■当会の会員が立候補した館林市議選は、9月16日の告示後1週間の選挙戦を経て、同23日に市庁舎の近くの体育館で開票されました。ところが、投票者の人数より、投票箱の中にあった票の数が1つ多いという事態が判明し、大騒ぎになっています。この市議選に出馬した当会会員で館林市支部長は、当会副代表が遭遇した館林市選管のずさんな選挙対応に関する報告をもとに、館林市選挙管理委員会に対して選挙の有効性について10月5日までに正式に異議を申し立てました。そんな中、館林市議会は10月9日に臨時会を開き、議長と副議長を選出したというのですから、なにがなんだかよくわかりません。
今朝の新聞報道を見てみましょう。
**********東京新聞2018年10月10日
議長に遠藤氏選出 館林市議会
館林市議会は九日、臨時会を開き、議長に遠藤重吉氏(七一)=五期、副議長に斉藤貢一氏(六三)=三期を選んだ。
(池田知之)
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■さっそく当会館林市支部長が館林市選管に問い合わせたところ、選管いわく、「議会の役割をストップさせるわけにはいかない」とのことです。しかし、開票過程に疑惑があっては、投票する側も、投票してもらう側も、ともに晴れ晴れとした気持ちになれません。当会支部長一刻も早く、開票作業の疑惑を晴らすよう、改めて選管に要請したところ、「決してこの件の調査をやらないわけではありません」という選管側のコメントがあったそうです。
本当に真相究明による責任の所在の明確化で、再発防止に結び付けられるのかどうか、館林市は極めて重大な判断を迫られているはずですが、なんとなくのんびりムードのような気がするのは当会だけなのでしょうか。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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