フランス映画「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」のフィリップ・ラショーが監督・主演を務めたコメディアクション。警察署長の父の反対を押し切って夢を追い続ける売れない役者セドリックは、新作映画「バッドマン」の主役に抜てきされる。それは“バッドモービル”に乗って宿敵“ピエロ”と戦う“バッドマン”の活躍を描いたヒーロー映画で、セドリックは体を鍛え上げ、武術を学んで撮影に臨む。撮影初日を無事に終えようとした頃、妹から父が倒れたという連絡が入る。慌てたセドリックは衣装のバッドスーツを着たままバッドモービルに乗って病院へと急行するが、その途中で事故に遭い記憶を失ってしまう。共演にも「シティーハンター THE MOVIE」のメンバーが顔をそろえるほか、「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」のジャン=ユーグ・アングラードも出演。(映画.comより)
<2022年7月17日 劇場鑑賞>
あぁおかしかった!おフランスの映画がこんなにおかしいなんて。アホに対する徹し方がアメリカとはまた違って、個人的にはこちらの方がハマりました。本当におかしかった。劇場では、手をたたいて笑っている人もいて、これだけ観客のウケがダイレクトにわかったのは「シリアルママ」以来かも(古)。ちなみにその方が手をたたいてウケていたのは「スパイダーマン」のパロディシーン。女性には「ゲッ」って感じだったけど。
とにかく、一から十までいちいちズッコケ。よくあれだけ盛りだくさんに入れて、なおかつ話が通るようにできたなぁって、とても感心します。若い頃あんなに好きだったジャン=ユーグ・アングラードがわからなかったのが、唯一の後悔。ネットで調べてもわからなかったけど、ずっとメイクしてたピエロかな。でも、顔でっかかったから、イメージ違うなぁ。元々線の細い人だったし。名前だけ登場する某大スターも、後ろ姿だけとは言えあれだけ堂々と映すし(心なしか本物より太っていたような。これも笑いを取るためか)、災難にも巻き込まれるし・・・。もちろん許可はとってあるんだろうね。
落ち込んでいる人、元気をもらいたい人、深く考えずに大笑いしたい人、絶対におススメです。