■上武国道の崩壊について警鐘を鳴らすこの連載記事(その1)で、前橋渋川バイパス・半田信号付近のアスファルト崩壊の様子をご覧いただきました。引き続き、この問題に関する調査レポートを見ていきましょう。現場の衛星写真はこちらです。↓
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*****リットン調査団の実況報告*****
こちらはリットン調査団です。レポートを続けます(^^)/
前回はアスファルトの亀裂の様子をレポートしましたが、この現場にはまだまだ怪しい雰囲気が・・・。
↑この半田信号には、階段が設置されています。階段下には、L型擁壁と呼ばれる壁が造られ、段差を支えています。しかし、垂直の壁が突然できた地元住民の気持ちはいかがなものでしょう。ベルリンの壁が、突然出現したような気持ちなのでしょうか?被害者となるのは、今も昔も、善良な市民なのです。事前説明は、きちんとなされているのでしょうか?ここの擁壁の高さは、3メートル以上あります。このような工法は地震等に対する備えは万全なのでしょうか?ご覧の通り、家のすぐ近くまで擁壁が伸びています。↑
↑擁壁を上から覗くと、こんな感じです。擁壁が大変薄いので強度が心配です。ところで、ズレていませんか?↑
↑こちらは、はっきりと分かります。ズレずれです。↑
↑そこでズレを確かめるため、リットン調査団が登場させたのは、伝家の宝刀の「下げフリ」☆!糸がしっかりと擁壁の上端の角に付いていることが、この写真で確認できます。↑
↑擁壁の下部に回って見てみましょう。下げフリがだんだん下がってきます。擁壁が反っているように見えるのは、目の錯覚でしょうか?それに・・・なんだこの擁壁、1メートル幅じゃないの?こんな細い擁壁を、家のすぐ近くの崖の押さえに使って、果たして強度は大丈夫なの?↑
↑下げフリが下部まで到達しました。揺れが収まるのを待って、擁壁からの距離を計測すると、なんと!5cmもズレているではありませんか。冗談じゃないよ!危ないじゃないか。↑
↑擁壁の上部をご覧ください。上から見たらズレて見えましたが、下から見ると皇居・江戸城の石垣のように反りがはいって見えます。武者返しとも言うようですが、この現場では、反り返っています。忍者の進入を防ぐ対策でしょうか?オーバーハングというか、ニンジャ返しとでもいうべきでしょうか。↑
**********
■そもそも、一般住宅のすぐ脇の盛り土の押さえに、薄くてしかも幅の狭い、高さ3メートル以上の擁壁を施工してよいのでしょうか?国土交通省の仕事ですから、確認申請は要らないのでしょうが、この工法は安全対策上はなはだ疑問です。土木技術に詳しい人に話を聞いても、「こんな住宅の近くで、薄くて幅が狭いのに、高さが3メートルもの擁壁は聞いたことがない。高さ2メートルが限度だろう」と話していました。
この擁壁の上のアスファルトは隆起し、ヒビだらけになっています。有害スラグの圧力は横方向にも働き、このL型擁壁と呼ばれる薄い構造物にも、物凄い隆起圧力を加えていることでしょう。その結果、この擁壁は反り返ってしまいました。
ブラック佐藤建設工業は、盛り土材や路盤材など、販売する全ての建設資材に有害スラグを混ぜていました。雨水が上部からしみ込み、スラグを上から少しずつ膨張させているのです。そのため、擁壁が反り返ってきているのです。盛り土にもスラグが不法投棄されているのです。だから、年月が更に経過するにしたがって、擁壁は崩壊に至るかもしれません。
■この現場では、民家のすぐ近くに“薄くて幅の狭い、しかも高い擁壁”が施工されています。このように、設計のミスがまかり通り、スラグの不法投棄を許可したという2つのミスが重なりあっているため、崩壊の可能性は格段に高くなっていると言えます。
このまま崩壊に至れば、このブラック連合の尻拭いは、私たちの納めた血税によって為されることになってしまうのです。また、仮に人命が失われる事態に至れば、国土交通省の責任者は、極刑をもって償わなければならなくなるでしょう。
■国土交通省は、盛り土や路盤材に有害スラグが混入していることを認めています。しかし、故意に、しかもぞんざい(=いい加減)に有害スラグを混入させた原因者であるブラック佐藤建設工業に何のペナルティーを与えることなく、上武国道工事において、盛り土を納入させ続けています。
国土交通省は、有害スラグの不法投棄に起因する社会資本の瑕疵にかかる近い将来の補修負担や住民への健康被害、そして、今回の場合には人命の危機さえ指摘されているにも拘らず、全くそれらの配慮もないまま、佐藤建設工業を擁護し続けているのです。そこにはスラグマネーによる癒着があるとしか思えないのです。
ひょっとしたら、スラグの不法投棄も国土交通省の指示なのかもしれません。その場合には、国土交通省も刑事告発の対象から免れることは許されないでしょう。
■我々は、国土交通省の不作為を許せません。これからも微力ながら、“きれいな群馬ちゃん”や“安全な群馬ちゃん”を取り戻すため、活動を続けてまいります。
↑国土交通省との癒着を後ろ盾に、我が物顔で走る回るスラグ運搬車。↑
【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】
※参考
半田信号の現場では、今も膨張し続けています。半田その4改良の補強土壁がオーバーハングになっている様子は以下を参照してください。
○2014年8月5日:大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・公共事業(その2)国道17号線渋川半田信号↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1372.html
