「唾液の緩衝能」は人間の体に備わった、とてもすばらしい機能です。
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ただこの機能には限界があります。ウルトラマンが3分しか地球にいられないように、ヤマトの波動砲が一回使うとしばらく使えないように、物語の魔法使いが願い事を3回しか叶えてくれないように、、、、、。
「唾液の緩衝能」の限界とは、食後に発揮されるが(食事をすると唾液がたくさん出ます)それがずっと続かないということと、回数として1日3~4回が限度、ということです。
食事の回数が(おやつやつまみ食いを含めて)5回以上になると、「唾液の緩衝能」が発揮されず、お口の中が酸性のままになってしまいます。緩衝能が弱い人は1日3回が限度です。
そいうわけで、甘いものは食事の一貫としてデザートとして食べていただきたいのです。そしてちょこちょこ甘いものを口にする(私たちは「だらだら食い」と呼んでいます。)のを控えることが虫歯予防に有効です。
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さらに、時間的に規則正しい食生活は「唾液の緩衝能」を発揮させやすくなります。
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以上が虫歯予防の観点からみた「適切な食生活」です。
小幡歯科医院