田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ラムダイアリー(the rum diary)

2012年07月20日 23時42分31秒 | 日記
 
 
 ジョニー・デップが敬愛してやまないジャーナリストの故ハンター・S・トンプソンの原作を自身の製作・主演で完全映画化。ジョニーの本作へかける情熱は絶大なもの。ゆえに「こんな楽しそうなジョニーは見たことない!」というくらい、最高の素顔に出会える作品となっている。


 さて、そうです、本当にその通りなんです。ジョニーは本当に楽しそうに演じていますし、彼らの世界自体がハチャメチャです。でも、それ以上でもそれ以下でもありません。話が終わった後で「で?」と思うくらい、だからってなにもないんです。

ジョニーが前にも出演した「ラスベガスをやっつけろ」とほとんど同じノリです。まぁ、本当にそういう世界だったんでしょうから、他に描きようがないのかもしれませんが、とにかく自堕落なんです。


1960年南米プエルトリコに、地元新聞に記事を書くため、ジャーナリストのジョニーがやって来ます。しかし、新聞社とは名ばかりで、みな朝から浴びるようにラム酒を飲む、飲む。出勤して来ない社員もいます。

いいなぁ~~、こんなことしててお給料もらえるのだったら、私もここで働くなぁ・・・と思ったりしました。

まぁ彼らには彼らの才能があるのでしょう。

ともかく、珍しいアメリカ人のジャーナリストだということで、地元の権力者サンダーソン(アーロン・エッカート)に目をつけられかわいがられるジョニー。しかし、彼は、アーロンの美しいガールフレンド(アンバー・ハード)に横恋慕してしまうのです。彼女の方もまんざらでもなさそう。

そして、島の開発に絡む陰謀に加担させられそうになったジョニーは・・・おや!急に正義の味方か?彼女も慕ってくれている。それ、がんばれ!

と思ったら、やっぱり?!会社が倒産?そりゃそうだよね、誰もマトモに働いてなかったもんね。

急に大金ができるわけもない。じゃ、アーロンの船でもかっぱらうか、彼女と共に・・・。

え?結局、なんだったの?え・・・っと、ラム酒を飲んで、美人に横恋慕して、悪事を暴こうとしたけどできなかった、ここは逃げろ・・・こんな話だったかな。

それが結構だらだら描かれるから、やや退屈でした。

しかし、ジョニーは実生活でも、長年のパートナーを捨ててアンバーに走ったと聞きました。あんなに愛妻家(結婚はしてないけど)に見えたのに、ある程度の年齢になったら、やっぱり若い美人に乗り換えるのね。私はそっちの方がショックでした。(映画の話に関係なくてゴメン)
コメント
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