時代で、食用の肉などは手に入らない時代。肉屋では、ニワトリはよい方で、兎やこのショクヨウガエルやヘビが並んでいた。だから、捕ったショクヨウガエルは肉屋に売って幾ばくかの金をもらったものだった。仕掛けは簡単で、錨バリという大きな釣り針を3本束ねたような針に、赤い布切れを疑似餌としてつけて、水面に浮いているショクヨウガエルの鼻先に垂らすと、何に間違えるのか分からないが、ガバッと食らいつくのだ。
この画像のものは鼓膜が丸く大きいので雄だと思われる。北米原産の蛙で、肉は食用に供し、味は淡泊で軟らかく、鶏肉やスッポンの味に似ていると広辞苑にあった。
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ニホンアマガエル「水辺には居ない」

2006年07月02日 06時41分56秒 | 爬虫類等
ヒルガオを撮っていて、たまたまニホンアマガエルが止まっていたので撮ってみたもの。ニホンアマガエルは小さいので、可愛いという印象がある。このカエルが嫌いな人はあまりいないのではないか。子供の頃はこのカエルと色々なことをして遊んだのを思い出す。おしりと言われるところに麦わらをつっこんで息を吹き込んで腹をぱんぱんにふくらましたりして遊んだものだ。資料を見ると、このカエルの表面には毒があり、さわった後は必ず手を洗えとあるが、子供の頃は手を洗うなどと言うことはあまりないので、このカエルに限らず色々な動物をさわったが、その後で必ず手を洗ったなどという記憶はない。このカエルは樹上棲なので、水辺には居ない。一斉に鳴き出すと雨が近いと言われている。
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アオダイショウ「ヒトと共に生きていた」

2006年05月30日 07時02分39秒 | 爬虫類等
私は子供の頃九十九里浜にさほど遠くないM市に住んでいたが、静かな夜、九十九里浜が荒れているときなどは、ゴウゴウとその音が聞こえたものだ。家は平屋で、市街地の中にあったが、天井にアオダイショウが住み着いており、時たまドサッと音がしてアオダイショウが梁から天井板に落ちたりしていたものだ。天井にアオダイショウが住み着くと言うことは、ネズミを補食してくれるので大変縁起がよいこととされていた。そして、色々なところでアオダイショウを見ていたのだが、近年は十数年間全く遭遇しなくなってしまった。それが、千葉市のとある谷津田で見ることが出来て大変うれしいことであった。全長1.3mほどのまだ縞模様のはっきりしている若い個体だと思われる。逃げもせず、じっとこちらを見ていた。多分カエルなどを補食しようと水田に降りてきたものと思われる。穏やかで聡明そうな良い顔をしている。
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