小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

サホライドで黒くなった歯を白くする

2010-09-30 06:38:00 | 小児歯科

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治療の内容

2010-09-27 06:06:00 | 歯科話

ツイッターで歯科関係をフォローしているといろいろな意見を訊くことができます。

            

中には明らかな宣伝、自己アピールがありますが、こういうのは無視です。

                  

                      

微妙な感覚なのは診療内容のツイートを読んだ時です。

   

宣伝しているわけではなく診療の話をしている人がいます。

                

いいことを言っています。

     

でも何か違和感があるのは

「すべての人に当てはまる治療法は存在しない」

からです。

                           

たとえばインプラントやセラミックを勧めている内容のツイートがあったと

しましょう。

                      

それらは良い治療方法でお勧めできるものですが、場合によってはお勧め

できないこともあります。

                     

それを万人に合うかのように勧めるのは医療ではありません。

              

その人に治療を勧めるかどうかは実際に診察しないとわかりません。

                

ですから一般論で語ることが危険な場合があります。

        

そのため、私はツイッターでは治療の話はしないようにしています。

                         

その分、このブログで思いっきり語ろうと思っています。                 

              


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抜いてインプラントに

2010-09-25 06:23:00 | インプラント

最近、「他院で抜歯と言われたけど、本当に抜かなければならないのか

診てほしい。」という方が増えました。

               

本当に増えました。

                    

その理由は想像できます。

             

ほとんどの場合、「抜いてインプラントにする。」と言われて不安になって

相談にいらしているのです。

                    

しかも「抜いた後はインプラントしかない。」とも言われているのです。

                         

これでは不安になるのは当たり前です。

                   

何の前触れもなくインプラントの話になっているのですから。

                 

本来は歯を抜いた後の治療には、ブリッジ、入れ歯、そして何もしない

という選択肢があります。

                   

インプラントしかない、という表現はそれだけで間違っています。

               

                      

こういう話(いきなり抜歯の話になること)は昔からありました。

            

以前は、「抜いてブリッジにする。」と言われていました。

                

そして、「本当にブリッジにしなくてはならないのか。」と相談にいらしていました。

                  

ただ、ブリッジ治療にはインプラント治療に比べて抵抗感が少なかった

らしく、当時はあまり悩まずにブリッジにしている方が多かったです。

                      

ですから、インプラントが一般的になることによって「治療内容をよく

検討しよう」と思う方が増えたことはいいことです。

                          

本来は抜歯をする前に

抜いた後にどういう状態になるか

それに対してどういう治療方法があるか

それぞれの治療のメリット、デメリットは何か

それぞれの治療はどれくらいもつのか

それぞれの治療費はどれくらいか

                     

を相談してから抜歯をするべきです。

                     

さらにその前に

なぜその歯を抜かなければならないのか

治療方法はないのか

無理に残すとどういう悪影響があるのか

              

を検討する必要があります。

                   

抜歯に限りませんが、治療を行う際にはきちんと説明を受け

納得してから行うことが大切です。


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白濁した歯

2010-09-21 06:14:00 | 歯ぐきが腫れる

歯が白濁したように白くなっているのは虫歯の初期の状態です。

                 

歯のカルシウムが溶け出してしまった状態です。

                

071225

上下の歯の歯ぐきのそばが濁ったように白くなっています。

                   

治療の必要はありませんが、これ以上虫歯を進行させない

ようにさせる必要があります。

                   

歯は磨いていても歯ぐきのそばまで磨いていない人が

こうなることが多いです。

                     

歯の根元までしっかり磨くようにしてもらいます。

                    

201014_2

下の歯は変わりませんが、上の歯の白かったところが目立たなくなりました。

                                         

このように白濁した部分が元の状態に戻ることがあります。

                  

これはカルシウムが溶け出してしまったところに再び

カルシウムが沈着したことを意味します。

          

この現象を再石灰化といいます。

                

                  

歯が再石灰化するためには

             

適切な歯磨き

適切な食生活

フッ素の応用

             

などが有効です。

                       

歯が再石灰化するときには歯ぐきのそばの歯磨きも上手に

なっているので歯ぐきの状態も良くなります。

              

歯の表面のツヤもでてきます。

                   

将来の虫歯になるリスクも少なくなります。

                          

                

歯が白濁している場合は歯科医院で予防処置の

相談をしましょう。

               


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レントゲンに写らない虫歯

2010-09-17 06:14:00 | 虫歯

                   

虫歯あるかどうかを確実に診断するためにはレントゲンを撮る必要があります。

           

たとえ歯が黒くなっていてもレントゲンで内部に進行していなければ、表面的な

虫歯であると判断して治療をせずに様子をみることができます。

              

ところがあまりないことですが、レントゲンに全く写っていないのに虫歯に

なっている場合があります。

http://blog.goo.ne.jp/obatadc/d/20091201

             

レントゲンに写らない理由は、虫歯の進行が早いからです。

                

遅く進行する虫歯は必ずレントゲンで発見することができます。

                  

