市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

ホテル代をケチって知事公舎に愛人を泊めていた「慶応ボーイ」知事に女性をはじめ県民から非難轟々

2011-07-21 23:43:00 | 県内の税金無駄使い実態
■当会の事務局長が代表を務める市民オンブズマン群馬では、7月13日発売の週刊誌で話題となった大沢正明群馬県知事のスキャンダル事件に関連して、平成23年7月20日、午後1時半に、県庁6階の秘書課を訪れ、大沢知事あてに10項目にわたる公開質問状を提出しました。

 さらに、1時45分には、県庁2階の県民センターで、知事公舎の管理を担当する管財課職員2名を交えて、情報公開請求書の内容を説明し、今回のハレンチ事件の舞台となった県知事公舎に投じられた平成18年度から今に至るまでのすべての公金支出に関して公文書の開示を請求しました。


県民の血税で作られた知事公舎。ここが大沢知事と愛人の週末お泊り専用ホテルだとは…。右側は小学校。すぐ正面が愛人との一部始終を目撃していたマンション。
■市民オンブズマン群馬が秘書課に提出した公開質問状は次の通りです。

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                       2011年7月20日
群馬県知事 大澤正明様
                      市民オンブズマン群馬
                      代表 小川  賢
        公 開 質 問 状
1 貴職におかれましては、日夜、知事公舎を舞台に群馬県行政に取り組まれ、そのご精力に対して、群馬県民として敬意を表します。
2 さる7月13日発売の週刊新潮で、本文P32~34の3ページに加え、グラビア写真3ページで、知事の特集記事が掲載され、我々群馬県民を驚かせたことは記憶に新しいところです。貴殿が群馬県知事公舎をこのようにして利活用していたことを我々県民は知りませんでした。記事の内容から、我々市民オンブズマン群馬にとって、また、県民であり納税者にとって、知事の今回の行為について、いろいろな疑問点が浮き彫りになりました
3 また、当会に寄せられた県民からの情報によると、貴殿の特集記事が掲載された週刊新潮7月21日号が発売された7月13日(水)の朝、県庁の職員らが本屋、コンビニエンスストアなどに乗り込んで、当該週刊誌をあるだけ全部買い占めるという光景が目撃されています。県庁職員のこうした行為を目撃した県民からは、あきらかに組織的な行為と映りました。一方、今回の貴殿による知事公舎の利活用について、新聞報道によると、公舎施設を管理する群馬県管財課は「知事に直接確認していないが、報道の範囲では規則違反ではない」と主張しています。知事公舎を含む県公舎の管理規則では、「使用者は公舎を常に善良な管理者としての注意を持って使用する」とした上で、住居者の家族以外の同居や転貸など3項目の禁止事項を設けています。加えて「県公務の円滑運営」「県職員の居住」を設置目的に定義しています。今回の週刊誌の報道によれば、貴殿のこうした行為は、あきらかに規則違反と見られますが、貴殿の配下の管財課は、貴殿を擁護するかのような発言をしています。前述の週刊誌買占め行為からも、県庁の職員には規則順守の精神が欠如しているのではないかという疑念と懸念が払拭できません。
4 そこで、貴職に質問させていただきます。
 (1) 群馬県公舎管理規則のことは知っていましたか?
 (2) 同規則には公舎について、「県が公務の円滑な運営を図るため、県に勤務する職員の居住に供する目的をもつて設置した施設をいう」とありますが、今回、貴殿が運営する社会福祉法人明光会の特養老人ホームの女性幹部を一泊させた行為は、公舎規則に違反すると認識していますか?
 (3) 貴殿は、女性幹部を公舎に宿泊させたのは7月8日夜の一回限りだと主張しているようですが、週刊誌の記事では、昨年1年間で30回に及ぶと報じられています。どちらが正しいのですか?
 (4) 同規則には「公舎を使用しようとする者は、公舎使用願を知事又は地域機関等の長に提出し、その承認を得なければならない。」とありますが、貴殿は使用願を提出していましたか?
 (5) 同規則には「公舎を使用する者は、知事又は地域機関等の長が別に定める利用料を納めなければならない」「利用料は月額とし、知事又は地域機関等の長の発行する納入通知書により毎月末日までに納めなければならない。」とありますが、貴殿は月額いくら支払っていましたか?
