小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

副腎疲労

2014-10-06 18:44:01 | 栄養

副腎で分泌されるホルモンを無駄使いすると、副腎が疲れてしまうことをお話ししました。

                

副腎が疲れてしまうと副腎ホルモンの出が悪くなることがあります。

                 

特に副腎皮質でつくられるステロイドホルモンの分泌が低下すると、体に不具合が生じます。

                   

ステロイドは炎症を抑える作用のあるホルモンです。

                    

ステロイドの分泌が少なくなってしまうということは、炎症やアレルギーに弱くなってしまうということです。

                    

口の中でいうと歯ぐきに炎症が起こりやすくなります。

               

歯ぐきが腫れたり血が出たりするようになります。

                         

これは歯磨き不足であったり歯石がついているために起こる炎症ではなく、体の内部の不具合からくるものです。

             

そのため、歯科医院で歯のクリーニングをしても改善しません。

                     

副腎ホルモンが無駄に使われてしまう可能性のある、糖質、タバコ、コーヒーなどの摂取量を見直すことが必要です。

             

特に糖質は血糖値を上げることによって歯ぐきに影響を与えるので、ダブルパンチの炎症源といえるでしょう。


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副腎ホルモンの無駄使い

2014-10-03 11:13:48 | 栄養

副腎は生きていくために必要なホルモンをつくり出す臓器です。

                   

どちらかというと「いざ!」という時に働く臓器です。

                     

実は、日頃からむやみに副腎を使ってホルモンを出してしまうと、いざという時に副腎が働かなくなってしまう恐れがあります。

                    

副腎からホルモンを出してしまう日常生活とはどのようなものなのでしょうか。

            

           

                      

副腎ホルモンを出すものは以下の通りです。

                     

精神的ストレス

タバコ

カフェイン

糖質

多量の飲酒

激しい運動

化学物質

放射性物質

        

                       

日常受ける精神的ストレスは仕方がないことですが、その後に並ぶのは嗜好品や趣味です。化学物質や放射性物質は目に見えないので、「なるべく気をつける」くらいしかできないでしょう。

                                     

これらは受け手の体の状態によって許容範囲が異なります。

               

どれくらいの量を超えると体に悪いのかは、人それぞれ違うということです。

              

             

特に、やめられない病みつきになっている嗜好品は副腎を疲れさせている可能性があります。

                 

「最近なんか体の調子がよくない」という場合は、これらの嗜好品を見直してみるのもいいでしょう。

                  

副腎ホルモンの無駄使いを避けることは、元気に生きることに必要です。

 

                      

               

小幡歯科医院

http://www.obatadc.sakura.ne.jp/


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副腎ホルモンと食べ物

2014-10-01 10:47:55 | 栄養

副腎という臓器をご存じでしょうか。

           

腎臓の上にちょこっと乗っかっている小さな臓器ですが、人が生きていくためにとても大切な役割をしているところです。

                     

具体的には副腎では様々なホルモンをつくっています。

                   

外側の副腎皮質ではステロイドホルモンを、内側の副腎髄質ではアドレナリンをつくっています。

                    

ステロイドホルモンは生体のエネルギー利用を助ける方向に作用し、血糖値の上昇、水分の保持、気分の高揚、炎症を抑える、などの作用があります。

             

アドレナリンは生き延びるためのホルモンで、動物が敵から身を守る、あるいは獲物を捕食する必要にせまられるなどといった状態に相当するストレスが生じた場合につくられます。

                

このような生きるために必要なホルモンをつくり出す副腎ですが、その材料はなんなのでしょう。

                         

ステロイドホルモンの材料はコレステロール、アドレナリンの材料はアミノ酸です。

                  

ですから、動物性の脂肪、動物性のタンパク質は生きるために必要な食べ物であるといえます。

 

              

                      

小幡歯科医院

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