虫歯の進行を遅らせるためにはこのブログでもずっと書いていますが

予防が大切です。

                      

虫歯の予防に気をつけていれば虫歯がレントゲンに写らないような事態には

なりません。


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べろの表面が割れた

2010-09-14 06:56:00 | 口腔外科

             

舌の表面が割れたようになっていて溝のようになっている状態を「溝状舌」

といいます。

          

「溝状舌」は病名ではなく状態を表しています。

           

舌に溝があるだけでは病気ではありません。

             

             

生まれつき舌の表面に溝があることもありますが、多くは加齢や体の病気、

そして体調によってできるものです。

                     

溝があるだけでは病気ではありませんので、治療の必要はありません。

                      

問題は溝の中に汚れが溜まりやすく、舌に炎症を起こすことがあることです。

            

炎症を起こすと痛みが出たり味覚障害が起こることもありますが、多くは

無症状です。

                 

痛みがある場合のみ、うがい薬で舌を清潔に保ったり軟膏で痛みを抑える

治療をします。


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子供のぐらぐらした乳歯は抜いても良いか

2010-09-11 06:34:00 | 小児歯科

                

子供の歯が大きくぐらぐらしていたら抜き時です。

                   

頑張って子供に抜かせましょう。

                

歯を強く引っ張れば抜けるはずです。

           

子供の指で抜けないようでしたら、親御さんが引っ張って抜いてください。

             

糸で歯を縛って引っ張るなんて方法もありますが、指や爪で引っ掛ければ

抜くことができます。

              

滑るようならガーゼやティッシュを使ってつかむという方法もあります。

                 

          

グラグラが小さい場合は抜き時ではありません。

              

大きくぐらぐらするようになるまで待ちましょう。

                         

        

そこでよく質問されるのが、「乳歯はまだ抜けそうもないけど、

永久歯が変なところに生えてきちゃった」場合です。

                  

乳歯が抜けそうもないのに永久歯が生えてくるのはよくあることです。

                 

多くの場合そのまま永久歯によって乳歯が押し出されるようになるまで

待っても問題ありません。

       

乳歯が抜けた後に永久歯が正しい場所に移動します。

                 

ただ、歯並びが悪く(不正咬合)なる素因がある子供の場合

早めに抜いた方が良いこともあります。

            

その場合は、乳歯でも麻酔をしないと抜けません。

                

歯科医院でご相談ください。

            


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銀歯を白い詰め物に

2010-09-08 06:22:00 | 審美歯科

                 

銀歯を白くしたいというご要望はよくあることです。

                     

銀歯に変わる白い材料には保険のプラスチック、自費のセラミックがあります。

                 

そしてプラスチック、セラミックにもいろいろな種類があります。

                              

どの材料を選択するかは

         

どれくらい歯が削られた状態なのか

奥歯なのか、奥歯と前歯の中間の歯なのか

咬み合わせの状態

歯並びの状態

歯ぎしりや食いしばりをしているのか

                

などの項目をチェックして決めます。

              

なお一番大切なのは銀歯よりも機能的に落ちない材料を

選択することです。

               

見た目をキレイにしても、機能的に劣る状態にしてしまっては本末転倒です。

                       

詳しくは歯科医院で相談してください。


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白濁した歯は元の歯の色に戻るか

2010-09-05 06:19:00 | 虫歯

                

歯の表面に初期の虫歯ができると白濁した色になります。

                 

歯の表面が溶けて本来の艶がなくなり濁ったような白い色になります。

                

これは治療対象ではありません。

         

進行させないように予防に努め、定期的にチェックするべきものです。

                        

           

ところで、白とはいっても白濁した色は見た目には気になります。

                        

元の艶のある白い色に戻ることはあるのでしょうか。

                       

程度問題になりますが、元に戻ることはあります。

                 

これを再石灰化といいます。

             

歯から溶け出したカルシウムが再び沈着して元に戻るのです。

                    

再石灰化の鍵は

         

適切なブラッシング

適切な食生活

フッ素の応用

        

です。

                      

白濁が気になる人は歯科医院で相談してください。


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オーバーブラッシング

2010-09-02 06:35:00 | ホワイトニング

                   

オーバーブラッシングとは「力を入れすぎた歯磨き」のことです。

                     

早く歯磨きを仕上げたいとせっかちにする人に多いです。

             

また歯をキレイにしようと一生懸命歯磨きをする人にもよくみかけます。

                       

オーバーブラッシングをしているといろいろな悪影響がでます。

                

              

歯が削れていく

毎日のことですからミクロのレベルで徐々に歯が削れてしまいます。

              

歯ぐきが傷つく

強い力で歯ぐきをこすると傷ついてしまいます。

            

歯がしみるようになる

強く磨く刺激で歯がしみるようになります。

              

歯ぐきが後退する

刺激によって歯ぐきが縮んで後退してしまいます。

               

                  

これらの症状は歯ブラシの圧力を適正にすれば改善します。

                        

歯科医院で相談してみてください。


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