 (6) 当該週刊誌の発売日の朝、県庁の職員らが本屋やコンビニエンスストアで、同週刊誌を買い占めた行為について、どう思われますか?また、貴殿は県庁の職員らに買い占めるよう指示または依頼しましたか?
 (7) 貴殿は知事選に発出馬する際、公約で知事公舎は無駄だから取り壊し、太田市の自宅からエコカーで通勤すると表明していました。その公約通り知事公舎を解体したのに、なぜ副知事公舎に住むようになったのですか?
 (8) 副知事公舎を知事公舎として使用しはじめたのは、いつですか?また、それに伴い改修費はいくらかけましたか?そのうちフェンスや風呂場にはいくらかかりましたか?
 (9) 同規則によると「使用者は、公舎を常に善良な管理者としての注意をもつて使用するとともに、次の各号に掲げる行為をしてはならない。ただし、第一号及び第二号に掲げる行為で知事又は地域機関等の長の許可を受けたものは、この限りでない。」とされており、原則禁止の行為の一つとして「増築し、改築し、若しくは模様替えをし、又は工作物を設置すること。」と定められています。前項の改修はこの原則禁止項目に該当すると思われますが、貴殿はどのような理由で許可をだしたのですか?
 (10) 同規則によると「次の各号に掲げる費用は、使用者が負担するものとする。ただし、特別の事情があつて知事が必要と認めた場合は県が負担する。」とされており、「公舎の清掃及び汚物等の処理に要する費用。電気、ガス、水道等の料金。その他公舎の軽微な修繕に要する費用」が使用者負担の対象となっています。貴殿はこれらの費用をすべて自分で支払っていましたか?
5 なお、本質問状は貴職に提出する際に記者会見で明らかにし、また貴職のご回答を得た上で、あるいは得られなかったときに、再度記者会見で回答の有無及び内容を明らかにしてまいりたいと考えます。同時にその経過を含めて当市民オンブズマン群馬のホームページ上でも明らかにし広く群馬県民に広報してまいる所存です。つきましては、平成23年8月3日限り、下記に郵送又はFAXにてご回答いただきますよう、お願い申し上げます。
           記
 市民オンブズマン群馬 事務局長 鈴木 庸
 群馬県前橋市文京町1-15-10電話 027-224-8567 FAX 027-224-6624
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■また、公文書開示請求書の内容は次の通りです。通常は受理してから2週間以内に開示通知が出されるため、公開質問状の回答期限とタイミングを合わせました。しかし、管財課の職員に対して、開示を請求する公文書の内容について細かく指示をしたためか、14日以内では開示請求文書をすべて揃えられないかもしれないとの感想が県側から出されました。開示資料の質が担保されれば、多少の延長は構わない旨伝えるとともに、恣意的に開示期間の延長を乱用されては困る、と釘を刺しておきました。

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別記様式第1号(規格A4)(第3条関係)
          公 文 書 開 示 請 求 書
                           平成23年7月20日
  群馬県知事 大澤正明 様
                        郵便番号 371-0801
                     住所 群馬県前橋市文京町1-15-10
                     氏名 市民オンブズマン群馬
                        代表 小川 賢
                     連絡先 事務局長 鈴木 庸
                     (法人その他の団体の場合の担当者)
                     電話番号 027-224-8567
   群馬県情報公開条例第12条第1項の規定により、次のとおり公文書の開示を請求します。
開示を請求する公文書の内容又は件名:
 過去5年間の群馬県知事公舎の利用に関する一切の情報で次の情報を含む:
①当該期間に提出されたすべての公舎使用願と公舎使用承認書
②当該期間の支払い実績(公的なものと私的なもの)
③当該期間のすべての利用にかかる納入通知書及び領収書など
④当該期間のすべての公舎台帳及び請け書
⑤知事公舎の内部の配置が判る資料(レイアウト図など)
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■そのあと、午後2時半から県庁5階の刀水(とうすい)クラブで記者会見を行いました。台風の為か、外出している記者は珍しく少なく、いつもより多くの記者が集まりました。

