年金問題を政治の舞台に上げて選挙をやったのである。「最後の一人までやります」などと、大声を出していた安倍ボンなど実態を知らないで言っているだけである。アンナいい加減なことをして、今更最後の
一人までやりますなどと出来ないことを言っていると、マトモナな人間なら誰も思っていたはずである。 安倍晋三は、今年の2月には「徒に煽って国民に不安を与えるべきでない」などと、何も知らなかったのですと、答弁している。生活実感のない連中が、「最後の一人まで・・・」などと言っても現実味のない、単なるパフォーマンスであることぐらいは誰も思っていることである。ましてや、2月にはできますなどと厚顔無恥で失礼な返答である。 民主党もそんなことは百も承知でやっていることだ。どうせ出来っこないなら、泥をかぶせてやるために突きまわしているのである。 今頃になってようやく「宙に浮いた年金記録」は、5000万件で照合困難な記録が全体の4割になる、具体的な数字がわかったのである。 少し前まで、攻撃側にいた桝添大臣も「あれはスローガンだ」などと、本音をちょっと漏らしては、突っ込まれている。極まって、2年以内に解決できるなどと発言してしまった。福田総理はもっとひどいもので、「公約違反と言えるものか・・・」などとおとぼけである。 これもあれも、世間知らずの安倍オボッチャマ総理が、発言した尻拭いである。こんなものできませんと、思っていても誰も発言できないのは傍から見てても、面白くもあり情けなくもある。
羅臼港
春誓い羅臼港