ものすごく話題になってたから、期待してました。
もちろん、おもしろかったのですが、アメリカと日本の笑いの差を感じてしまいました。私、はっきり言ってあんまり笑えませんでした。
バチュラーパーティを否定するものではありません。私はむしろやってみたいクチなのですが、その後が笑えません。たとえば、パトカーを盗んだ罪で主人公たちは捕まってしまいます。手錠をされたまま座らされてるところへ、子供たちの社会見学。案内しているおまわりさんは「悪いことをすると、こうなります。彼らは負け犬だ」と鼻で笑って説明します。子供の一人が、携帯で彼らの写真を撮るのです。
こんなこと、許されないでしょう?もちろん、映画ですから誇張されてるのでしょうけれど、なんだか不快でした。
しかも、そのあと、彼らを使ってスタンガンの使い方の説明。子供たちの前で大の男3人をおもいっきり笑いものにするのです。なんて不快な人たちでしょう。こんなの笑えません。
しかし、それ以外はまぁおもしろかったと思います。アジア系の実力者がステレオタイプだったり、それぞれの彼女(新婦を含む)があまりかわいくない女だったりするのですが、まぁこのへんは意図的ということで(笑)。
どんなにヒドいバチュラーパーティでも、また記憶がまったくなくても、とりあえず友人のために必死になる男たちがよかったですね。ちょっと「サイドウェイ」を思い出したりして。それに、イザとなると優しいんですよ、みんな。赤ちゃんもあやすし、「放って行けない」とか言ってしっかり抱っこして行くんです。(それにしても、あの抱っこひもはどこから?笑)
ちょっと車を離れるだけでも、「ダメだよ、置いて行っちゃ」と抗議する奴がちゃんといるんですね。みんないい人です。
ところで、マイク・タイソンのおうちって、あんなにセキュリティ張り巡らしてるのに、虎を盗まれるときわからなかったのかな。ってそんなことヤボ?
でも、男の人のバチュラーパーティって楽しそう。男に生まれるんだったなぁ・・・。
あ、ヘザー・グラハムがめっちゃかわいかった!ヘザーって、ちっとも歳とらないね。なんでいつまでもあんなにかわいいのかな。憧れるなぁ・・・。