 そして、本日の各紙の報道をみると次のとおりです。

<朝日新聞>
知事、7月給与辞退 女性宿泊問題 公舎も退去へ
 大沢正明知事が公舎に女性を泊めた問題で、知事は7月20日、7月分の給与約118万円を辞退することを定例の記者会見で明らかにした。県には連日、抗議の電話があり、「申し訳ない」と改めて陳謝した。
 また、早ければ7月中にも公舎を退去する考えを示した。「基本的には太田市内の自宅に戻り、議会昼夜災害対策などで必要な場合は県庁近くのホテルに泊まる」と述べた。
 県によると、19日までに約450件の電話や手紙などが寄せられているという。

<上毛新聞>
女性宿泊報道 月内に公舎退去 知事、7月給与を返上
 知事公舎(前橋市大手町)に知人女性を宿泊させた問題を受け、大沢正明知事は7月20日の定例会見で、月内にも公舎を退去する意向を明らかにした。今後は太田市の自宅から登庁し、災害時などは県庁近くのホテルに宿泊するという。「申し訳なく思っており、けじめをつけて県政運営に当たりたい」として、7月の給与117万円を全額返上する考えを示した。
 大沢知事は「議会中や災害時など必要なら近くのホテルに宿泊し、できるだけ家に帰る。荷物があるわけではないので、今月中に退去する」と述べた。
 これまでも災害時などを除いて原則、自宅から通勤し、週に1回程度公舎を利用してきた。
 今後の知事公舎の存廃や有効活用については、有識者の第三者委員会を設けて早急に検討する考えをあらためて強調した。
 7月給与の返上方法は今後詰める方針だが、首長の給与返還は公職選挙法が禁止する「寄付行為」に当たる恐れがあり、実現には条例改正などが必要となる。
 けじめとして退職金返上の意思を問われると、退職金と責任問題は切り離して考える必要があるとした。
 この問題が週刊誌で報道されて以降、県には20日までに電話やメールが約500件寄せられている。大半が批判的な意見だが、一部応援する声もあるという。
――――――――――
オンブズマン群馬 知事に公開質問状
 大澤正明知事が知事公舎に知人女性を泊めた問題で、市民オンブズマン群馬(小川賢代表)は7月20日、事実関係などについて確認する10項目の公開質問状を大沢知事に提出した。
 県情報公開条例に基づき、知事公舎に関する過去5年間の県費支出状況などが分かる資料の開示を求める手続きも行った。
 質問状の回答期限は8月3日。小川代表は「知事公舎は税金で維持している。回答内容や開示資料を見て公私混同や無駄遣いがあれば、返還を求める住民訴訟も視野に入れたい」と説明した。
 このほか前橋や高崎、伊勢崎など県内各地の主婦ら60人が20日、県庁を訪れ、「(この問題に)一県民として激怒している。県の品位をおとしめ、県民の信頼を裏切った」などとし、大沢知事の辞任を求める文書を提出した。

