そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

そりゃ違うゼ

2007-12-20 | 政治と金

Russian_oil_spill_ecological_catast 「地球が危ない!」や「地球を救え」なのスローガンをよく見かける。地球環境の急激な変化、温暖化や乱開発などの危機感を表現したものと思われます。

気持は解る。が、表現としての言葉だけではなく、人の無貞節な活動で引き起こした環境破壊の現実でありながら、懲りない人間側からの解釈であるといえる。

地球の危機などどこにも存在しない。45億年の歴史の中で、もっと急Shandur_becomes_a_paradise_during_t 激な温暖化もあったし、氷河期など何度も地球は体験している。隕石による劇的な環境異変もあった。それに比べると、大した変化でもなく危機でもない。

危機なのは、この環境で種を増やし育んできた、人類をはじめとする生物全般にとって、危機なのである。これは誤解した表現ではないの である。人の驕りを内包した表現なのである。

頭では理解していても、人間ばかりが生き残りたいための、「地球が危ない!」ではダメなのである。絶滅種がSippo年々増えていることも、同質の問題である。

繰り返して申し訳ないが「地球を救う」などとは、全くおこがましい話である。自分たちを救うために、環境の改善と保護を訴えるべきである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港