嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

あの頃はえがった〜w w くるまにあ 99年12月号をめくって思い出す当時w

2024-03-02 10:44:15 | 今日の逸品

これ、押し入れに今もある、四半世紀前のわたしの愛読書(爆)。だって〜、もしかして買うことになるかも知れないぢゃないですかい(ないない)。いちお、保管しておかないとねw。

クルマ好きなみなさまも一度はお世話になったのでわないか、と思われるザッシ「くるまにあ」ですけど、深夜のファミレスに集まって毎夜の如く行われたクルマ好き口プロレス大会のネタとして活用された方も多いのではないでしょうか?

わたしもど真ん中っす(爆)。中には

これすごい!当時ですでに12年落ちの930カレラ、走行15000km(!)、468万円だって。夢のようですが、現実にあったのですねえ、こんなのがw。ちなみに、911関連の専門書や雑誌、ムックの類などは全てまとめて売り払ってしまいましたとさw。

さらにページをめくると

どーん、今でもきっちり営業中のお店の広告ですが、スポーツ系ロレックスの売値がかわいらしいっすw。新品並行輸入品でコレですからねw。

さらに

買取金額に注目!でも、これが正常値ですよね〜。私が件のGMTを買ったのも25万円でしたから、まあ相場通り、というか当時のスポーツロレックスのラインナップ中、最も不人気で、トーゼン最安だったのがGMTマスターなのでした。

良い時代ですって、ホントw。スポーツ系の買取り相場はどのモデルでもデイトナ以外はなべて10〜25ってところですね。デイトナでも50〜100には届かなかったはず

まったく夢のようですが現実。現在の5分の1程度。本来ロレックスはそういう価格帯(それでも実用時計としてはトップエンドに高かったけど)の実用時計だったし、お値段以外は今もそうなのです。そこを忘れないようにいたしましょう。

人気モデルを定価で買って仕舞い込んでおいて、高額で売り抜けるみたいなスキームが昨今きかれますが、うまいことやって不労所得を得ようなんて気になるから、途端にバチがあたって報道されてるようなヒサンなメに遭うのです。

ちなみにオメガのスピードマスターの中古は5〜6万円で売られておりました。ETAムーブメントの個体を買おうとしたのを、友人に止められて、泣く泣く我慢してヘソクリやってやっと買ったのがGMTなわけです。でも、6か月の我慢で買えたあたりが時代ですのうw。

さて

現在の手元のラインナップw。こんなにいらねえぢゃねえか、って?ごもっともっすw。

この上はドレス系か、となりますが貴金属つかいは実用になりません、というか高価すぎるのでハナから除外、仕舞い込むに決まってます。とくればDateJustのベーシックラインなのか。

つまり結局、ベーシック実用度マックスのあのラインに戻るしかなくなっちゃうわけなんすよ。

レキシを遡ったり、市場価格を眺めたり、こういう時間がロレ道の楽しさのピーク(あほと呼んでください)。

果たして、結果は〜(ジャカジャン=鑑定団調)。

 

 


ロレックス道 次のステップへw

2024-03-02 08:32:03 | 今日の逸品

さて、ハナから新品未使用ものにはご縁がないこの私のことですから(爆)、目がゆくのはロレックスの中古並行市場ですよ。

といっても、近年のこの状況では正規販売店経由の新品こそが最安値、という状態がここ5年は続いています。ただし、お店に行ったところでなにしに来たの?という始末です。店によっては整理券配布で、抽選で行列に加われるかどうかというところ(苦笑)。

200万円もの買い物をしようってのに、行列した挙句にお店に入っても世間話すらご予約制ときたもんだw。滑稽を通り越して、惨めな気持ちになるのではないか、と想像できるので私にはムリ。

2019年以降に本格化したコロナ禍では、スイスの工場稼働停止がモロにきいて、世界的な品薄状態。腕時計市場も新品中古、ともに高騰に次ぐ高騰。

コロナ明けとされる(?)近年ではそいつが解消したか、というとまったくそのようなことはないうえに、原材料高その他の事情からでしょう、なんとご本尊が年に2度の大幅値上げをここ2年にわたり続けて敢行なさいました。通算4回それぞれ10%弱。

複利的なこの値上げは効きました。結果、ロレックス全体で100万円以下のモデルは数えるほどしかないのが現状です。

こうなると、アチラ側に行っちゃう前に、という駆け込み需要すら生まれて、さらに買いに拍車がかかります。そこへこの円安傾向w。海外の時計系ユーチューバーが新宿や中野あたりにやってきて日本はロレ天国だといって騒ぐのもトーゼン。ドル決済でゆけば大バーゲンなんてもんぢゃないもん。

事情通によれば、オメガに群がっていた中華もロレックス買いに走っている模様である由。そう、新品、中古ともに市場はアゲ傾向にあって、ブツは枯渇気味なのです。たぶん。

これ、うちのマダムの16622。ヨットマスターロレジウムというモデルですが、最近わたしこれをお借りしておりまして、ヒジョーに優雅な気分ですw。サブマリーナの一部プラチナバージョンなのか、といえばまったくのマチガイ。

サブを持ったからこそわかる、サブにないゴージャス感と立体感が秀逸。プラチナとWGをチラつかせるポリッシュ仕上げの使い方があざとく、使っているものだけに伝わる独特の華やかな雰囲気が二重丸の傑作です。

実はこのモデルもすでに新品では入手不能でして、市場でも枯渇しかけております。というか文字盤の色がこれ一色なくなるだけなんですけど、お値段も徐々に上がって、まあ来年には200の大台は間違いないところでしょう、とそんな予測がシロートのわたしでもできちゃう。

狭いモデルラインナップの中でもきっちりヒエラルキーができており、それぞれに熱狂的な信者がいるあたりも興味深い。毎年、この時期になるとロレックスのモデルチェンジをめぐってギョーカイで予測大会が行われるのも楽しいイベントっすw。

コンサバに見えるラインナップですが、毎年、驚くような仕様変更を繰り出してブラッシュアップを怠らないあたりもファンにはたまらない姿勢です。

よく、アナタ時計好きですか?と訊かれるのですが違うでしょうねえ〜w。いわゆる、ロレックス好き、とお答えすることにしております、はい〜(うやむやにしておいて、さらに次号へ)