<毎日新聞>
知事 公舎から退去へ 女性宿泊問題 7月給料は返還
 大沢正明知事は7月20日の定例会見で、知人女性を知事公舎に宿泊させていた問題を受け、今月中に公舎から退去する考えを明らかにした。また責任を取って、7月分の給料117万9000円を全額返還する方針も表明し、「けじめをつけて、しっかりと県政運営に当たっていきたい」と述べた。【奥山はるな】
 県によると、女性宿泊問題を巡っては19日までに、県に抗議電話などが295件かかっているという。この点について大沢知事は会見で「申し訳なく思っている」と改めて陳謝。公舎については第三者による諮問委員会を設置し、活用策を検討してもらう方針。
 大沢知事の自宅は太田市内にあるが、災害など非常時の宿泊先については「どうしてもという場合は(県庁)近くのホテルに宿泊する」と述べた。給料の返還については、公職選挙法で禁止する寄付行為に抵触する可能性があり、関連条例の改正案などを県議会に提出する必要がある。
 また女性宿泊問題は13日に発売された週刊新潮で報じられたが、現段階で抗議していないという。会見でこの問題に関する質問が相次ぐと、大沢知事は「もういいでしょ」と記者の質問を遮ろうとする場面もあった。
――――――――――
オンブズマンが公開質問状提出
 大沢正明知事が知人女性を知事公舎に宿泊させていた問題で、市民オンブズマン群馬(小川賢代表)は20日、知事あてに知人女性の宿泊回数など10項目について回答を求める公開質問状を提出した。回答期限は8月3日。
 まだ、この問題を巡っては同日、前橋市の主婦、安田節子さん(70)が県庁で会見し、知事あてに辞職を求める要請書を提出したことを明らかにした。安田さんによると、提出にあたっては、知人らに声をかけ約60人で県庁を訪れたという。【奥山はるな】

<読売新聞>
公舎に女性 知事給与1か月返上、月内に退去 60人辞任要求、質問状も
 大沢知事が公舎(前橋市大手町)に女性を宿泊させ、週刊誌に報道された問題で、知事は7月20日の定例記者会見で、「けじめとして7月分の給与を全額返済したい」と述べ、給与1か月分131万円の返上で責任を取る考えを表明した。公舎からも今月中に退去し、有識者らによる第三者委員会をつくって公舎の存廃を検討する。知事は、引き続き県政のかじ取りにあたる方針だが、県民有志が辞任を求める文書を県庁に提出。オンブズマンも知事あての公開質問状を出した。
 この問題を巡っては、同日夕までに、県庁に抗議や苦情の電話、メールが500件近く寄せられている。大沢知事は会見で「申し訳なく思っている。けじめをつけて、しっかり県政運営にあたりたい」と語った。
 公舎については「(自分は)使用しない。今後の有効活用を第三者委員会で検討してもらう」と説明。災害時などやむを得ない時は、ホテルに宿泊し、危機管理にあたるという。
 また、1期目は返上し、2期目は受け取る方針を示した退職金について、知事は「この問題と一緒にすることではない」と述べて、一連の問題の責任とは切り離して再検討する考えを明らかにした。
 一方、県庁には同日、知事の辞任を求める県民約60人が訪問。秘書課を通じて抗議の文書8通を知事に渡すよう訴えた。そのうち、約25人が記者会見を開き、前橋市の主婦安田節子さん(70)が「県民の信頼を裏切った罪は万死に値する」などと記した抗議文を読み上げ、愛人報道を否定した先週の知事の釈明会見を「全く信用できない」と批判した。「宛名書きなど選挙で大沢さんを応援した」という前橋市の主婦(70)は「1票を返してほしい」と語った。
 また、市民オンブズマン群馬(小川賢代表)も同日、公開質問状を提出。公舎への女性の宿泊回数を巡って、週刊誌報道と知事の説明が大きく食い違う点など、10項目について8月3日までに回答するよう求めた。

<東京新聞>社会面
給与118万円返上へ 群馬県知事 女性問題「けじめ」
 群馬県の大沢正明知事は7月20日の定例会見で、知事公舎に女性を宿泊させたと週刊誌に報道された問題について「けじめをつける」として、7月分の給与117万9千円を全額返上する考えを明らかにした。知事公舎から今月中にも退去し、今後の活用は検討委員会を設置して議論するとした。
 同県によると、知事給与は月額131万円だが、10%減額を実施している。首長が独断で返還することは、公職選挙法が禁じる「寄付行為」に当たる恐れがあり、県は「特例条例を制定する必要がある」としている。
 13日発売の週刊誌は、大沢知事が社会福祉法人に勤務する女性を公舎に宿泊させたと報道。大沢知事が宿泊の事実は認めたが女性との交際は否定した。