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*****リットン調査団の実況報告*****
こちらはリットン調査団です。レポートを続けます(^^)/
前回はアスファルトの亀裂の様子をレポートしましたが、この現場にはまだまだ怪しい雰囲気が・・・。
↑この半田信号には、階段が設置されています。階段下には、L型擁壁と呼ばれる壁が造られ、段差を支えています。しかし、垂直の壁が突然できた地元住民の気持ちはいかがなものでしょう。ベルリンの壁が、突然出現したような気持ちなのでしょうか?被害者となるのは、今も昔も、善良な市民なのです。事前説明は、きちんとなされているのでしょうか?ここの擁壁の高さは、3メートル以上あります。このような工法は地震等に対する備えは万全なのでしょうか?ご覧の通り、家のすぐ近くまで擁壁が伸びています。↑
↑擁壁を上から覗くと、こんな感じです。擁壁が大変薄いので強度が心配です。ところで、ズレていませんか?↑
↑こちらは、はっきりと分かります。ズレずれです。↑
↑そこでズレを確かめるため、リットン調査団が登場させたのは、伝家の宝刀の「下げフリ」☆!糸がしっかりと擁壁の上端の角に付いていることが、この写真で確認できます。↑
↑擁壁の下部に回って見てみましょう。下げフリがだんだん下がってきます。擁壁が反っているように見えるのは、目の錯覚でしょうか?それに・・・なんだこの擁壁、1メートル幅じゃないの?こんな細い擁壁を、家のすぐ近くの崖の押さえに使って、果たして強度は大丈夫なの?↑
↑下げフリが下部まで到達しました。揺れが収まるのを待って、擁壁からの距離を計測すると、なんと!5cmもズレているではありませんか。冗談じゃないよ!危ないじゃないか。↑
↑擁壁の上部をご覧ください。上から見たらズレて見えましたが、下から見ると皇居・江戸城の石垣のように反りがはいって見えます。武者返しとも言うようですが、この現場では、反り返っています。忍者の進入を防ぐ対策でしょうか?オーバーハングというか、ニンジャ返しとでもいうべきでしょうか。↑
**********
■そもそも、一般住宅のすぐ脇の盛り土の押さえに、薄くてしかも幅の狭い、高さ3メートル以上の擁壁を施工してよいのでしょうか?国土交通省の仕事ですから、確認申請は要らないのでしょうが、この工法は安全対策上はなはだ疑問です。土木技術に詳しい人に話を聞いても、「こんな住宅の近くで、薄くて幅が狭いのに、高さが3メートルもの擁壁は聞いたことがない。高さ2メートルが限度だろう」と話していました。
この擁壁の上のアスファルトは隆起し、ヒビだらけになっています。有害スラグの圧力は横方向にも働き、このL型擁壁と呼ばれる薄い構造物にも、物凄い隆起圧力を加えていることでしょう。その結果、この擁壁は反り返ってしまいました。
ブラック佐藤建設工業は、盛り土材や路盤材など、販売する全ての建設資材に有害スラグを混ぜていました。雨水が上部からしみ込み、スラグを上から少しずつ膨張させているのです。そのため、擁壁が反り返ってきているのです。盛り土にもスラグが不法投棄されているのです。だから、年月が更に経過するにしたがって、擁壁は崩壊に至るかもしれません。
■この現場では、民家のすぐ近くに“薄くて幅の狭い、しかも高い擁壁”が施工されています。このように、設計のミスがまかり通り、スラグの不法投棄を許可したという2つのミスが重なりあっているため、崩壊の可能性は格段に高くなっていると言えます。
このまま崩壊に至れば、このブラック連合の尻拭いは、私たちの納めた血税によって為されることになってしまうのです。また、仮に人命が失われる事態に至れば、国土交通省の責任者は、極刑をもって償わなければならなくなるでしょう。
■国土交通省は、盛り土や路盤材に有害スラグが混入していることを認めています。しかし、故意に、しかもぞんざい(=いい加減)に有害スラグを混入させた原因者であるブラック佐藤建設工業に何のペナルティーを与えることなく、上武国道工事において、盛り土を納入させ続けています。
国土交通省は、有害スラグの不法投棄に起因する社会資本の瑕疵にかかる近い将来の補修負担や住民への健康被害、そして、今回の場合には人命の危機さえ指摘されているにも拘らず、全くそれらの配慮もないまま、佐藤建設工業を擁護し続けているのです。そこにはスラグマネーによる癒着があるとしか思えないのです。
ひょっとしたら、スラグの不法投棄も国土交通省の指示なのかもしれません。その場合には、国土交通省も刑事告発の対象から免れることは許されないでしょう。
■我々は、国土交通省の不作為を許せません。これからも微力ながら、“きれいな群馬ちゃん”や“安全な群馬ちゃん”を取り戻すため、活動を続けてまいります。
↑国土交通省との癒着を後ろ盾に、我が物顔で走る回るスラグ運搬車。↑
【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】
※参考
半田信号の現場では、今も膨張し続けています。半田その4改良の補強土壁がオーバーハングになっている様子は以下を参照してください。
○2014年8月5日:大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・公共事業(その2)国道17号線渋川半田信号↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1372.html
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