<産経新聞>
「一票返して!」 公舎に女性宿泊の群馬知事に県民が辞任要求
 大沢正明知事が私用で知人女性を知事公舎へ宿泊させた問題で、県民約60人が7月20日、県庁を訪れ、大沢知事に辞任を求める抗議文書を提出した。
 呼びかけ人は、前橋市内の主婦、安田節子さん(70)。安田さんらは知事に面会を求めたが、公務を理由に拒否された。文書では「県の品位をおとしめ、県民の信頼を裏切った罪は万死に値する」と強調、即時辞任を求めた。
 文書提出後に記者会見した安田さんは、大沢知事が7月分の給与を辞退する方針を示したことについて、「その場しのぎに過ぎず、不十分だ」と批判。3日投開票の知事選で大沢知事に投票した前橋市内の別の女性は「一生懸命応援したのに許せない。一票を返してほしい」と訴えた。
 その後、県民らは知事公舎前で「辞任要求」と書かれた横断幕を掲げ、抗議の姿勢を示した。
 また、市民オンブズマン群馬(前橋市)は20日、大沢知事が私用で女性を公舎に宿泊させたのは県公舎管理規則違反に当たるとして、女性の宿泊回数など10項目の公開質問状を知事側に提出。「大沢知事は県職員らに、(知事の女性問題を報じた)『週刊新潮』の買い占めを依頼したか」とも質問した。
 小川賢代表は「知事の行為は公金の不正利用に当たる。回答によっては、公舎改修費の返還請求も行う」としている。
――――――――――
7月分給与返還を表明 女性問題で群馬知事
 群馬県の大沢正明知事は7月20日の記者会見で、知事公舎に女性を宿泊させた問題を受け、7月分の給与約118万円の全額を県に返還する考えを示した。「けじめとして返還したい。道義的に申し訳ない」と述べた。
 ただ、首長の給与返還は公職選挙法が禁じる「寄付行為」に当たる恐れがあり、実施には条例改正などが必要になる。
 知事は今月中にも知事公舎を退去する意向も表明。退去後の公舎の有効利用については、第三者委員会を立ち上げて検討するとした。女性問題に質問が集中すると、「もういいでしょ」といら立つ場面もあった。
 一方、市民オンブズマン群馬は同日、女性を宿泊させた回数や、問題を報じた週刊誌を県職員に買い占めるよう指示したのかなどを問う公開質問状を知事に提出した。

 なぜか、朝日新聞は、この日の知事の定例会見について報じましたが、県民の抗議行動については全く報じませんでした。


知事公舎正門脇に架る主の表札。

■ところで、件の“髪の長い、50代の熟女”は大沢知事が経営している社会福祉法人明光会の特養老人ホーム(太田市)で幹部を努めていて、地元では有名で、皆その“熟女”の名前を知っているそうです。そして、大沢知事の寵愛を受けていることから、その公私混同の権力をかさにした存在は、逆に大沢知事の県政にも支障を及ぼしたかもしれないと懸念されています。

 また、大沢知事は、群馬県新田郡尾島町(現・太田市)の出身で、建設業(大沢建設)を営む家の4何3如の6番目に生まれ、慶応大学工学部時代にはラグビーで鳴らしたとか。しかし、せっかくの「慶応ボーイ」も、ホテル代をけちって、あろうことか公舎で逢瀬を楽しんでいたということで、とりわけ女性陣には総スカンを浴びているようです。

■市民オンブズマン群馬では、このハレンチな事件について、たしかに不道徳問題は取りざたされますが、一番の問題は公金の違法支出、という切り口で、今回の公開質問状や公文書開示請求を行い、記者会見でも、オンブズマンの活動の目的が税金の無駄遣いの撲滅であることを、記者の面々に説明しました。

 この問題については、8月3日の回答日をひとつの節目として、引き続き、さまざまな観点から問題提起をしていきたいと思っています。

【ひらく会事務局】

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